外出時に必須のメイクですが、お気に入りの服や小物を汚してしまうことも少なくありません。
シャツの襟にファンデーションが・・・・
こんなときに、気付いたタイミングでさっとシミ抜きができれば便利ですよね。
衣服のシミ抜きのためにサンコーが開発したのが、電動シミ抜き機「トルン」です。
今回は実際にトルンを使い、メイク汚れにどの程度効果があるか検証していきます。
メイク汚れやシミ汚れにお困りの方はぜひ見ていってください。
電動シミ抜き機「トルン」とは
この可愛らしい名前の商品は、サンコーが開発した超音波型の電動シミ抜き機です。
先端に設置されている二枚のブレードが超音波を発生させ、汚れを除去します。
衣類のダメージを最小限に抑えつつ、高い洗浄力を発揮することに成功しました。
特長 | ・超音波で衣類に優しく洗浄 ・汚れを弾き飛ばし効率的にシミ抜き ・小回りが利くコンパクトサイズ |
サイズ | W13.5cm×D5.0cm×H7.0cm |
価格(税込) | 7,980円 |
超音波で衣類を傷めずやさしくシミ抜き
トルンでの洗浄の仕組みは、超音波による水中の泡の破裂。
泡の弾ける衝撃で汚れを弾き飛ばします。
繊維をこすり洗いする必要がないため、衣類へのダメージを抑えられ、かつ効果的にシミ抜きができます。
毛玉の発生しやすい衣類を優しく洗うときなどに特におすすめです。
袖口や襟の汚れにピンポイントでアタック
トルンのブレード(大)は、約一円玉二枚分と小型なため、小回りが利きます。
大きなシミにも有効ですが、袖口や襟など洗いにくい部分にもピンポイントに使えます。
ボタンの際やヒダの中など、手洗いでは落としにくい部分のシミ抜きにも便利です。
場所を取らないコンパクトサイズ
トルンは、女性の手のひらにのるほどのコンパクトサイズです。
収納時も場所を取らないため、洗面所やランドリールームでの保管もしやすくなっています。
邪魔にならず必要なときだけさっと取り出せるのも嬉しいポイントです。
トルンVSメイク汚れ 洗浄効果はどのくらい?
トルンの効果を実証するにあたり、2種類の衣類を用意しました。
一つは綿と合成繊の混紡素材で作られたシャツ、もう一つは合成繊維のマスクです。
【シャツの混紡割合】
綿:67%
アクリル:19%
レーヨン:14%
【マスクの混紡割合】
ナイロン:92%
スパンデックス:8%
以上の二つのアイテムを
・BBクリーム
・コンシーラー
・口紅
以上の4種のメイク汚れで検証していきます。
素材によって汚れの落ちやすさは異なりますので、服の混紡割合にも注意しながらチェックしてみてください。
トルンの基本の使い方
トルンの基本的な使い方は以下のとおりです。
- 汚れに洗濯用洗剤をつける
- そのまま水につけるか水を流す
- トルンのスイッチを入れて優しく撫でるように動かす
- 汚れが落ちたら優しくすすぐ
衣服の内側にまでシミがついている場合は、洗剤を多めにつけて軽く揉み込むと汚れが落ちやすくなります。
検証①ファンデーション(パウダー)
まずはパウダータイプのファンデーションで検証を行います。
各種のメイク汚れは、一度手に付けてから検証用の服に付着させることで、通常使用による汚れを再現しています。
▼布地についたファンデーション。
▼衣類用洗剤を染みこませる。
この状態で水につけ、トルンを30秒ほど使用します。
【シャツ】(綿:67% アクリル:19% レーヨン:14%)
Before
After
【マスク】(ナイロン:92% スパンデックス:8%)
Before
After
パウダーファンデーションは比較的汚れが落ちるのが早く、いずれも30秒を待たず洗浄が完了しました。
汚れの残りもほぼなく、すっきりと落ちています。
検証②BBクリーム
化粧下地として使う人も多いBBクリーム。
マスクへの色移りやうっかり袖やえりについてしまうこともありますが、汚れの落ちやすさはどうでしょうか。
【シャツ】(綿:67% アクリル:19% レーヨン:14%)
Before
After
【マスク】(ナイロン:92% スパンデックス:8%)
Before
After
シャツの方はきれいに落ちましたが、マスクは濃く付いた部分にうっすらと汚れが残る結果となりました。
完璧を求める場合は物足りなさを感じるかもしれませんが、個人的にはそれほど気にならない程度かと思います。
検証③コンシーラー(スティックタイプ)
次に、スティックタイプのコンシーラーを試してみます。
こちらも一度指につけ、布地にポンポンと付着させて検証します。
【シャツ】(綿:67% アクリル:19% レーヨン:14%)
Before
After
【マスク】(ナイロン:92% スパンデックス:8%)
Before
After
マスクにはほんのわずかに点々と汚れが残っていますが、目をこらさなければ分からない程度です。
目算ですが、95%程度は落ちているとみて良いでしょう。
シャツの方は、どこに汚れが付着していたか分からないほどきれいに落ちています。
検証④口紅
マスク汚れの代表格である口紅でも検証していきます。
今回は、使用している人の多いスティックタイプをチョイス。
こちらも指に付けたあとに布につけて汚れ落ちを確認します。
【シャツ】(綿:67% アクリル:19% レーヨン:14%)
Before
After
【マスク】(ナイロン:92% スパンデックス:8%)
Before
After
どちらもうっすら汚れが残ってしまいました。
BBクリームなどもそうですが、スティックタイプやリキッドタイプなど「布に染みこみやすい」「固めのペースト状」といった性質のものはやや苦手なようです。
とはいえ、こちらも大部分は落ちているため、シミ抜き方法としては十分実用的といえそうです。
結論:メイク汚れの対策として効果は高い
今回検証した4種類の化粧品の汚れに対して、トルンはおおむね高い効果を示しました。
一部濃く付いたものや落ちにくいものは汚れの残りもありましたが、一般的なメイク移り程度なら問題なく対応できそうです。
トルンで落とせない汚れは?
トルンは、化粧品のほかに調味料や皮脂汚れなど、さまざまなシミに対応しています。
しかし、そんなトルンにも苦手な汚れやあまり落とせない汚れもある点に注意してください。
詳しく解説します。
同じ汚れでも布地の種類によっては落ちにくい
洗濯による汚れの落ちにくさは、布地の種類によって違います。
例えば、ポリエステルなど合成繊維は比較的汚れが落ちやすいのですが、コットン100%の布地は汚れを吸いやすくシミが残る可能性が高くなります。
全く同じ成分の汚れでも着る服によって落としやすさが違うため、外食の際に汚れの落ちやすい服で出かけると衣類が長持ちしやすいでしょう。
時間が経った汚れは落ちにくいことも
トルンに限らず洗濯機や手洗いにもいえることですが、付着してから時間が経過した汚れは落ちにくくなります。
とくに、一度乾燥して固着してしまったものはあまり効果を感じられないかもしれません。
お気に入りの衣服はなるべく早くお手入れすることが大切です。
繊維自体が染まる汚れは洗剤と併用がおすすめ
繊維自体を染めてしまうタイプの汚れもやや苦手としています。
例えば、ケチャップや赤ワインのシミなどが代表的です。
こうした汚れは、シミ抜き専用の洗剤や、洗浄力の高い洗剤と併用して洗うことをおすすめします。
なお、漂白剤や蛍光増白剤を含むものを使用するときは、洗濯タグを事前に確認してください。
墨汁や顔料の汚れは苦手
墨汁や顔料といった、染めるために作られている製品の汚れはトルンでは落としにくくなっています。
繊維そのものに汚れが染み込んでしまうため、トルンの強みである「弾き飛ばす」洗浄方法が効果を発揮しにくいためです。
こうしたシミについては、ウタマロ石けんなど洗浄力の強い洗濯用石けんや、漂白剤を使用して手洗いするのがおすすめです。
トルンはメイクの汚れ落とし・シミ抜きに活躍!
トルンは調味料や皮脂汚れのほか、化粧品の汚れ落としにも強いシミ抜き機です。
メイク中にうっかり付着してしまった服の汚れや、マスクについた汚れも落としてくれます。
服のお手入れをしっかりしたい人であれば、メリットを感じることは多いのではないでしょうか。
トルンはサンコーの公式通販サイトで好評販売中です。
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ワイドW超音波ブレードでシミ洗浄「トルン」¥7,980
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