うっかり付いたシミ汚れに。食べ物汚れは「トルン」の超音波洗浄で簡単に落とそう

うっかり付けてしまった食べ物のしみや汚れ。
こすったり漬け置きしたりと、手間をかけても綺麗に落ちなかったことはありませんか。

そんなとき、サンコーの超音波シミ取りクリーナー「トルン」がとても便利です。
電動タイプでコンパクトだから、汚れた部分に当てるだけで簡単に落とせますよ。

この記事では実際に使いながら、食べ物汚れがどれくらい落ちるかをレビューしていきます。
使い方や効果などを、ぜひチェックしてみてください。

 

超音波シミ取りクリーナー「トルン」3つの特徴

サンコーの「トルン」は、ハンディサイズの電動シミ取り器。
洗濯機で普通に洗ってもなかなか落ちないシミや汚れが、家でも手軽に落とせます。

1 . 超音波洗浄で衣類を傷めずシミ取りができる

トルン」の洗浄方法は、超音波を発生させて衣類にあてると、水だけでもシミや汚れが落ちる仕組み。
1秒間に2.5万回振動することで、小さな泡が汚れた部分にぶつかって、弾き飛ばします。

ゴシゴシとこする必要はないため、衣類が傷む心配はありません。
幅広で角度が違う2枚のブレードが、効率よく広い範囲のシミ汚れを浮かして洗浄してくれますよ。

2. 水に浸して汚れに「トルン」を当てるだけ

使い方はとても簡単。
汚れた部分を水に浸して、上から当てるだけ。

ゆっくりなぞって汚れが落ちたら、きれいな水ですすげばOKです。
防水仕様のため、水をかけ流しながら使うこともできますよ。

水を用意すればよく、何度も繰り返し使えるのもうれしいポイント。

3. 軽量・薄型で目立たない

左手にトルンをのせる様子

トルンは、USB充電して使用します。
1時間充電で15分稼動し、最大2.5時間充電で30分稼動OK。

電動タイプながら、コンパクトな設計です。
大きさは12×5×7cmと、手のひらにのるサイズでとても軽量。

重量は約227gほどしかないので持ちやすく手で洗うよりも疲れにくいですよ。
家で使うのはもちろん、持ち運びがしやすいところもGOOD。

「トルン」を食べ物汚れに使ってみた

トルンとケーブル、取扱説明書、箱

まずトルンを使用する前に、衣類の組成表示や取り扱い表示を確かめましょう。

洗える衣類・洗えない衣類

使用できる衣類は水洗いできるものになります。
よくわからない場合や不具合が出るかもしれない場合は、衣類の目立たない部分であらかじめ試してみてください

一方で使用できない衣類は、以下のとおりです。

  ・色落ちしやすいもの
  ・皮革製品、皮革装飾をほどこしたもの
  ・装飾を施した部分
  ・和服、和装小物など
  ・防水性のシートや衣類
  ・スーツやジャケットなど型崩れしやすいもの
  ・エンボス加工・シワ加工といった表面の凹凸が消えやすいもの
  ・コーティング加工、樹脂加工されているもの
  ・水に浸けると収縮や表面変化を起こす恐れがある素材

洗える衣類かどうか確認したら、さっそく超音波洗浄の実力を試してみましょう。

準備

トルンを充電する様子

箱から取り出すと、本体・USB TypeCケーブル・取扱説明書が入っています。

使用する前にトルンを充電しましょう。
付属のUSB TypeCケーブルを本体のUSB TypeCポートに差し込みます。

反対側のケーブルをUSB-ACアダプターに接続すると充電スタート。
充電中はUSB TypeCポート下が赤色に点灯し、充電しおわる(約2.5時間)と電源ランプは消灯します。

USB TypeCケーブルを本体から外し、準備OKです。

なお充電しながら使用することはできません。
充電後はUSBポートの防水キャップをしっかりと閉めてくださいね。

容器に水をはって汚れが付いた衣類を浸します。
汚れた部分に洗剤をなじませておくと、落ちやすくなります。

使い方

キャップをはずし、トルンのボタンを押す様子

まずキャップを外します。
本体の上部にあるボタンを約2秒押すと電源がON。
ウィーンと音が鳴り、ブレードが稼動しはじめます。

服に付いたケチャップのシミに、トルンを当てる様子

電源が入ったトルンを手に持ち、衣類に付いた汚れに対して、水平にブレードを前後にスライドさせます。
さらにいくつかの方向からスライドさせ、汚れに当ててみましょう。

汚れが落ちにくい場合は、さらにこのあと洗剤につけたままにしておくとよいですよ。
汚れが落ちたらボタンを約1秒ほど押して電源を止めます。

いろいろな汚れを超音波が弾き飛ばす!

今回は、しょうゆ・コーヒー・ケチャップ・カレー・赤ワインの汚れを、トルンで試してみました。

(1)しょうゆの汚れ

しょうゆ汚れのBeforeとトルンを当てたAfter

しょうゆ汚れにトルンを当てると、みるみるうちに黒い汚れがなくなりました。

洗剤を併用したり長時間当てたりしなくてもサッとなぞると、汚れがどこにあったか分からなくなるほどきれいに。

(2)コーヒーの汚れ

コーヒー汚れのBeforeとトルンを当てたAfter

コーヒー汚れにトルンを当てると、しょうゆ汚れと同様に水だけでも大体の汚れが取れました
ただ水から出すと、うっすらとしみに。

洗剤を付けるとサッと当てるだけできれいになりました。

(3) ケチャップの汚れ

ケチャップ汚れのBeforeとトルンを当てたAfter

ケチャップ汚れに使ってみると色はすぐ抜けましたが水だけではしみが残りました。
洗剤を付けてトルンを当てると、すっかりきれいに。

繊維の中まで入ってしまっている時は裏側から当てるのもよさそうです。

(4)カレーの汚れ

カレー汚れのBeforeとトルンを当てたAfter

カレー汚れも水だけではカレーの黄色がうっすら残りました。
洗剤を付けてから当てると、汚れがほぼわからなくなった印象。

ただ今回試した中では一番汚れがしつこかったため、2分ほどいろいろな方向からかけました。

(5)赤ワインの汚れ

カレー汚れのBeforeとトルンを当てたAfter

赤ワインの汚れにトルンを当てると、水だけでは赤い色素は取れたものの渋のようなものが布に残りました。

洗剤を付けてトルンを当てると、その部分がきれいに分解されて取れた様子
汚れがどこかわからなくなりました。
※いずれも衣類は綿100%のTシャツを使用。汚れの落ち方は衣類や汚れの状態(固着した時間)、使用する洗剤の種類によっても変わります

お手入れ方法

トルンのブレードを、白い布で拭く様子

使い終わったら、ブレードを拭いて汚れや洗剤を落とします。
使わないときはキャップをして、水平な場所に置いて保管しましょう。

お手入れ方法については、分解や丸洗いはできません
ブレード部分はスポンジに台所用洗剤を含ませて洗い、水で流したら乾いた布で水気を拭き取ります。

本体は乾いた布で拭けばOK。
汚れが目立つ場合は、薄めた台所用洗剤を布に浸して拭き取り、再度乾いた布で拭けばよいでしょう。

「トルン」を使ってよかったこと

テーブルの上に置いたトルンと衣類

トルンは軽量なうえに手のカーブに沿った形になっていて非常に持ちやすい。
しかもコードレスなので持ちやすくて、とても使いやすかったです。
入り組んだ布の繊維に入ってしまう汚れも、ブレード部分をいろいろな角度から当てることができました。

水のみで当てるだけでも汚れの大部分が取れ、しょうゆの汚れは洗剤なしできれいに。
ほかの汚れは、洗剤を併用すればすっきりと落とせました。

今まで衣服の食べ物汚れはこすったり濃い洗剤で漬け置きしたりすると、衣類が傷んだり色落ちすることがありましたが、トルンを使えば大丈夫。
力がいらないから疲れにくいのも嬉しいポイントです。

食べ物汚れのような小さな範囲に付いた濃い汚れを落とすのに、とても向いていると感じました!

食べ物汚れは怖くない!「トルン」で簡単にシミ取りしよう

トルン」はコンパクトサイズの家庭用電動シミ取り器。
2枚のワイドな超音波ブレードを押し当てるだけで、簡単にシミが落とせます。

水だけでもかなり汚れは落ちますが、洗剤と併用することで食べ物汚れがすっきりきれいに。
こすらなくてよいので力はいらず、衣類が傷まないのがよいところです。

うっかり飛ばしてしまった食べ物汚れを落とすのにもってこい。
一家に1台「トルン」があれば、お気に入りの衣類を汚しても、さっと落とせて便利ですよ。

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