ご家庭によっては一度で済まない洗濯。
「どろどろの体操服や汚れ物は別にしたい」
こうした理由から「正直面倒くさい・・・・・・」と思いつつ、日に何度も洗濯機を稼働させている家庭は多いのではないでしょうか。
こんな人におすすめしたいのが、メインの洗濯機とは別に小型のサブ洗濯機を持つことです。
今回は、小型洗濯機の魅力と便利さを、実際に私が使っているおすすめの商品を例にみなさんにご紹介します。
実は小型洗濯機の導入はメリットが多い
「専用のサブ洗濯機なんて意味ある?」「場所を取って使わなくなるだけでは?」と思う人も多いかもしれませんね。
しかし、別洗い用の小型洗濯機は意外と便利なんです。
一例を紹介します。
体操服や下着など汚れ物を別洗いできる
下着や子供の体操服など、他の洗濯物と一緒に洗うのはちょっと抵抗を感じる衣類もありますよね。
小型洗濯機を導入していると汚れ物だけを別で洗えるので、他の洗濯物に汚れが移る心配をせずに洗濯ができます。
漂白剤用の洗濯機として使える
ペットを飼っている人や、介護の必要な家族がいるなど、家庭によっては除菌や消臭が必要な洗濯物が出るケースもあります。
こんなときに便利なのが漂白剤ですが、他の洗濯物と混ぜて洗うと色落ちの原因になることも。
小型洗濯機を漂白剤用の洗濯機にすれば、他の洗濯物への影響を気にせずガンガン洗えます。
特に、塩素系漂白剤を使いたいときに便利です。
災害用洗濯機になる
小型洗濯機のメリットは災害時にも使えること。
災害時は電気が使えないことも多く、かといって手洗いするのは大変。
さらに水を無駄遣いできないときに節水しながら洗濯ができるので、非常時の生活の強い味方になってくれます。
特に、手動タイプなら電気がなくても完全人力で洗濯できるのでおすすめです。
アウトドアやキャンプ時にもおススメです!
手動タイプは夜間の洗濯も静か
集合住宅に住んでいると、夜間の洗濯は気が引けるのではないでしょうか。
全自動洗濯機の稼働音はそれなりに大きいですし、近隣の迷惑になったらどうしよう、と不安を感じる人もいるかもしれません。
手動タイプの小型洗濯機であれば、上下左右の部屋に響くほどの音はしません。
子供の制服や仕事用の服など、明朝必要な服を前日の夜中に洗濯するのもOKです。
サンコーのドラム式手動洗濯機「ぐるぐるぶんまわ槽mini」とは?
特長 | ・完全手動で洗える小型洗濯機 ・衣類に優しいドラム式構造を採用 ・洗面台横に収まるコンパクトサイズ |
サイズ | H38.0cm×W26.5cm×D38.0cm |
洗濯容量 | 最大9L(水・洗濯物の合計) Tシャツなら4~5枚程度までOK |
お湯の使用 | 50度までのお湯の使用可 |
価格(税込) | 6,980円 |
「ぐるぐるぶんまわ槽mini」は、サンコーが開発した手動の小型ドラム式洗濯機です。
ハンドルを回すことで内部の洗濯槽が回転し、衣類を洗える構造となっています。
衣類へのダメージが少ない「ドラム式」構造
ぐるぐるぶんまわ槽miniは、衣類に優しいドラム式構造を採用した洗濯機です。
洗濯槽の回転で衣類を持ち上げて落とす「叩き洗い」ができます。
縦型の洗濯機は衣類同士をこすり洗いすることで汚れを落とすため、衣類が傷つきやすくなります。
その点、ドラム式だと衣服のダメージは最小限。
「ドラム式の全自動洗濯機は高くて手が出ないけれど、おしゃれ着の手洗いは面倒・・・・・・」という方にも、ぶんまわ槽miniはおすすめです。
省スペースに収まるコンパクトタイプ
ぐるぐるぶんまわ槽miniは、一般的な洗濯機と比較してコンパクトに設計されています。
収納しやすい四角形をしており、幅26.5cmと小さいため、場所を取りません。
▼自宅の脱衣所に収納したところ。洗面台の隣の空きスペースに収まる大きさ。
使用時は洗濯槽を回転させるためのペダルを本体の横に設置するのですが、簡単に着脱できるようになっています。
写真のようにペダルを取り外してすき間に収納できるため、使わないときも邪魔になりません。
ぐるぐるぶんまわ槽miniを使って洗濯物を洗ってみた
我が家でも、実際にぐるぐるぶんまわ槽miniを使って洗濯物を洗ってみました。
▼自宅のぶんまわ槽mini。今回は、給水・排水のしやすさを考えてお風呂場で使ってみたいと思います。
お風呂場以外だと、キッチンのシンクや洗面台での使用もおすすめです。
設置場所や周辺の安全を確保してご使用ください。
洗濯槽の中はこんな感じです。
▼洗濯槽の蓋。
ブタの鼻みたいでちょっと可愛いですね。
ブタの鼻の穴に指を入れて回すと蓋が外れるようになっていて、そこから洗濯物を入れられます。
今回は、私と夫の下着1日分とタオル1枚、Tシャツ1枚を洗ってみます。
▼本日別洗いする洗濯もの。
定量の洗濯洗剤を入れます。
▼お風呂場ならシャワーで楽に給水できる。
今回はシャワーで給水していますが、お風呂の残り湯があればそちらも使えます。
残り湯の運搬も必要ないので、やはりお風呂場で洗濯できると便利ですね。
洗濯槽の蓋を閉めて・・・・・・。
ひたすらぐるぐるぶん回します。
ちょっと疲れてきたのでここからは足で。
回す時間は厳密には決まっていないのですが、汚れの強さや生地の種類に合わせて3分から5分くらいが目安です。
筆者は時間を計るのも面倒だったので、5分尺の音楽をスマホで聴きながら終わるまで回していました。
洗い終わったらホースを下ろして排水します。
▼お風呂洗濯ならではのズボラ排水。
排水が終わったらホースを戻し、1回~2回水だけですすぎ洗いしたら完了です。
▼洗い上がった洗濯物。
なお、残念ながら脱水機能はついていません。
洗い終わった洗濯物は別途水を切る必要があります。
筆者は撮影の際に全自動洗濯機を動かしていたので、脱水のタイミングでそちらと混ぜてしまいました。
全自動洗濯機の稼働と合わせて洗うと、脱水で楽できるのでおすすめです。
ぶんまわ槽miniを使って気付いた注意点
ぶんまわ槽miniは非常に便利でしたが、使ってみていくつか注意点もありましたので紹介します。
ホースバンドのゆるみに注意
ぶんまわ槽miniの排水ホースは、写真のようにホースバンドで固定されています。
ホースバンドの黄色いつまみが少々回しにくくなっているため、ゆるいまま接続されていないか使用前に確認すると安心です。
さらにこのホースバンドは、本体から見て手前方向に引っ張る力には強いのですが、ホースを一方向に持ち上げるような動きにはやや弱くなっています。
使用時に外れないよう注意してください。
少量の洗濯では加減して回す
洗濯物の量が少ない場合、洗濯槽を回すスピードを加減してみてください。
ぶんまわ槽miniは、洗濯槽の回転で持ち上げる→落とすというしくみで叩き洗いをしています。
そのため勢いよく回すと、洗濯物が遠心力に振られて洗濯槽と一緒にぐるぐる周り、うまく落ちてきません。
つい楽しくなってぶんぶん回したくなるのですが、少量の場合はゆっくりとした速度で始め、様子をみながら動かしてみましょう。
脱水機能はない
先ほど少し触れましたが、ぐるぐるぶんまわ槽miniに脱水機能はありません。
ホースを下ろしながら回せば多少水分を落とすことはできますが、全自動洗濯機のようにしっかりと脱水はできないため別途水切りの必要があります。
災害時でなければ、脱水だけ全自動洗濯機に任せるのもアリですね。
ちなみに、少し大型の脱水機能付きタイプもあります。
ドラム式全手動洗濯機「ぐるぐるぶんまわ槽」¥9,280
公式サイトで商品の詳細を見る >
別洗い・ちょい洗いが頻発する家庭には特におすすめ!
ぐるぐるぶんまわ槽miniは、別洗いやちょい洗いがよくある家庭にはおすすめです。
特に、子供が汚した服や介護用の服など、汚れ物を遠慮無く洗えるのは大きなメリット。
塩素系の衣類用漂白剤が使えるので、消毒が必要な衣類の洗濯も楽にできます。
気になった方は、通販ページに詳細情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
ドラム式手動洗濯機「ぐるぐるぶんまわ槽mini」¥6,980
公式サイトで商品の詳細を見る >