でも1人暮らしだと「いらない」って声もよく聞くから悩み中。高価な物だから、一人暮らしでもドラム式がちゃんと役に立つのか知りたい!!
こんなお悩みにお答えする記事です。
・洗濯の手間を劇的に減らす3つの時短テクニック
この記事を書いている私も大の洗濯嫌いで、洗濯の手間を減らすためにドラム式洗濯機を購入した経験があります。
結果、私が出した答えは「1人暮らしにドラム式はおすすめしない」です。
この記事でその理由を詳しく説明しますね。
また、私のように「洗濯が大キライ」な方のために洗濯を劇的に楽にする方法も紹介します。
この記事を読めば、格安アイテムで洗濯のイライラを激減させられますので、ぜひ参考にしてください。
20代の独身会社員時代、洗濯がイヤすぎてドラム式洗濯機を約30万円で購入。
当時は仕事が忙しすぎたため、いかに家事を早く終わらせて、寝る時間を確保するかを考えまくっていました。
【悲報】一人暮らしの部屋に置けるサイズのドラム式に価値はない
1人暮らしにドラム式をおすすめしない最大の理由は、そのサイズにあります。
詳しく説明すると、次のとおり。
・1人暮らし用の小さいドラム式では乾燥でシワだらけになる
・家庭用の大きいドラム式は、アパートに入らない
1人暮らし用の小さいドラム式ではシワだらけに
小さい洗濯機の容量は小さいため、洗濯物が広がらずに乾燥されます。
すると当然のごとくシワだらけに。
洗濯の手間を減らすためにドラム式にしたのに、シワ取りでアイロンがけが必要になったら意味がありません。
洗濯物の量とシワの関係は、こちらのサイトで詳しく紹介されています。
乾燥容量別シワの比較!パナソニック『ドラム式洗濯機』利用レビュー
※上記のサイトでは家庭用の大きなドラム式での実験ですが、小さいドラム式ではシワは更に顕著になります。
大きいドラム式はアパートに入らない
と思いますよね。僕もそうでした。
しかし1人暮らしのアパートで家庭用の大きなドラム式洗濯機を入れられる物件はごく少数です。
なぜなら、一般的な1人暮らし用のアパートは、容量6~7kgの縦置き式洗濯機を置くように設計されているからです。
もともと同容量でもドラム式のほうが縦置き式よりも大きいのに、さらに容量の大きい10〜12kgサイズのドラム式を置こうとしているのですから、無理がありますよね。
どのくらいサイズが違うか、Panasonicの製品で比較してみましょう。
ドラム式:洗濯容量12kg,乾燥容量6kg
縦置き式:洗濯容量7kg
ドラム式洗濯機の場合
画像引用:Panasonic
縦置き式洗濯機の場合
画像引用:Panasonic
いかがでしょうか。いかに家庭用のドラム式が大きいかおわかりいただけると思います。
特に注目したいのが奥行きです。
ドラム式は手前方向にドアを開けるため、そのスペースも確保しなければなりません。
奥行きに必要な寸法は
・ドラム式:1215mm
・縦置き式:672mm
となり、ドラム式は縦置き式の2倍近い奥行きが必要です。
【さらに】1人暮らしでドラム式がいらない3つの理由
1人暮らしにドラム式をおすすめしない最大の理由は「シワとサイズ」ですが、さらに下記の3つもマイナスポイントです。
②洗濯の手間は縦置き式とあまり変わらない
③急な洗濯物は小型乾燥機で十分
理由①騒音・熱の問題【1Kではキツイ】
ドラム式洗濯機の騒音や熱は、一般家庭で使う分には問題ありません。
なぜなら、洗濯機は浴室に置かれ、リビングや寝室から離れているからです。
しかし1人暮らしの1Kの間取りではどうでしょうか?
洗濯機の駆動音や、乾燥機の排熱がダイレクトに居住スペースに響くためかなりストレスです。
ドラム式の乾燥はかなりゆっくりで、だいたい3時間くらいかかります。
3時間モーターやファンは回り続け、乾燥のために熱も持つので大変です。
よく「寝てる間に乾燥まで完了!」と言うようにドラム式がアピールされますが、1人暮らしでそれを言える人は少ないでしょう。
洗濯の手間は縦置き式とあまり変わらない
ドラム式を2年間使った結果、洗濯の手間はドラム式も縦置き式もそう大差ないことがわかりました。
と思いますよね。
ドラム式購入前の僕もそうでした。
しかし、ここに落とし穴があります。
実は乾燥が終わった洗濯物はそのまま放置すると、シワができてしまうのです。
シワを作らないためには、乾燥後に畳んだり、ハンガーラックにかける必要があります。
つまり、ドラム式でも「綺麗にたたむ」か「ハンガーに掛ける」という作業から逃れられないのです。
どうせハンガーにかけるのなら、縦置き式洗濯機でもドラム式でも、手間はそれほど変わりませんよね。
干す前にかけるか、乾いてからかけるかの違いだけ。。。。
急な洗濯物は小型乾燥機で十分
という方もいるでしょう。
しかしそういった不安は小型乾燥機が1つあれば一気に解決します。1人暮らしなら、1着分の乾燥ができれば困りませんから。
わざわざ高いお金を出してドラム式にする必要はありません。
サンコーの「アイロンいら~ず3」のようなハンガー式の乾燥機ならカラーボックスに収納できるほどコンバクトですし、シワができる心配もありません。
値段は1万円以下で、ドラム式の20分の1以下です。
普通の縦置き式洗濯機と合わせても、ドラム式の3分の1の費用に収まるでしょう。
浮いたお金で3~4回は旅行に行けますね。
縦置き洗濯機の時短テクニック
洗濯の手間を減らしたかったのに。。。
という方に、洗濯の手間を激減させる時短テクニック3選を紹介します。
引っ張れば取れるピンチハンガーを使う
脱水はしすぎない
時短テク①ハンガーにかけたまま収納する
乾いた洗濯物は、干した姿そのままで収納してしまいましょう。
画像のような「ハンガーラック」を用意しておけば、物干し竿からハンガーにかけたまま移動させるだけでOKです。
画像引用:Amazon
洗濯物をたたむ作業がそっくりなくなるので、かなりの時短になりますよ。
ハンガーラックはAmazonで3000円位で買えるので、コスパはかなり高いです。
またこの方法だと、タンスから服を出すときに他の服をぐちゃぐちゃにしてしまうこともなくなるのでメリットだらけです。
時短テク②引っ張れば取れるピンチハンガーを使う
小物類を干す「ピンチハンガー」は『引っ張れば取れる』洗濯バサミを使ったものを使いましょう。
下の画像のように、洗濯バサミの挟む部分がローラーになっていて引っ張れば軽く取れるようになっている製品です。
これを使えば、洗濯物の取り込みが一瞬で完了します。ちまちま洗濯ばさみを外す必要はありません。
画像引用:https://tabetainjya.com/archives/zakki/post_248/
こういった商品は故障・破損が心配ですが、『引っぱリンガー』という商品はなんと15年の保証付き。
5千円で洗濯が一生楽になる神アイテムです。
僕ももちろん使ってまして、購入から約5年以上経過してますが、1箇所も破損していません。
さずが15年保証です。
時短テク③脱水はしすぎない
脱水後のシワシワでカチカチに固まった洗濯物、見るとイライラしますよね。
服の袖が絡まって取れないし、洗濯物もシワだらけで、伸ばすのが大変です。
実はこれ、脱水の時間を少なくすることで大きく改善できます。
洗濯機のコース設定で、脱水時間を短く調整してみて下さい。
特に夏場は干せばガンガン乾くので、思い切って脱水時間を削減すると、洗濯物を干す手間がかなり削減できますよ。
まとめ:1人暮らしにドラム式はもったいない
本記事では、1人暮らしにドラム式がいらない4つの理由と、洗濯の手間を削減する3つの方法を紹介しました。
- <1人暮らしにドラム式がいらない4つ理由>
①小さいドラム式ではシワがひどいが、大きいドラム式はアパートに入らない
②1Kの間取りではドラム式の騒音・熱がかなりのストレス
③洗濯の手間はドラム式も縦置き式もさほどかわらない
④急な洗濯物は小型乾燥機で十分 - <時短テクニック3手法>
①ハンガーにかけたまま収納する
②引っ張れば取れるピンチハンガーを使う
②脱水はしすぎない
もしどうしてもドラム式洗濯機がほしい人は、大きいドラム式が置ける物件を選んでください。
という方は割り切って縦置き式にして、この記事で紹介したアイテムで、らくらく洗濯ライフを実現させてください!
<この記事で紹介した洗濯アイテム>
・急な洗濯物でも大丈夫!
シワにならないハンガー型乾燥機:アイロンいら〜ず3
・洗濯物のたたむ手間にサヨナラ!
服をかけて収納するハンガーラック
・取り込み1秒!
引っ張れば取れるピンチハンガー:引っぱリンガー