靴から足を抜いとたん、モワーンと立ち上ってくるイヤ~な臭い。
誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
一日履いていた靴は汗や湿気をため込みやすく、そのまま放置しておくと臭いが取れなくなることも・・・・・・。
毎日履く靴を清潔に保つためにも、臭いはしっかりと対策しておきたいですね。
そこでこの記事では、靴についた臭いの取り方と効果的な予防法を紹介します。
こんな方はぜひ参考にしてください。
一度ついた靴の臭いを取る方法
臭いは付けないのが理想ですが、仕事や学校で忙しいと、まめに手入れをするのも難しいもの。
気付いたら臭いが染みついてしまっていた、という人のために靴の臭いを消臭する方法を紹介します。
靴を洗う
効果が高い方法の一つが、靴を丸洗いしてしまうことです。
布製のスニーカーや学校の上履きなどは、洗濯用の中性洗剤で丸洗いできます。
子供が上履きを汚すなど、靴を洗う頻度が多い方は靴用の洗濯機もおすすめです。
子どもが大きくなってきたことにより、突如発生する「上履き洗い」という家事。しかもそれは毎週末やってくる。いや、毎週毎週洗わなくても良いのでは?って思うんだけど、想像以上に毎週ちゃんと汚してくるからバレるよね。そうなる[…]
革靴の場合は丸洗いできない場合もありますので注意してください。
洗える場合は、専用の洗剤を使うとダメージを抑えられます。
重曹を入れる
粉タイプの重曹を靴に入れておくことで、消臭効果が期待できます。
お茶の用のパックや排水口の不敷布ネットなどを活用してください。
臭いの強さなどにもよりますが、入れてから一晩で効果が出ることもあります。
そのほか、重曹を溶かした重曹水をスプレーすることも、靴の消臭に効果的です。
10円玉を入れる
10円玉から発生する銅イオンは殺菌効果があり、靴の消臭に役立ちます。
靴の臭いが溜まりやすいつま先部分を重点的に、4枚~5枚ほど入れておきましょう。
効果的に消臭したいのであれば、帰宅時にお財布の10円玉を入れておき、翌日履く前に回収すると、効率よく菌の発生を抑えられます。
インソールを交換する
同じ靴を何日も連続で履いており、インソールに汗が染みこんでいる場合などは、インソール自体が臭いの発生源になっていることもあります。
こんなときは、インソールを丸ごと交換してしまうのも効果的です。
市販の汎用インソールと入れ替えても良いですし、靴のメーカーが交換用インソールを販売していることもあります。
いい機会なので、足に合ったものに換えてみても良いかもしれませんね。
靴に臭いがつかないよう予防するには?
臭いがついたあとに対策しても良いのですが、一番良いのはやはり臭いが染みつかないよう予防すること。
簡単に実践できる予防法を3つ紹介します。
同じ靴を2日以上連続で履かない
お気に入りの靴はついヘビーユーズしがちですが、同じ靴を連続で履くと、湿気が溜まり雑菌の温床になりやすいです。
可能であれば、履いた靴は1日休ませ、その間は他の靴で出かけましょう。
2~3足でお気に入りのグループを作ってローテーションすれば、気分も変わり靴の寿命も延びるため一石二鳥ですよ。
靴の中をアルコール消毒する
帰宅した後に靴をアルコール消毒すると、雑菌の繁殖を抑えて臭いを予防できます。
市販の靴用消臭スプレーでもOKです。
外から帰ってきたら、脱いだ靴にシュっとひと吹きするよう習慣づけておくと良いですね。
乾燥機で菌の繁殖しにくいサイクルを作る
臭いの原因である雑菌は乾燥に弱く、湿度の低い状態では繁殖できません。
雑菌の増えにくい環境を作るために有効なのが、靴用の乾燥機です。
帰宅してすぐに乾燥機を使えば、菌が増殖する時間を与えずに乾燥できます。
雨や雪で靴が濡れたときにも利用できるので、子供のいる家庭や、外回りの仕事がメインの人には特におすすめです。
サンコーから爆誕!靴用の乾燥機「ムレ取れ荘」とは
サンコーでも靴用の乾燥機を販売しています。
その名も「乾燥できる靴のアパートメント ムレ取れ荘」です。
実はこの商品、これまでの靴乾燥機の常識を覆す風雲児とも呼べるアイテムなんです。
手間無く乾燥できる「靴箱兼乾燥機」
乾燥機を使った靴の乾燥というと「正直面倒くさそう」と思う方も多いのではないでしょうか。
乾燥機を出す→靴をセットする→取り出す→靴と乾燥機をしまう
までの作業がセットなので、面倒に感じるのも無理はありません。
反面、ムレ取れ荘は設置タイプのドーム型乾燥機なので、玄関やリビングに定位置を用意すれば、靴を入れてスイッチを押すだけでOK。
あとは次に履くタイミングまで放って置いても問題ありません。
靴の少ない人なら、これ自体を靴の収納ボックスとして使うこともできます。
最大6足まで乾燥できる大容量型
ムレ取れ荘は、よくある差し込みタイプとは違い、立体的に広いスペースを確保したドーム型の靴乾燥機です。
小型の靴であれば最大6足まで一度に乾燥できます。
▼テレビのリモコンと比較したサイズ感。コンパクトながら容量は大きめ。
大人用のスニーカーでも4足程度までなら十分対応可能です。
内部のラックは高さを調整できるため、ブーツなど縦に長い靴も使用できます。
▼ショートブーツを入れてみたところ。余裕を持ってセットできる。
▼金網は取り外せるので縦長の靴もOK
温風の循環による乾燥で靴に優しい
乾燥機を使う場合、靴のダメージが心配ですよね。
特に差し込みタイプは高温の熱風を内部に直接流し込むため、縮みやひび割れなどの原因になることも。
ムレ取れ荘は、ドーム内に40度から60度の温風を循環させることで、マイルドに靴の蒸れを除去できます。
ムレ取れ荘の実力は?実際に靴を乾燥させてみる
読者の皆さんにおすすめするのですから、その良さを自分でも体験してみなければなりません。
実際に、私物のスニーカーを使ってその実力をレビューします。
濡れたスニーカーを用意
乾燥力を試すべく、まずは濡れたスニーカーを用意しました。
▼数年ぶりに洗われたCONVERSEのスニーカー
洗ったあと洗濯機で脱水してありますが、全体的にじめっとしています。
では、この靴をムレ取れ荘に入れて乾燥させてみましょう。
45分乾燥後
靴のしめり具合をチェックしてみます。
▼中までチェック。
外側はおおむね乾いていますが、内部はまだじっとりしていますね。
ただ、洗う前は完全に「濡れている」という具合だったのが「湿っている」くらいに軽減されていますので、時間の割にはかなりの乾燥効果といえそうです。
一日歩いたあと脱いだスニーカーを乾燥させるくらいであれば、45分でも十分かと思います。
もう一足追加してさらに40分
完全に乾燥するまでの時間と、素材による乾燥具合の差を見たいので、靴を追加してさらに40分乾燥させます。
▼一緒に洗われていたadidasのスニーカー。メッシュ素材でできている。
上段にconverse、下段にadidasを入れて、行ってらっしゃい。
40分後のスニーカーたちがこちら。
converseの方は、おおむね乾いていますがつま先にほんのり湿り気を感じます。
とはいえ、この程度ならあとは自然乾燥で問題なさそうです。
一方のadidasは、40分しか経過していないにもかかわらず、ほぼ乾燥が完了しています。
靴の乾燥にかかる時間は素材によってかなり差がありそますね。
洗浄後の乾燥にも臭い防止にも幅広く使える
今回、実際にムレ取れ荘を使って靴を乾かしましたが、洗浄後の乾燥にも、臭い防止にも幅広く使えることが分かりました。
40分・45分・50分・70分の4つのモードがあるため、用途に応じて時間を切り替えられます。
▼シンプルなボタン操作で切り替えが可能。
「乾燥のできる靴箱」としても活用できるため、玄関に設置しておけば靴の乾燥も楽々です。
面倒くさがりの方にはとくにおすすめできます。
【注意】革靴への使用には注意が必要
一点注意が必要なのが、革靴への使用です。
革は乾燥や熱に弱いため、使用可能かどうかは各ブランドやメーカーの公式情報を参照してください。
使用できる場合でも、使用後は保湿クリームを使ってメンテナンスするようにしましょう。
靴の臭いは予防が大切 ヘビーユーザーは乾燥機も検討しよう
靴の臭いは、第一に予防が大切です。
臭いが発生してから消臭するのも良いですが、しみついて取れなくなると後の手入れが大変。
靴を毎日のようにヘビーユーズする方であれば、手軽に使えるタイプの乾燥機もおすすめです。
ムレ取れ荘もぜひお試しください。
乾燥できる靴のアパートメント「ムレ取れ荘」
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