一人暮らしの人が部屋干しをするときに、困るのが洗濯物を干す場所です。
ファミリー世帯なら相応に家も広いため、寝室で乾かせる場合やランドリールームがあることもあります。
しかし、一人暮らしの場合はワンルームの人も少なくないため、干し場所で困るケースも多いのではないでしょうか。
この記事では、一人暮らしの人の部屋干しにおすすめの場所と注意したいポイントを紹介します。
一人暮らしの部屋干しではどこに干すべき?
一人暮らしの部屋では、洗濯ものを干せるスペースは限られています。おすすめなのは「お風呂場」「エアコンのある部屋」「窓際」の3つの場所です。
お風呂場
意外にも、お風呂場は洗濯物を干すのに最適なスペースの一つ。
換気扇が設置されていることがほとんどで、湿気がこもりにくいためです。
脱衣所に洗濯機置き場があることも多く、洗濯の際の移動も楽にできます。
注意点は、お風呂場を清潔に保つことです。
お風呂のカビなどが洗濯物に付着しないよう注意してください。
浴室乾燥機がある場合は、そちらも併用するとより効果的です。
エアコンのある室内
夏と冬はエアコンを稼働させていることも多いため、同じ部屋で洗濯物を干すのもおすすめです。
部屋の適度な加湿にもなりますし、部屋の空気が動くので湿気が溜まりにくくなります。
梅雨の時期などは、エアコンを除湿で運転させればより効率的に洗濯物を乾かすことができます。
ワンルームや1Kに住んでいてスペースがない場合、壁に取り付けられるタイプの物干しを利用すると、省スペースを有効活用できますよ。
窓を開けられるときは日の差す窓際に
日当たりの良い窓際で洗濯物を乾かすのもおすすめです。
乾燥中はカーテンを開けて、窓を網戸にして風が入るようにするとより効率的です。
ただし、ひなたで洗濯物を乾かすことを繰り返すと、衣類の日焼けや退色の原因となります。
お気に入りの服がある場合は、直射日光が当たらないようにするか、下着やタオルなど色あせが気にならないものだけを干すようにしましょう。
また、窓を閉めているときは結露などで湿気がたまりやすくなるため、この場合は部屋の中央で干した方が乾きやすくなります。
カーテンレールに干すのはダメ?
カーテンレールに洗濯物を引っかけて干せれば、それが一番簡単にも思えます。
しかし、カーテンレールは洗濯物を干すことを想定して作られていないため、レールの歪みや落下の原因になることも。
一人暮らしでは賃貸住宅に住んでいる人も多く、カーテンレールを破損させてしまうと退去時の費用が高額になる可能性もあります。
どうしてもカーテンレールに干さなければならない場合は、カーテンレールの耐荷重の範囲内で、フェイスタオルやワイシャツなど軽量の洗濯物を少量だけ干すようにしましょう。
この場合も、常用するのは避けるのが無難です。
部屋干しの生乾き臭はどう予防する?
洗濯物の部屋干しでは生乾き臭も気になるもの。
一人暮らしの場合、部屋の数が少ないため、生活空間全体に臭いが広がってしまうことも・・・・・・。
なるべく生乾き臭を出さないために効果的な対策を紹介します。
扇風機やサーキュレーターで風通しを確保
生乾き臭は、洗濯物が湿っている状態が長くなればなるほど、発生しやすくなります。
自宅に扇風機やサーキュレーターがある場合、風を流して洗濯物の乾燥を促すことができるため、臭いが発生しにくくなります。
また、洗濯物は洗い上がったまま放置せずに、なるべく早く干す事が大切です。
除菌効果のある洗濯洗剤を使う
生乾き臭の原因は、洗濯物に発生するモラクセラ菌という菌の排泄物です。
そのため、除菌効果のある洗濯洗剤を使うのも効果があります。
また、洗濯に利用できる酸素系漂白剤や重曹も、生乾き臭の発生を抑える効果があります。
この場合、衣類の洗濯表示を調べ、使っても大丈夫か確認したうえで使用してください。
干すときに間隔を広めに取る
洗濯物を干すときは、衣類どうしの間隔を広めに確保するように心がけてください。
間隔が狭いと湿気が洗濯物の間に溜まりやすく乾きにくいため、菌の発生に繋がります。
たとえば、ハンガーでシャツを干すケースであれば、最低5センチほどの間隔を空けておくと、スペースが狭い場合と比べて臭いが発生しにくくなります。
一人暮らしの部屋干しにおすすめの「もっと干し太郎」
一人暮らしの部屋干しでは、十分なスペースを確保できないことも多いもの。

「お風呂の物干しでは全部干せない」
こうした悩みも耳にします。
部屋干し難民の一人暮らしにおすすめなのが、サンコーの拡張物干し竿「もっと干し太郎」です。
ロープつきの物干し竿
洗濯物が倍干せる拡張物干し竿「もっと干し太郎」 ¥3,680
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もっと干し太郎は、一言で説明するとロープのついたバータイプの物干し竿。
ロープだけ、バーだけの物干し竿はよくありますが、両方の良いとこ取りをした商品は珍しいですよね。
▼つまみを動かすとフックのついたロープを引き出せる。
竿部分は伸縮式で、120センチから最大220センチまで伸ばすことができます。
▼スライド部分を軽く引っ張ると伸ばすことができる。
上下に拡張して洗濯物を干せる
もっと干し太郎にはフックがついているため、物干し竿に引っかけて上下に拡張する形で使うことができます。
洗濯物を溜めてしまったときも、干せるスペースが広くなるため非常に便利。
また、フックがかかるところならどこにでも設置できるため、通常の物干し竿以上に干せるところが多いです。
布団など大きな洗濯物にも
もっと干し太郎は、最大で220センチまで伸ばすことができるため、シーツなど大判の選択ものにも利用できます。
冬は寝具の数が多くなるため、天気が良くても一度にすべては干せないことも多いですよね。
こんなとき「毛布は竿に干して、敷き布団は壁にかける」といった使い方もできます。
▼毛布を室内干ししているところ。セミダブルの毛布も余裕を持って干せる。
布団を干すとなると耐荷重が気になるところですが、もっと干し太郎は40kgまでの洗濯 物に対応できます。
設置場所の強度には気をつけなければいけませんが、竿自体の荷重は申し分ありません。
重い敷き布団も含め、ほとんどの寝具を干すことができます。
ロープつきなので色々なところに干せる
実際にもっと干し太郎を使っていてメリットを感じたのが、ロープとフックで吊るという性質上、色々なところに設置できること。
我が家では室内干し用の物干しを使用していますが、タオルやシャツを干すスペースが足りなくなることも。
こんなときは、写真のように吊って干し場所を拡張。
小物用ピンチハンガーや、タオルを干すときに重宝しています。
お風呂でも活躍しています。
実は、中の人の自宅風呂は幅が狭い狭小風呂です。
もっと干し太郎は最低幅が120センチで、お風呂の幅より竿の方が長くなっています。
普通の物干し竿であれば使用は不可能です。
ただし、この商品はロープとフックで吊り下げて設置ができるので、お風呂場の洗濯スペースに画像の形で取り付けています。
▼斜めに設置できるので狭いお風呂場でも使用OK。
▼実際に洗濯物を干しているところ。
狭いスペースを有効活用できるので重宝しています。
ワンルーム住まいで、洗濯物の専用スペースがない人であれば、クローゼットの扉にかけて使うことも検討できます。
▼クローゼットの扉にかけたところ。竿が突っ張るので扉が勝手に閉まる心配もない。
なお、この使い方をするときはクローゼットに湿気が溜まる可能性がありますので、窓を空けるか、扇風機などを併用するようにしましょう。
洗濯物干し場のDIYにもおすすめ
もっと干し太郎は、フックで引っかければどこでも気軽に設置できます。
大げさな竿受けが必要ないため、DIYでの物干し場作りにも最適です。
▼フックをかけられるところならどこでも設置できる。
たとえば、天井と床に突っ張って固定するタイプの棚を設置し、フックをかける金具をとりつければ、それだけで立派な物干し場になります。
使わないときは簡単に取り外せるため、部屋を圧迫することもありません。
普通の物干し竿として単体使用もOK
ここまで室内干しでの使い方を紹介しましたが、もちろん普通の物干し竿としても使えます。
ベランダの竿受けにフックを引っかければ簡単に設置できます。
▼ロープが伸びるので竿の長さが足りない場合も設置できる。
室内干し・外干しのどちらでも活用できるため、室内干し専用の物干しを用意したくない、という場合にもおすすめです。
まとめ
自宅があまり広くない一人暮らしでは、お風呂場など限られたスペースを有効活用することが大切。
もっと干し太郎は、お風呂場の物干しスペースはもちろん、さまざまなところに設置できるので非常に便利です。
幅が伸縮して対応スペースも調整できるため、活躍の場は多いかと思います。
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