サンコーの歴史をeコマースの歴史を絡めて紹介したいサンコー社員

秋葉原れきし学習シリーズ サンコーの歴史

みなさま、おはこんばんちわ
サンコーでEC事業の仕事をしているサトウです。

 

今回は私が日々汗を流して働いている「サンコー」の歴史を少しだけご紹介!
といっても自分が入社したのは3年ほど前なのでほんの一部しか知りませんが…

 

秋葉原に会社があるサンコー株式会社。

いまや毎日のようにTVや雑誌などのメディアに登場し、TwitterなどのSNSでも話題になることの多くなってきました。

 

そもそもサンコー株式会社は、面白いガジェット(雑貨)を扱うEC サイト「レアモノショップ」を2003年に立ち上げるところからスタートし今年で20周年を迎えます。(※2023年現在)

 

そんなサンコーの通販サイトですが、昔から今まで何度もモデルチェンジ(進化)をしてきました。

今回はその通販サイトの進化の歴史を中心に、eコマースの歴史も絡めてご紹介してまいります。

 

サンコーレアモノショップ 秋葉原総本店 (2009年ごろ)

 

※昔のサイトのキャプチャなので一部サイト内画像がリンク切れしている箇所があります。

 

【2003年】記念すべき通販サイトのオープン!

【2003年】記念すべき通販サイトのオープン!
【2003年】記念すべき通販サイトのオープン! ∧クリックで拡大

まずはこちら!
2003年にオープンしたサンコーレアモノショップです。

今から約20年前なのでeコマース(ネット通販)自体が黎明期を少し脱した辺りで、あまりサイトも少なかった頃だと思います。

ちなみに「楽天市場」が始まったのが1996年、「Amazon」は2000年に本を売るECサイトとして誕生。

この頃はまだPC自体の普及もそれほど多くはなく、ユーザーも操作に慣れてないので操作ミスや消費者トラブルが多かったらしいです。
スケルトンブームを引き起こしたと言われるAppleの初代iMacが発売されたのが1998年ですからね。

時代を感じます…

個人的にもこの2003年ごろはパソコンは持っていませんでした。

 

【2006年】まだまだ黎明期の雰囲気ぷんぷん…

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続いては2006年ごろです。
少し初代に比べてマイナーチェンジしてますが、まだまだサンコー黎明期の雰囲気が色濃く残っていますね。

この頃になるとネット上でも個人情報の取扱いについて議論されることが増え、ついに2005年には個人情報保護法が施行されました。

逆に言えばこれ以前は個人情報の扱いも甘かったんでしょうね…すごい時代です。

 

ちなみにiPhoneが販売を開始したのが2007年です。
このスマホの登場によって今までのPCサイト偏重の状況が一変。
※実際にはもうちょっと後になりますが…

スマホサイトにも対応させるという意識もこの辺りから徐々に始まることになります。

 

 

【2011年】この頃はほぼガジェット商品だけなんですね

【2011年】この頃はほぼガジェット商品だけなんですね
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2011年ごろのサンコーレアモノショップ。
今でこそ家電のラインナップが充実していますが、2011年の段階ではほぼガジェット商品だけのようです。

eコマース業界ではフラッシュマーケティング(共同購入で割引き)のサイトが続々オープン。
FacebookやTwitterなどのSNSも広がり始めていた時期と重なって、より一層注目されていました。

 

このSNSの躍進はeコマース業界にも大きく関わってくるようになります。

今まではほぼGoogleなどの検索対策やWEB広告のみで集客していましたが、だんだんとSNSもうまく活用して集客しないと生き残れない時代になっていきます。
同時にステマなどの問題も出始めてくる事になるのですが…

 

 

【2013年】記念すべき10周年!もう少しで20周年だなんて感慨深いです。

【2013年】記念すべき10周年!もう少しで20周年だなんて感慨深いですね。
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2013年はサンコーの記念すべき10周年!
画像でも「大創業祭」が催されているのが分かります。

2023年は20周年になるので、今回も何か大きなイベントがしたいなと考えているので楽しみに待っていてください^^

さて、この2013年。
この年は俗にいう「eコマース革命」が起きた年でもあるのですが、ご存じでしょうか?

ヤフー株式会社が運営する「Yhaoo!ショッピング」の出店料金が無料になったのです。
これは業界に衝撃を与えることになります。

もともとECサイトを運営している会社はもちろんですが、何よりも大きいのは「費用を気にしないで誰でもネットショップを始められる」ようになったのです。

 

Yahoo!はもちろんですが、ECサイトがどんどん増えてきて通販も群雄割拠の時代に突入。
今までの売り方が通用しなくなったり、「商品が良ければ売れる」という時代が終わった頃でもあります。

 

【2016年】よくみる商品モデルの顔がこの頃からチラホラ…

【2016年】よくみる商品モデルの顔がこの頃からチラホラ…
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だいぶ近づいてきました。
2016年のサイトを見ると今も商品ページ内に登場する社員モデルがチラホラ登場してきます。

サイトも色々試行錯誤して工夫しているのが見受けられます。

 

2016年のeコマース界のトピックと言えばZOZOTWONがツケ払いサービスを開始。
サービス開始当初は支払いの遅延が多発したり色んな意味でニュースになっていましたが、ZOZOのような大企業も色々と試行錯誤しながら大きくなったんだなとしみじみ感じます。

あ、あと厳密には通販ではないけどUberEATSがサービス開始したのもこの頃だそうです。

けっこう前からあったんですねー
当時は今みたいに危険運転の問題もそれほど問題視されてなかったので、あまり使用されていなかったんだろうなと予想できます。

 

 

【2018年】家電商品もかなり増えてきて規模も大きくなってきた時期

【2018年】家電商品もかなり増えてきて規模も大きくなってきた時期
【2018年】家電商品もかなり増えてきて規模も大きくなってきた時期 ∧クリックで拡大

 

見てくださいこのサイト全体に広がる帯バナー。

2018年は初代の糖質カット炊飯器が発売された年であり、サンコーが明確に家電メーカーに舵を取った時期ではないかと思います。

と言いつつ同じ年に「スマホde鼻毛カッター」がプチバズリした年でもありますが…

 

そして2018年と言えば楽天です。

そう、全世界のサッカーファンが度肝を抜かれたイニエスタのヴィッセル神戸への移籍!!!!
古くはローマ中田からインテル長友など色々ビックリニュースはありましたが、このイニエスタの日本襲来も同じぐらい衝撃でした…!

これ一見するとeコマースに関係ないじゃないかって思われそうですが、間接的に楽天市場がそれほど力を持ってるんだぞと全世界に誇示した一件でもあるんですよね。
これによって国内はもとより海外とのビジネスもやりやすくなっただろうし、楽天は今後も世界的企業に成長していくんだなと印象付けるには十分でした。

色々言われてますが三木谷さんの行動力と目の付けどころはすごいです。
(※サッカーファンからしたら純粋に嬉しいのでもっとやれ!)

 

ちなみにこの年にはタモリ倶楽部で紹介されて、サンコーにタモリさんが来ました。

タモリ倶楽部
タモリ倶楽部 2018.5.18放送回

 

【2020年】全体的にデザインが統一。家電商品がメインの通販サイトになりました。

【2020年】全体的にデザインが統一。家電商品がメインの通販サイトになりました。
【2020年】全体的にデザインが統一。家電商品がメインの通販サイトになりました。 ∧クリックで拡大

 

記憶にも新しい2020年は、ネッククーラーNeoが爆売れした年になります。
メディアにも取り上げられ、秋葉原の実店舗には毎日のように行列ができると初めての経験。

メルカリなどのフリマアプリにも大量の転売ヤーが出現するというカオスな状況も発生していました…

しかしこのネッククーラーの大ヒットのおかげで通販の売上も爆上がり。
サンコーも次のステップへ移行する事が出来ました。

 

公式通販サイトも全体的に統一したデザインにリニューアル。
より使いやすく、家電商品がメインのサイトに徐々に進化していきました。

 

2021年に発売された「ネッククーラーEvo」もさらなるヒットを生み出しました。

ネッククーラーEvo
2021年発売のネッククーラーEvoも爆発的ヒットを記録

 

 

【2022年】大幅リニューアル!時代に合わせてスマホにもレスポンシブ対応

【2022年】大幅リニューアル!
∧ クリックして今の通販サイトを見る

 

やってきました2022年。

TVなどでも度々紹介され、すっかり秋葉原の家電メーカーとして定着しつつあるサンコー
通販サイトも大幅リニューアルし、完全スマホレスポンシブサイトに生まれ変わりました。

eコマース業界は日進月歩で進化しつづけてきて、これからもどんどん進化していく事が予想されます。
ECモールやECサイトも年々規模を拡大&増加していくなかで売上を伸ばし続けるのは大変ですが、サンコーは今後も進化の手を緩めません!

【2023年】20周年記念の特別ページ

 

20周年記念ページ

20周年の歴史の特別ページを用意しました。内容の詰まったページになっているので最後まで見てくれると嬉しいです。

サンコーをご愛顧いただいているユーザー様も、今までサンコーを知らなかった方たちもこれからのサンコーを見守ってください。

 

そしてできれば見守るだけでなく何でもいいので買っていってくれたらなお嬉しいです…(小声)

余談

今回のブログに使用した過去のサイトのキャプチャーは「https://web.archive.org/」を使用しました。

知ってる方もいると思いますが、これ面白いんですよね。
URL入れたら過去にさかのぼって、当時のサイトが見れる。

 

Yhaoo!で自分が生まれた日のニュースを見たりとか色々できます。
※たまにページが表示されない事もあるので注意。

 

ということで余談でした^^