アレルギーの人や子供のいる家庭で気になるのが、ダニやハウスダストです。
掃除機を使って対策してもよいのですが「カーペットをうまく吸えない」「小物の掃除がしにくい」など、不満を感じることも多いですよね。
筆者がおすすめするのは、カーペットなど布製品用の掃除機を別で用意することです。
その中でもサンコーで取り扱っているカーペット専用のハンディ掃除機はホコリの取りやすさに定評があります。
今回は、サンコーの「電動カーペットクリーナー」の実力を、実際に使ってレビューしていきます。
普段の掃除では不十分かも、と心配な方にはヒントになりますので、ぜひ参考にしてください。
クッション・カーペット・布製品はダニやハウスダストの温床に
カーペットやソファ、ぬいぐるみなどの布製品は、ハウスダストがたまりやすいという特徴があります。
細かいホコリを絡め取ってくれるため室内に舞い上がることを予防する効果もあるのですが、掃除しないまま放置するとアレルゲンの温床になってしまいます。
掃除機でもある程度の掃除はできますが、繊維の奥のホコリまでは取り切れないケースも多いです。
サンコーが開発した電動カーペットクリーナーは、カーペットなど布の奥のホコリを除去することに特化したハンディクリーナーです。
今回は、実際に仕事部屋のカーペットを掃除して使い心地を紹介します。
サンコーの電動カーペットクリーナーとは?
特徴 | ・布団叩きのように奥のホコリをあぶりだす「たたき機能」搭載 ・気軽に使用できる小型タイプ |
サイズ | H11.5cm×W22cm×D21.5cm |
ケーブル長 | 3メートル |
集塵容量 | 0.15L |
価格(税込) | 4,980円 |
公式通販ページ | 強力サイクロン式で見える吸引力!「電動カーペットクリーナー」 |
サンコーの電動カーペットクリーナーは、粘着シートタイプのコロコロと似た形状のハンディクリーナーです。
左側の透明な部分はダストカップになっており、取り外してゴミを捨てることができます。
▼回すと外れるダストカップ
▼フィルターはメッシュフィルターとエアフィルターの二層式。
一般的なミニ掃除機と異なるのは、たたき機能を搭載しており、繊維の奥に隠れているホコリまで吸い込めること。
叩き出したホコリは即座に吸われるため、布団叩きのようにホコリが舞う心配はありません。
では、実際に電動カーペットクリーナーを使って部屋のカーペットを掃除してみたいと思います。
仕事部屋のカーペットを実際に掃除してみた
今回掃除したのは、中の人の仕事部屋に敷いているカーペットです。
半年くらいは掃除していなかったため、掃除前は戦々恐々としていました。
まずは小手調べにカーペットの一角を掃除し、そのあと全体的に掃除機をかけていきます。
コンパクトながら吸引力は強い
使い始めて最初に感じたのが吸引力の強さです。
掃除機を動かすのに少し力がいり、油断するとカーペットが吸い付き持ち上がるほど。
これはかなり頼りになるパワーです。
▼使用中に上に持ち上げるとカーペットがついてくる。
実際にお部屋に使用するときは、手で押さえるか画像のように自分が重しになるように動かすと良さそうです。
▼脚で押さえて手前から奥に動かすとカーペットがめくれない。
細かいホコリやゴミが取れているのが目に見えて分かる
この電動カーペットは、ダストカップがちょうど視界に入る形になるため、細かいホコリやゴミが取れているのが見えます。
使用中に吸い込んだゴミがこんな感じに中で渦を巻いているのがわかります。
結構楽しいですね・・・・・・。
部屋の一角をささっと掃除してみました。
取れたゴミはこのくらいです。
少ししか使ってないのにまぁまぁの量ですね。
掃除機のパワーを喜べばよいのか、汚部屋具合を嘆くべきなのか分かりません。
たたき機能は静かでソフト
先ほど少し触れたように、電動カーペットクリーナーには「たたき機能」がついています。
普通の掃除機では吸いきれない繊維の奥のホコリも叩き出してくれます。
「たたき機能」という名前がついているので「ドガガガガ!」ぐらいの勢いで振動があるのかと思ったのですが、意外にも使用中の振動はソフト。
というか、普通に使っている限りはパッドが動作する振動は特に感じません。
たたき機能があるからといって、特段音がうるさい、手が痛くなるといったことはありませんでした。
電動カーペットクリーナーの掃除の成果は?
大体の実力が分かったところで、本格的に電動カーペットクリーナーで掃除をしてみました。
結果は以下のとおりです。
もはや取れすぎてホコリが塊になっていますね。
死ぬほど嫌ですがダストカップを開けてみたいと思います。
ぱかり。
ヒィィィィ!
メッシュフィルターにホコリが張り付いて半ば布状になっています。
さらに内側のエアフィルターを出してみると・・・・・・。
/ウワアアアアアアアアアアアアア!!!\
このエアフィルター、新品の状態だともう少し白みがかったグレーなんです。
つまり、この短時間でうっすら黒くなるほどホコリを吸い込んだということ・・・・・・。
メッシュフィルターから出しただけで、粉状のホコリが「ファサァ・・・」と舞うありさまです。
このままでは吸引力に支障が出るので、次回に備えてお掃除をしておきましょう。
ブラシが付属していますので、付着したホコリを落としていきます。
▼本体に付属しているお掃除用ブラシ。
なお、カップと各種フィルターは水洗いできますので、湿らせてからホコリを落とすか、水で流すと細かいゴミが舞い上がりません。
中の人は乾いたままブラシでガシガシこすったため、散らばったホコリをたっぷり吸い、今むせながらブログを書いています。
▼最終的に取れたホコリ。カーペット一枚分とは思えない量。
結論:カーペットの掃除はまめにやりましょう
電動カーペットクリーナー使い心地Q&A
電動カーペットクリーナーについて、よく寄せられる質問をQ&A方式でご紹介します。
Q.吸引力の調節はできる?
A. 調節機能はついておらず、スイッチのONとOFFができるだけです。
吸引力が強すぎてカーペットを持ち上げてしまうときなどは、少し前後の接地角度を調節すると使いやすくなります。
Q.ペットの毛は取れる?
A. 実際に使用した限りでは、潜り込んだペットの毛や長い髪を集めるのはやや苦手なようです。
取れないわけではありませんが、びっしりついた毛の除去などは別の道具を使った方が効率的かもしれません。
Q.音はうるさい?
A. 個人的な感想では、一般的な掃除機と同程度の音だと感じました。
あくまで参考ですが、私物のDysonのコードレスクリーナー(V7シリーズ)よりワンランク音が大きいくらいだと思います。
電動カーペットクリーナーはこんなところでも活躍
今回はカーペットに使用してみましたが、コンパクトなハンディタイプなのでほかにも多くの場所で活用できます。
使用例を紹介します。
外出先や車のシートの掃除
小型で持ち運びが簡単なので、屋外にとめている車や社用車にも使えます。
電源さえ確保できるのであればどこでも活躍できるのは嬉しいですね。
車のほか、オフィスの大掃除などに持って行っても便利です。
ぬいぐるみなど小物の布製品の掃除に
クッションやぬいぐるみも意外とホコリの温床になりやすいですが、普通の掃除機ではなかなか掃除しにくいですよね。
電動カーペットクリーナーならコンパクトサイズで小回りも利くため、小さなものにも使いやすいです。
▼仕事部屋のフットレストに使用しているところ。細かいところも掃除しやすい。
花粉の季節の掃除にも最適
電動カーペットクリーナーは、細かいチリ状のゴミを集めるのが得意なので、ホコリだけでなく花粉対策にも採用できます。
外に干した布団に使えば花粉を除去できますし、上着などに使うのもOK。
家のなかに花粉を持ち込みたくない人にはおすすめです!
強力吸引とコンパクトサイズが強み!アレルギーの人には特におすすめ
電動カーペットクリーナーは、小型ながら強い吸引力が特徴です。
普通の掃除機ではなかなか掃除しきれない、繊維の奥の細かいハウスダストや花粉もごっそり除去できます。
さらにハンディタイプのコンパクトさで小回りが利くため、ぬいぐるみやクッションにも使いやすいです。
小さいお子様がいる家庭や、アレルギーの方には特におすすめできますので、気になったら通販サイトを覗いてみてくださいね。
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