これからの冬の時期に寒さ対策として活躍するのが電気毛布。
電気毛布は、毛布に電線を内蔵し、ヒータを通して毛布自体が暖かくなり室内の寒さ対策に役立つ冬物家電です。
これまでもTHANKO(サンコー)で電気毛布を販売してきましたが今年の9月29日発売の【ヒーターでいつもぽかぽか「だら活毛布」】は、サンコーが社会記号として提案する「だら活(家でまったりだらだらとすごす活動)」をコンセプトに休日に使用するのにぴったりな電気毛布を企画しました。
今回は、THANKO(サンコー)の「だら活毛布」のプロジェクトリーダーにインタビューをしました。
今回インタビュー相手
第1章:考案するきっかけ
野崎さん―――――
前々から電気ヒーター付きのブランケットなどは取り扱っていたんですが、昨年、他社の”腕だけ出せる毛布”がSNSで話題になったんですよ。こういったネタがあると社内ですぐに共有され、さらに「こんな機能が追加されたらもっと良い」「この部分は別の方法で改良できそう」といったアイデアを加えた意見が社員から飛んでくるんです。
今回も他部署社員のネタ共有が企画部に伝わって、「腕出し毛布をさらに暖かくするためにヒーター(電熱線)を仕込んで試作を作ってみようか!」という案が上がり、すぐにプロジェクトが始まりました。
第2章:試作とテスト
野崎さん―――――
既存品に【足先が冷えない電気毛布「足先くるみん」】という足先にヒータを配置した製品があり、その製品を基に試作品作りを進めていくことが出来たので順調でした。強いて言うならばその既存品からヒーター線を引き抜いて、試作品に入れ直す作業が半日ぐらいかかった事ですかね…地味に大変でした(笑)
野崎さん―――――
そうですね。試作品を社員に渡して使ってもらっていました。なんですが、とても心地良かったのか、試作品を使いながら業務をしていた社員が仕事中に寝てしまったとかいう噂もあるとかないとか…、あえて断言はしないでおきますね(笑)。
第3章:製品のこだわり
■腕出し穴
野崎さん―――――
そうですね。一番の特徴である腕出し穴は、部屋着で着るようなアームホールの太いオーバーサイズの服や、厚手の服を着た際でも使用出来るようにしたかったのでゆったり目にデザインしました。
■ヒーター位置
野崎さん―――――
ヒーターが毛布全体にいきわたるように電熱線を配置しました。腕出し穴を避けつつ、毛布全体に電熱線を配置するのに少し苦労しましたが、納得いく出来上がりになりました。首元や肩回りに来る部分にも温かさが伝わるようになっています。
■生地
野崎さん―――――
先ほども話しましたが、「だら活毛布」は既存品の【足先が冷えない電気毛布「足先くるみん」】が基になっていて、既に「生地の触り心地が良い」「ヒーターの電源を入れる前から暖かい」という高評価をいただいてたので生地は同じものを使用しています。
ボアを使用しているので保温性も高く、身体をしっかり温めてくれる生地だと思います。
第4章:今後の展開
野崎さん―――――
もう今日は家でゆっくり過ごすぞ!って決めた休日なんかに使って欲しいですね。
ソファーで寝ながらゲームしたり、スマホ操作したりとか、身体を休めるだらだら時間にぴったりだと思いますし、僕もそうしようと思います。インドア派の人には本当におすすめです!
最後に一言
発売まで楽しみに待っててください!