かくいう私も、写真撮影のために地元の山を登るハイカーであります。
低山ハイクの「低山」という部分だけを切り取ると「装備もそんなにいらない気軽な登山だな」と思うかもしれません。
しかし、低山の登山といっても登山です。危険と隣り合わせなことに変わりありません。
「じゃあどんな持ち物を持っていけばいいの?」
という方のために、この記事では低山登山の魅力と注意点、低山登山を楽しむための持ち物を紹介しています。
低山ハイクの魅力を紹介!日帰りで楽しめる低山の魅力とは
低山ハイクには、以下のような魅力があります。
- 本格的な登山に比べて気軽にトライできる
- 近場の山なら登山口までの移動時間が少ない
- 山の澄んだ空気を手軽に楽しめる
基本の装備は必要なものの、標高3,000m級の山に挑戦するような本格的な登山と違って、初心者でもトライしやすいのが低山ハイク。
低山ハイクとしておすすめされている山から、近場の山までさまざまな山をトライできるので、週末の趣味にもおすすめできます。
山の澄んだ空気に加え、鳥のさえずりや木が風で揺れる音など、自然のBGMを手軽に楽しめる登山が低山ハイクの魅力ですね。
筆者も低山登山で、下の写真のような風景を撮影して楽しんでいます。
低山登山の注意点
低山ハイクの魅力は手軽に楽しめることですが、低山ハイクといえども、登山が持つ危険性は変わりません。
- 登山道がわかりにくい、あるいは無い
- 登山計画書は提出しておこう
- 登山の基本の持ち物は必要
登山道がわかりにくい、あるいは無い
登山道が整備されていない近場の山を登るときは、登山道がわかりにくい、あるいは無かったりします。
草木が生い茂る道をかき分けて歩いたり、崖が崩れているかもしれません。
そういった山は、登山用の地図も無いことが多く、登るのが大変です。
引き返す勇気も大切です。
いざというときのために、コンパスやスマホといった自分の位置がわかるものを持っていきましょう。
登山計画書は提出しておこう
登山をするにあたって、登山計画書という書類を書いて山域を管理している警察に提出しておきましょう。
登山計画書とは、誰がいつどこの山にどのようなルートで登山を行うかを記入する書類です。
登山計画書を、警察に提出しておけば、万が一の事故や遭難などの際に救助活動がしやすくなります。
低山登山といえど、基本の持ち物は揃える
低山登山だからと言って、持ち物を整えずに登山に向かうのはNGです。
登山には、遭難やケガの危険、急な腹痛にトイレが無いなど危険がいっぱいです。
靴やウェアといった装備から、エイドキットなど怪我に対応するための装備まで、登山に必要な基本の装備は一通り揃えておきましょう。
低山ハイクをきっかけに本格的な登山に挑戦するなら、なおさら揃えておきたいですね。
低山登山、基本の持ち物リスト
多すぎても邪魔だし少なすぎても不安だし…
こんな悩みをお持ちの方のために、低山登山に持っていくべき基本の持ち物を表にまとめました。
レインウェア | 素材などは季節に合わせること。山の天気は変わりやすいので耐水性の高いものがおすすめ |
登山靴 | ミドルカットの登山靴、スニーカーや運動靴はおすすめしません。ゴアテックスが◎ |
リュック | 20ℓから30ℓ程度で防水仕様だとGood |
登山に適した服 | タイツ シャツなどのインナー、 ズボン 帽子 靴下など 着替えもリュックに入れておく |
ヘッドランプ | いざというときのために点滅できるものが良い |
食料・水 | 山頂で調理するものや簡易的なもの、歩きながら食べるものあると便利 水は飲み水と傷の洗浄用の水もあると良い |
体調不良、怪我などへの備え | エイドキット 常備薬 簡易トイレ 健康保険証 テッシュ |
地図 コンパス | マイナーな山を登るときに持っておきたい装備 |
トレッキングポール | あるとかなり楽、無いと欲しくなる |
防寒着 | いざというときや、思ったより寒いときに必要 |
エマージェンシーシート | 山で動けなくなったときなどに必要、緊急用 |
その他 | ツェルトなど緊急時にテント代わりになるもの |
パッとみても結構、持っていくべきものがありますよね。
「多すぎてお金が…」
という方は、「レインウェア」と「登山靴」だけは、丈夫で機能性の良いもの購入しましょう。
地元の山を写真撮影のために登っている筆者も、レインウェアと登山靴を機能性の高いものに変えてから、登山がグッと楽にそしてたのしくなりました。
リュックやインナー類は、持っているものでも代用が効くし、トレッキングポールも道端の木で代用が効きます。
しかし、レインウェアと登山靴は代用が効きません。
特に登山靴は、スニーカーや運動靴を使っていると帰りの道で「ひ、膝が痛い、カニ歩きしかできない」ということになってしまいます。
筆者は、運動靴で登山をして膝を痛めてしまい、カニ歩きで下山しました。
すれ違う登山家さんに、「そんなペラッペラな靴で登るからそうなる」と何度言われたことか、、、
レインウェアについては言わずもがな、耐水性のないナイロンのジャージなんか着てると雨に打たれて急激に体温が低下し、低体温症を起こす可能性があります。
湿気が服や靴の内側に溜まらないだけでも、ずいぶん快適に登山を楽しめます。
ツェルトやエマージェンシーシートなどは、緊急時に重宝するのでリュックの奥底に眠らせておいて損はないです。
「備えあれば憂いなし」ですが、大きな怪我や遭難などの事故あわないように、人気の多い山を選んだり天候が悪くなったら無理せず引き返す、登山計画をしっかり建てるなど安全な登山を楽しみましょう。
低山登山を楽しむサンコーグッズ7選
荷物が増えて大変かもしれませんが、手軽に楽しめる低山登山だから持っていけるものもあるはず。
今回は、ワンランク上の低山ハイクを楽しめる持ち物を紹介していきます。
「ちょっと休憩したいな」という特に便利な早変わり系リュック!
登山をしていて、「ちょっと休憩したいな」と思ったときに便利なのが、どこでも座れるリュック。
登山の休憩は、ちょっとした岩に座り込むなど、ゆったり腰掛ける場所があまり無いことも…
筆者も、登山中に休憩したくて草むらに座って休憩した経験があります。
どこでも座れるリュックなら、スペースさえあればイスに座れてしっかり休憩ができます。
しゃがんだ姿勢やゴツゴツした岩でお尻を痛めるなども心配が入りません。
18Lの容量があるので、低山ハイクくらいの荷物なら対応可能です。
低山登山用のリュックを探している方はぜひ、「座れるリュック」を購入してみてくださいね。
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寒い季節のインナーとしてマストバイ!
登山時のインナーダウンとしておすすめなのが、洗えるヒーターベスト。
山に登って夜空を撮影したいときなど、体を冷えから守るのにとても重宝します。
山の冷え込みは、ときに命に関わることもあります。
洗えるヒータベストは、寒暖差の激しい登山に持っておいて損はない持ち物でしょう。
ちなみに電源は、モバイルバッテリー式になっていますよ。
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体温調整に便利な半永久カイロ
「ヒーターベストやインナーダウンより、もっと手軽にお腹や腰回りを温めたい」という方におすすめなのがカイロバンド。
好きな位置に繰り返し貼り付けられるので、暑いときは体から外してカバンにしまっておけます。
体温調整のできるグッズは登山のときに重宝しますよ。
電源がモバイルバッテリーになっているところも、おすすめポイントです。
低山登山用のライト&ファン
ハンズフリーで涼しく手元を照らす「ファン付きナイトフィッシングライト」
低山登山用のライトを探している方は、ファン付きナイトフィッシングライトがおすすめです。
角度を変えられるネックライトで、照らしたい場所を照らしてくれるのでとても便利。
光量については53lmと、控えめですので本格的な早朝や夜中の登山には向きません。
軽い低山登山用と思ってください。
「ファン付き」とある通り、顔に送風してくれるファンが搭載されているので夏山の軽い低山登山などにおすすめです。
日差しの強い日には持っていきたいファン付きバイザー
夏山の低山登山で容赦無く、首すじに降り注ぐ日差し。
そんな日差しから首すじを守り、さらにファンで送風して冷やしてくれるのがファンバイザーです。
サンバイザーのような形をしており、飛び出した部分が首筋を日差しから守ってくれます。
夏山の低山ハイクでは、太陽の日差しで体力を奪われがちです。
熱中症など命に関わるリスクを減らすためにも、体を冷やすグッズは用意しておいて損はないですよ。
メディアでも多数紹介!夏山登山でも強い味方
メディアに多数掲載された、サンコーの超人気商品のネッククーラーSlim。
小洒落た見た目と確かな実力で、夏山登山でも首の血管を通して体を冷やしてくれます。
ファンなどの送風で冷やすのではなく、冷却プレートを冷やして首に当てる仕組みだから、ヒヤッとした心地よさが冷たさが続きます。
しかも、電源を入れてから2秒で冷たくなる優れもの。
激しい運動でも、バッテリーが外れないロック機能を搭載しているので、夏山登山でも確かな実力を発揮してくれることでしょう。
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登山VLOGするならコレがおすすめ
低山登山の様子をVLOGっぽく撮影したいならHighチーズがおすすめです。
腰にHighチーズを巻き付けて、スマホをセットすれば準備完了!
誰でも簡単に登山VLOGが撮影できます。
最大120cmも伸びるアームは、上からの俯瞰映像で登山中の自分を撮影でき、まるで他の人に撮影されたような映像で登山記録を残せますよ。
サンコーグッズで低山登山を満喫しよう!
低山登山は、気軽な登山だと思って気をぬいていると痛い目に遭います。
しかし、きちんと装備を整えれば、山の澄んだ空気と自然のBGMで心も体も癒されること間違いなしですよ。
基本の持ち物とサンコーグッズを持って、低山登山を楽しんでみてください!