釣り人のなかには、自転車での釣行や仕事帰りに近所の海や河川に出かけるアクティブな人も多いですよね。
ただ、こんなときに困るのが釣りの荷物です。
椅子やロッドスタンド、タモなども持ってフル装備で行くとなると、どうしても大荷物になってしまいます。
こんなときにおすすめなのが、サンコーの「どこでも座れるリュック」です。
今回は「釣りに行くリュックとしてどうなの?」という想定で、リュックの機能を検証していきます。
- どんなときに役立つの?
- 容量はどのくらいなの?
- 使い心地は良いの?
こんなポイントを紹介します。
ちょい釣りにおすすめの「どこでも座れるリュック」
「どこでも座れるリュック」は、リュックに小型の椅子が収納されており、一瞬で椅子を取り出せる商品です。
どこでも座れるリュックが活躍できるのは、自転車釣行や仕事帰りなどの「ちょい釣り」。
休日に時間をとって釣りに行く場合などは、しっかりと装備を用意すれば良いのですが、思い立ったときに気軽に行きたいときはちょっと面倒くさいですよね。
こんなとき、あらかじめ荷物をまとめたリュック一つで出かけられれば非常に便利です。
どこでも座れるリュックのおすすめポイントを紹介していきます。
シュパッと1秒!どこでも座れるリュック
公式サイトで商品の詳細を見る >
ビジネスバッグとしても違和感のない見た目
どこでも座れるリュックのカラーは黒一色。
そのまま職場に持って行っても違和感のない見た目です。
▼よくあるビジネスバックっぽいデザイン
▼横から見たところ
「職場にはスマホと財布を持っていければ良い」という人なら、空いたスペースに釣りグッズを満載して堂々と職場に持ち込むことも可能です。
フフフフフ……。
座りながら釣りができる椅子つき
このリュックの最大の特徴が、椅子とリュックが一体化しているところです。
リュックの背面にカバーがついていて、カバーを開くと椅子が飛び出す仕組みです。
背面のカバーはそのままクッションとして使用できるので、パイプ椅子によくあるお尻の痛みも心配いりません。
▼椅子を設置したところ。
パイプ椅子にはゴムベルトがついており、このゴムの力によって一瞬で組み立てができます。
▼普段はこんな感じにたたんで収納されています。
しまうときは、背面カバーに出ているベルトを引っ張れば、たたむのも一瞬です。
なお、背面カバーとパイプ椅子の収納部には強力なマグネットがついており、椅子の収納中はカバーが勝手に開いて飛び出さないようしっかり固定されています。
▼収納部にはマグネットがついている。
使いたいタイミングだけ椅子が出せるようになっているので安心です。
釣りで荷物をコンパクトにしたい場合、椅子は真っ先に削られがちですが、このリュックなら椅子が内蔵されているため、荷物が増えず邪魔になりません。
魚が食いつくのを待つ間に、椅子に座ってのんびりコーヒーを飲む、なんて贅沢もできますよ。
リュックの隙間に竿を差し込めばロッドスタンド代わりに
この椅子のもう一つのおすすめポイントが、椅子とリュックの間にロッドを差し込むことでロッドスタンドの代わりができることです。
こんな感じに使えます。
▼ロッドスタンドとしての使用例
パイプ椅子は、両側がボタン式のベルトで固定されているので、間に差し込むと風にあおられて倒れるリスクを抑えられます。
▼上から見たところ
▼竿を設置
こんな感じに、竿の先端がパイプ椅子の脚にかかるように設置すれば、意外と倒れづらいんです。
専用のロッドスタンドとは違い安定性は荷物の重量に依存するので、あくまで簡易的な代用品ですが、手が疲れたときやちょっと竿を置きたいときには重宝しますよ。
「防波堤あるある」の荷物の吹き飛び防止に
海釣りで注意しなければいけないのが風です。
重量のある大型のボックスに荷物をすべて詰める場合はよいのですが、リュック一つの釣行では最悪の場合荷物が飛ばされて海に落ちてしまう可能性も・・・・・・。
どこでも座れるリュックは、本体とパイプ椅子がつながっているため、人が座った状態で風に飛ばされる危険はまずありません。
※人が飛ばされるほどの強風の場合は危険なので海に近づかないでください。
パイプ椅子とリュックはこんな感じにベルトでつながっていて、ベルトはボタンで留まっています。
▼本体と椅子の結合部
ボタンを外せばパイプ椅子をリュックから独立させることができますが、ボタンはかなり固く、ガッチリはまっているので外すのも結構力がいりました。
自然にボタンが取れてしまう心配はなさそうです。
リュックとしての使い心地をチェック
ここまで読んで「椅子がついていて便利なのは分かったけれど、リュック本体の使い心地はどうなの?」という方もいるかもしれません。
そこで、実際に釣りに持って行く道具がきちんと入るのか、リュックとしての実用面を検証していきます。
釣りに最低限必要な荷物が入るサイズ感
どこでも座れるリュックの、仕様上の容量は「18L」です。
とはいえ、数字ではいまひとつピンとこないかと思いますので、実際に釣り道具や外出に必要な荷物を詰めてみました。
▼荷物を詰めてみたところ
▼内容物
仕事帰りなどに使用することも考えて、今回入れたものは次のとおりです。
ファスナーつき袋
フィッシュグリップ
仕掛け用小物入れ
スピニングリール
ランチボックス
タオル
軍手
水筒
ノートPC&モバイルバッテリー
スマホ
財布
椅子を収納しているためリュック内部の奥行きはあまりありませんが、高さがあり縦方向の収納力が高いので意外とものが入ります。
釣り用バッグとして使うなら「竿は入るのか」という点が気になりますが、残念ながらこのリュックの高さは52cmです。
そのため、一般的なサイズの竿ははみ出してしまいます。
仕舞寸法45cm程度までのコンパクトロッドなら、収納した状態でファスナーを閉められそうですが、このあたりはロッドケースに入れるかどうかでも違ってきそうです。
この点は検証したわけではないため、商品がお手元に届いてからご確認ください。
ポケットが多いので収納も◎
どこでも座れるリュックは、ポケットが多く小分けで収納が可能です。
▼リュックの内部。
大きなポケットだけでも、内側と外側で合計3つ用意されているので、荷物の小分けにぴったり。
「使用済みの仕掛けや汚れ物はほかの荷物と分けておきたい」といった場合にも重宝します。
鍵や財布、スマホなどを入れられる小型のポケットも充実しているので、汚れがちなほかの荷物と分けてしまうことができます。
内部の背中側のポケットはノートPCを入れられるようになっていますが、パソコンを入れない場合は首かけタイプのライフジャケットや防寒着などを入れることもできそうです。
釣行帰りの荷物は何かとごちゃつきやすいのですが、この点収納の多いリュックだと非常に便利ですね。
椅子はアルミでできているので背負っても軽い
椅子がついているため、重量が気になる方もいるかもしれません。
どこでも座れるリュックの重量は、椅子と本体を足して1.3kg程度で、そのうち椅子の重さは475gです。
実際に背負ってみましたが、一般的なリュックとそれほど重さは変わらない印象でした。
カバーがクッションになっていて背中がゴツゴツしないこともあり、言われなければ椅子が入っていることには気づかないかもしれません。
釣り以外にもこんなタイミングで使える
どこでも座れるリュックは、釣り専用としてもかなり使えますが、例えばこんなシーンでも活躍できます。
行列待機中のひと休みに
人気の飲食店や限定グッズの購入など、お店に並ばなければならないこともありますよね。
こんなとき、ずっと立ちっぱなしは辛いもの。
どこでも座れるリュックなら、疲れてきたタイミングでさっと椅子を出して座ることができます。
列が前進したときも、ベルトを引くことで素早く椅子をしまえるため周囲の迷惑になる心配もありません。
子連れでのお出かけに
外出中に子供が疲れてしまったときも、内蔵している椅子が役に立ちます。
近くにベンチが見つからない場合でも、すぐに子供を座らせることができるため、ぐずる子供を叱る必要もありません。
家族での釣りにもおすすめです。
ハイキングなどアウトドアにも
ハイキングなどのアウトドアシーンでは、休憩したくなったときにすぐに座れるとは限りません。
そんなときも、どこでも座れるリュックがあれば、登山道の端でひと休みできます。
キャンプや登山などでも同様に活躍できますよ。
ちょい釣りにぴったりの「ちょうどいい」リュック
軽装で思い立ったときに釣りに行きたい場合に、どこでも座れるリュックは最適です。
リュック一つで椅子やロッドスタンドの役割ができ、必要最低限の釣り道具が収納できます。
「仕事帰りに気軽に釣りに行きたい」
「荷物を小さくまとめて自転車で釣りに行きたい」
シュパッと1秒!どこでも座れるリュック
公式サイトで商品の詳細を見る >