冬の時期に、バイク・ 自転車を使っている人を悩ませるのが手の冷たさです。
とはいえ、冬だからと言って他の移動手段を使える人は限られています。
冷えによる手のしびれは運転ミスにもつながるため、安全のためにも温かくしたいものです。
サンコーでは、こんな悩みを持つ人のために、ヒーターで手を温めながら運転ができる「でんき手ぽっか」を開発しました。
この記事では、筆者が実際にでんき手ぽっかを使用し、使い心地をレビューしていきます。
毎朝の通勤・通学で悩んでいる人は是非チェックしてみてください。
冬の自転車やバイクの通学・通勤で手が痛い
真冬ともなると、風を切りながらのバイクや自転車での移動は辛くなってきます。
冷気をまとった風が布を貫通してくるため、手袋をしているのに手が冷たくなってしまう人も多いもの。
ひどい場合は手が紫色に変色したり、凍傷になってしまうこともあります。
通勤・通学中、いかに手を保護するかは、健康面・安全面からも重要となってきます。
サンコーのヒーター付き手袋「でんき手ぽっか」とは
特徴 | ・手の甲にヒーターの入った手袋 ・モバイルバッテリー付属 ・三段階の温度設定が可能 |
サイズ | 手長22cm×手囲い23cm 手首まわり:20cm~24cm |
設定温度 | 低:約40度 中:約45度 高:約50度 |
給電方式 | USB-A ※5,000mAhモバイルバッテリー2点付属 |
稼働時間 | 低:約4.5時間 中:約3.5時間 高:約3時間 ※付属モバイルバッテリーを気温15度で使用した場合 |
価格(税込) | 9,980円 |
サンコーのでんき手ぽっかは「手が冷たいならヒーターで温めれば良いじゃない」という発想から生まれたヒーター入り手袋です。
保温だけでなく加温も行うことで、冬の自転車・バイクを快適に楽しめます。
手の甲のヒーターが指先まで温めてくれる
でんき手ぽっかの温かさの秘密は、手の甲に入ったヒーターです。
手首に付属のモバイルバッテリーを入れるポケットがあり、そこから給電して稼働させます。
▲手首の部分に給電コードつきのポケットあり。
▲バッテリーは手に収まるコンパクトサイズ
でんき手ぽっかの温度設定は「低(約40度)中(約45度)高(約50度)」の三段階です。
日差しが温かいときは低で運転し、寒さが厳しい日は高でしっかり加温、といった使い方もできます。
▲設定中の温度に応じてボタンが光る仕様。
風を通しにくい厚手の生地
でんき手ぽっかは、厚手のフリース生地でできています。
着けてみるとわかるのですが、風をしっかりと遮断してくれるため、手の冷えを防ぎながら運転できます。
冷気が入らないようドローコードつき
でんき手ぽっかの裾口にはドローコードが付いており、腕の太さに合わせて絞ることができます。
薄手の服なら袖を手袋の中に入れることもできるので、入り口を閉じれば冷気を遮断できます。
「指先は温かいけれど裾から風が入ってくる」といった事態を予防できます。
【レビュー】でんき手ぽっか装着で真冬の道を自転車で走ってみた
この記事を書くにあたり、実際にでんき手ぽっかを装着し、真冬の道を自転車で2kmほど走ってみました。
果たして、でんき手ぽっかは筆者の手を冷気から守ってくれるのでしょうか。
それでは行ってきます。
検証当日の気温と条件
でんき手ぽっかの検証をするなら、冷え込みが厳しくなってからの方が良いでしょう。
ということで、12月中頃の真冬の日をチョイス。
場所は長野県某所で、当日の気温は以下の通りです。
画像出展:Yahoo!天気アプリ
外気温は2度。
当たり前ですが、手袋をつけずに風を切って漕げば両手とも冷凍されてしまう気温です。
2km移動した結果はどうでしょうか。
・・・・・・
/アイルビーバック!\
無事でした。
自転車の速度であれば、気温一桁の中でも手がかじかむことなく運転できます。
なお日頃の運動不足により、ロードバイクにもかかわらずママチャリ並みの速度で走行していたため、もう少しスピードを出すとまた違ってくるかもしれません。
ただ、この場合もヒーターの温度を上げれば十分防寒はできるかと思います。
でんき手ぽっかの良かった点
でんき手ぽっかを使って感じたのは、防寒性能の高さです。
手袋の生地だけでもある程度冷気を防いでくれるうえ、ヒーターもついているので寒さへの対策はしっかりできていると感じました。
ヒーターを起動させずに走ると、若干の指先の冷えを感じましたが、こちらは温度を上げればほぼ問題ないかと思います。
でんき手ぽっかの改善してほしい点
改善点があるとすると、アウターとの相性の悪さでしょうか。
でんき手ぽっかは裾にある程度のボリュームがあるため、バイク用・自転車用でない一般的な冬用アウターと併用すると袖口がぶつかって着用しにくく感じました。
▲ダッフルコートに合わせたところ。コートの上下どちらから着用する場合も着けにくい。
袖口が絞まるタイプや、袖口に伸縮性があるアウターとなら併用しやすいかと思います。
また、筆者は女性ですが、手袋のサイズが大きいため指先の布が余ってしまいます。
でんき手ぽっかは着用中にスマホの操作もできるのですが、指先が余っている状態だと反応してくれないことが多く、使いにくさは否定できませんでした。
結論:防寒性能は高い!どちらかというと男性におすすめ
総合して、でんき手ぽっかは防寒性が高く、自転車やバイクの走行にはおすすめできるアイテムでした。
ただし、袖口の広いアウターと相性が悪く、サイズも大きめのワンサイズなため、現状では男性向けのアイテムかもしれません。
サイズ感は公式通販サイトでも詳しく紹介されていますので、不安な方はご自身の手のサイズと比べてみることがおすすめです。
でんき手ぽっかは通勤以外にもこんなときに使える
今回は通勤・通学アイテムとしての使い勝手をレビューしましたが、でんき手ぽっかは他にもさまざまなシーンで活躍できます。
DIYに
DIYでは、材料のカットや塗装など、屋外でやらなければならない作業も少なくありません。
しかし、冬の寒さが厳しいと普通の手袋では寒いですよね。
でんき手ぽっかがあれば、温かく安全に手を保護してくれます。
無線タイプなので、コードが機械に巻き込まれる心配もありません。
手のひらには滑り止めがついているため、装着したままのこぎりなどの道具も使えます。
冬の家庭菜園に
寒い冬の畑仕事では、軍手だけでは手が冷えてしまうことも多いです。
でんき手ぽっかは手で直接土を掘るのには向きませんが、道具を掴んだり物を運んだりといったシーンでは大活躍。
冬でも冷え知らずで屋外作業ができます。
雪かきに
豪雪地帯では、冬は毎日のように雪かきが必要になるところもあります。
普通の手袋では冷気が入り込み、雪かきが終わったら手が真っ赤になっている人も多いのではないでしょうか。
こんなとき、でんき手ぽっかがあると手を温めながら作業できます。
※防水機能はないため内部への浸水には注意してください。
冬のキャンプにもおすすめ
冬のキャンプも楽しいものですが、同時に寒さとの戦いでもあります。
テントの設営や食事の準備など、作業中は手が冷たくなってしまうことも。
こんなときにでんき手ぽっかがあると、寒さを感じずキャンプを楽しめます。
ただし、生地はポリエステルでできており、火を使うシーンでは燃える恐れがあります。
焚き火やバーベキューでは外してください。
冬のバイク・自転車におすすめ!普通の手袋では寒い人は要チェック
でんき手ぽっかは、厚手の生地と搭載されたヒーターによって手を冷気から守ってくれます。
ポケットにモバイルバッテリーを収納できるため、コードが邪魔にならずバイクや自転車の運転が可能です。
女性にはややサイズが大きいため、事前にサイズを確認することをおすすめします。
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USB式ヒーター手袋「でんき手ぽっか」¥9,980
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