トイレの汚れは何でできている?部位別大掃除術とラクしてキレイを維持する方法教えます

皆さん、トイレの綺麗さに自信はありますか?

毎日やらなければ気が済まない人もいれば、汚れが目立たなければ良いかな、という人もいるかもしれません。

トイレ掃除は、仕事や家事で多忙だとつい後回しにしてしまいがちです。

特に、時間が経ってこびりついたトイレの汚れは頑固なため、掃除も億劫になりますよね。

今回のテーマは、トイレの大掃除。

トイレの汚れの正体と部位別の掃除術、ラクして清潔を保つためのおすすめアイテムも紹介します。

・正直、トイレ掃除面倒くさい・・・・・・
・汚れが頑固すぎて戦意喪失した・・・・・・

 

こんな方はぜひ参考にしてください。

トイレの汚れは何でできている?

そもそも、放っておくと出現するリングや、便器にこびりつく黄色い汚れは何でできているのでしょうか。

具体的なお掃除術を紹介する前に、まずは敵を知りましょう。

黄ばみ汚れの正体はアルカリ性の「尿石」

トイレの汚れの代表格である黄ばみの正体は「尿石」です。

尿石は、はねた尿が流れずに残り、尿の成分が時間の経過とともに石化したものです。

長期間放っておくと、文字通り石のように硬くなってなかなか落ちません。

尿石はアルカリ性なので、酸性の洗剤で中和して落とすことが効果的です。

トイレのニオイの元は尿ハネ

トイレに入った時に、何とも言えないアンモニア臭がすることがあります。

このニオイのおもな原因は、便器や壁・床にはねた尿です。

洗剤メーカー「ライオン株式会社」の調査では、男性の場合1日で2,000滴以上の尿が床や壁に飛散しているそうです。

数値で見るとリアルですね・・・・・・。

尿ハネは、こまめに掃除すると同時に、いかに飛ばさずにトイレを使用するかがきれいを保つポイントとなります。

参考:トイレの尿ハネについて|ルックプラスまめピカ|ライオン株式会社

水際の黒い汚れは「黒カビ」

しばらく掃除をサボっていると、便器の水際に出現する黒い汚れに見覚えはありませんか?

通称「サボったリング」などと呼ばれるこの汚れの正体は黒カビです。

初期なら洗剤をつけずにトイレブラシで軽くこするだけでも落ちるのですが、こちらもこびりつくと頑固です。

マメな掃除ができれば良いのですが、固着したものについては、カビに強いトイレ洗剤を使用して落とすことをおすすめします。

部位別 おすすめトイレ掃除術

では、トイレの汚れはどのように掃除をすれば効果的なのでしょうか。

年明けに持ち越したくない汚れをすっきり落とす方法を紹介します。

床や壁は中性洗剤で拭き掃除

トイレの床や壁は、中性洗剤での拭き掃除がおすすめです。

雑巾や使い捨ての拭き掃除用シートを使ってください。

使用する洗剤は、中性なら様々なものが使えます。

トイレマジックリンなど専用のものを使っても良いですし、ウタマロ石けんのスプレータイプなど、住居用の万能洗剤も使えます。

台所用のものでもOKです。

洗剤を床やシートに適量塗布してさっと拭いてください。

使用時は洗剤の説明書きをよく読み、必要であれば2度拭きしてください。

黄ばみ汚れは酸性の洗剤を使う

便器の手強い黄ばみ汚れはアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤で中和しながら落とします。

サンポールなどのトイレ用酸性洗剤がおすすめです。

汚れに塗布し、規定の時間経過したらブラシでこすってみましょう。

頑固な尿石は、トイレットペーパーでパックしてみてください。

酸性洗剤は塩素系の洗剤と反応すると有害なガスが発生して危険です。

次に塩素系漂白剤を使用する方法を紹介しますが、同日に使用する場合、水でしっかりと洗い流してください。

黒カビには塩素系漂白剤が効果的

便器内の黒いリングは黒カビでできているため、塩素系漂白剤が効果的です。

トイレ用のものはジェルタイプの製品が多いので、汚れに密着してしっかりと落としてくれます。

便器の裏や水際に適量塗布し、規定の時間待ちます。

これだけでは落ちない場合、ブラシで軽くこすってください。

前述のように、塩素系洗剤と酸素系洗剤は混ぜると有毒ガスが発生するため、使用には注意してください。

トイレブラシなどの道具に付着した洗剤もしっかりと落としましょう。

【最終手段】こびりついて落ちない尿石は削り落とす

尿石の結晶が大きいと、洗剤だけでは汚れが落ち切らないことがあります。

こうした場合の最終手段として、尿石を削り落とすことができます。

便器のほとんどは釉薬のかかった陶器でできているため傷に強いのです。

使用するのは、トイレ用クレンザーか耐水ペーパー(1,200番~)です。

尿石の上から使用し、様子を見ながら優しくこすってください。

なお、便器が大理石など陶器以外の素材でできている場合、この方法は非推奨です。

また、強くこするとキズが付く可能性があるので、あまり力を入れず撫でるようにこすりましょう。

 

ここまで、トイレの汚れの対処法を紹介してきましたが、トイレ掃除が一番ラクになるのは「汚さないこと」です。

サンコーでは、トイレの使用で発生する尿ハネを抑え、トイレを清潔に保つアイテム「あわらく」を開発しました。

次項から、あわらくを使ってトイレの汚れを防止する方法と、実際に使用したレビューを紹介します。

一番ラクなのは汚さないこと!泡で尿ハネを防止する「あわらく」とは

特長・ボタンを押すと尿はね防止クッションになる泡が出る
・トイレのタンクから自動給水するため必要なのは洗剤の補充のみ
モード・ノーマルモード(20秒間吐出)
・エコモード(10秒間吐出)
電源AC100V50/60Hz
使用できる洗剤食器用洗剤など市販品を使用可能
価格(税込)9,800円

商品の詳細を見る >

 あわらくを簡単に説明すると、便器内に泡を出して尿ハネを抑えるアイテムです。

これにより、トイレ掃除の負担を大きく軽減できます。

あわらくの仕組み

あわらくは、本体をトイレタンクに設置して使用します。

タンクから水を引き込み、本体の内部で洗剤と混ぜることで泡を作り、ボタンタッチで便器の中に送ります。

▲あわらく本体。フック付き粘着シートでがっちり設置。

▲本体に設置する洗剤タンク。

足付き便座のすき間にホースとノズルを設置していて、ここから泡を出します。

ボタンを押すと便器内にモコモコ泡が出現

あわらく本体のスイッチを押すと、ノズルから便器の中に泡が出てきます。

この泡ですが、おそらくみなさんの想像の3倍くらいモコモコで、量も多いです。

▲ノーマルモードの吐出量。

▲ecoモードの吐出量。

写真だと少々ムラがあるように見えるのですが、短時間でこんな感じに便器の水面全体に広がります。

▲リモコンでの操作も可能。

尿ハネ予防によって汚れ・ニオイの発生を軽減

トイレの使用前に泡を出しておくことで尿がはねなくなるため、床への飛び散りが減ります。

そのため、床や壁についた尿から発生するニオイを軽減する効果が期待できます。

実際に使ってみると、尿が便器や水面にはねる「バチバチ」という音がしません。

泡がモコモコなこともあり、クッション効果はかなり高いですね。

あわらくを使って変化したこと

実際に、しばらく筆者宅であわらくを使ったのですが、さまざまな変化がありました。

使用を始めてから変わった点を紹介します。

「キレイに使おう」という意識が芽生えトイレ掃除の回数が増えた

商品コンセプトと完全に逆行しているのですが、まめにトイレの掃除をするようになりました。

便器があまり汚れなくなる分、清潔な状態を維持したいという意識が働き、使用後にさっと掃除するように。

ボタンタッチで出る泡を掃除に使えるので、掃除はブラシに泡をつけて簡単にこすればOKです。

掃除を始めるハードルが下がりました。

市販の中性洗剤を使えるのでトイレ用洗剤を使わなくなった

トイレ専用の洗剤を使わなくなりました。

あわらくには市販の中性洗剤を使えるので、吐出される泡を便器の掃除に使えば、トイレ用のものを別で用意する必要がないからです。

▲筆者宅のあわらく。洗剤ボトルには「キュキュッと」が入っている。

ちなみに、床や壁はクエン酸水で掃除しています。

排泄物の異変には気付きにくくなった。健康不安がある人は注意

使い始めてから気付いたのですが、使用後は水面の泡で排泄物が隠れるため、異変があっても気付きにくくなってしまいます。

便の色に異常があるときや、血尿が出た場合も見過ごしてしまう可能性があるので、この点には注意してください。

トイレの汚れには対策を立てて挑むべし!便利アイテム導入で大掃除不要のトイレを実現!

トイレの汚れは、種類によって対処方法が違います。

頑固な汚れと戦うなら、最適なお掃除方法を選ぶことが大切です。

トイレの汚れを軽減して掃除の手間を減らすなら、尿ハネ予防効果の高い「あわらく」の導入もおすすめです。

公式通販サイトで取り扱っていますので、気になった方は詳細を確認してみてください。

あわらく

後付けトイレバブルクッション「あわらく」¥9,800


公式サイトで商品の詳細を見る >