エレ充キャンプって知ってる?次世代キャンプの魅力と楽しみ方を紹介

より手軽で快適なキャンプを目指し、家電をキャンプで使う最先端スタイルなキャンパーが増えています。このような、家電を使った新スタイルキャンプのことを「エレ充キャンプ」とも言うそうです。

かくいう筆者も、エレ充キャンパーとして、家にいるかのような生活をキャンプで楽しんでいる1人です。

ここまで聞くと、
「エレ充キャンプって何が良いの?」
「本当に快適なの?」
「どうやってキャンプで家電を使うの?」
という疑問が出てくるはず。

そこで、今回はエレ充キャンプの魅力や楽しみ方を紹介していきます。

エレ充キャンプとは?令和の新スタイルキャンプ

エレ充キャンプとは、ポータブル電源をキャンプ場に持っていき、キャンプ場で家電をフル活用する令和の新スタイルキャンプです。2023年6月号の日経トレンディでも、紹介されておりキャンプの最先端スタイルとして注目されています。

ちなみに、電源サイトというAC電源が設置されているキャンプ場であれば、ポータブル電源は必要ありません。

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では、エレ充のキャンプの魅力について迫っていきます。

エレ充キャンプの魅力は快適な生活をテント内でおくれること

エレ充キャンプの魅力は、家電を使って快適な生活をキャンプで実現できることです。

キャンプに家電が使えて何が良いかというと、

  • 料理が手軽:家電を使って調理をするので、火を起こす手間が省ける
  • 快適な睡眠:空調家電でテント内の温度を調整したり、電気毛布を使えたりできる
  • 映画を楽しむ:プロジェクターを使って、キャンプ場を映画館にできる
  • ワーケーション:スマホやパソコンの充電もできるため、キャンプ場で仕事ができる

といった、「家でリラックスして過ごす」環境をキャンプなのに作り上げられます。

家電の使い方や選び方でまだまだ進化の余地を残すエレ充キャンプは、キャンパーなら目が離せないキャンプスタイルです。

焚き火の始末がいらないので片付けが楽

エレ充キャンプは火の始末が必要なく、片付けが楽です。
キャンプが終わって、帰り支度をするときや寝る前に行う、火の始末がめんどくさい方も多いはずです。ちなみに、キャンプ経験のある筆者はめんどくさいと思っています。

エレ充キャンプなら、ポータブル電源と家電を片付けるだけで、あっという間に撤収作業が完了します。

エレ充キャンプで火を使わない「楽で安全なキャンプ」を楽しんでみましょう。

エレ充キャンプに必要なもの

エレ充キャンプには、以下のものが必要です。

  • ポータブル電源:1000Wh以上の容量と1500W以上の定格出力があると良い
  • 好みの家電:調理家電や電気毛布・扇風機などの体温調整家電がおすすめ
  • キャンプ用品一式:テントやイスなど

ポータブル電源の容量が大きいほど、家電を動かせる時間が長くなります。
例えば、容量1000Wh程度のポータブル電源を使えば、消費電力55Wの電気毛布を約13時間も使えます。

また、定格出力以上の消費電力が必要な家電は動かせません。
具体的に言うと、定格出力1000Wのポータブル電源では、消費電力1200Wのホットプレートは動かせないということです。

ポータブル電源の性能に合わせて使える家電を選び、キャンプ用品と共にキャンプ場へ持っていきましょう。

エレ充キャンプの楽しみ方とおすすめ家電を紹介

エレ充キャンプの楽しみ方をおすすめ家電と共に紹介していきます。

  • 家電でかんたんで美味しいキャンプ飯
  • テント内が「寒い!暑い!を解決で朝まで快眠
  • キャンプで仕事?ワーケーションもできる
  • 冷蔵庫で食材を守れる

エレ充キャンプを楽しむのに、消費電力がそこまで高くないのに使い勝手が良く、さらに持ち運びもしやすいサンコーの「おひとりさま家電」が大活躍するので、ぜひチェックしていってください。

家電でかんたんに美味しいキャンプ飯

エレ充キャンプなら、調理家電を使ってかんたんにキャンプ飯を作れます。
普通のキャンプだと、火を起こしたりスキレットなどの調理道具を用意したりと手間がかかります。調理家電を使えば、そんな手間をかけずに美味しいキャンプ飯を味わえるんです。

キャンプで食べる代表的な食材といえば、お肉。でも、「キャンプの焼肉って、火加減が難しいんだよな」と言う方もいるはず。
火加減が調整できて、コンパクトで持ち運びやすいおひとりさま用焼肉家電「ソログリル」なら、エレ充キャンプの焼肉を存分に楽します。

ソログリル(¥6,980)をもっと見る>

ソログリルは、約幅180mm×奥行107mm×高さ86mmのコンパクトサイズで、荷物をコンパクトにまとめたいキャンプには持ってこいのおひとりさま家電です。

波形で傾斜のついたプレート形状で余分な油を落として、お肉に当たらないようにしてくれるので、普通のホットプレートより美味しく焼肉を堪能できます。消費電力400Wだから、普通のホットプレートより消費電力が小さく、幅広いポータブル電源で使えるため、エレ充キャンプで焼肉をするのに持ってこいの性能です。

特徴的な波形・傾斜プレート

50℃〜240℃まで温度調整が可能で、好みの焼き具合やあわせて調整できます。つまみをスライドするだけでかんたんかつ無段階に温度調整できるものおすすめポイント。

最高温度までつまみをスライドさせた状態

実際にエレ充キャンプを想定してソログリルで焼肉をしてみました。

●お肉3〜4枚程度は同時に焼けるため、一人焼肉には十分なサイズです。

今回は、大人2人で焼肉をしましたが、3枚〜4枚ずつ焼けば「まだ焼けないの?」とソワソワすることはありませんでした。

●しっかりと焼き上がっています。

焼けるスピードも申し分なく、プレートの形にできた焼き模様が食欲をそそります。

●波形・傾斜プレートが油を落としてヘルシー&美味しい焼肉に。

余分な油が溝に落ちていて、次にお肉を乗せるときに油に浸からず、美味しく焼けます。油が残っていると、揚げ物みたいになっちゃうんですよね。

●焼肉後の油汚れは多少有り。

焼肉をした後の油汚れは、サッとふきんで拭きあげればすぐに取れました。

●蛇足:パンも焼けます

ソログリルに入るパンなら、パンも焼けます。キャンプの朝食に、パンとコーヒーなんて最高です。

ソログリルを使って、美味しいお肉をエレ充キャンプで堪能しましょう。
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テント内が「寒い!暑い!を解決して朝まで快眠

キャンプの悩みといえば、テント内の温度が寒かったり暑かったりしてぐっすり眠れないことです。

エレ充キャンプなら、

  • 夏は扇風機やポータブルクーラー
  • 冬は電気毛布やホットカーペット

などを使って、快適なテント空間を作り出せます。

キャンプの暑い・寒いは時として命に関わります。そんな重要な悩みを解決できるのは、エレ充キャンプの大きなメリットでしょう。

寒い時期のキャンプでぐっすり寝るためにおすすめの家電が足先が冷えない電気毛布「足先くるみん」です。

足先くるみんは、足入れポケットがついた電気毛布で「布団から足が出ていて冷たい」といった悩みを解決してくれます。
もちろん、暑ければ足を出したり電源を切ったりして普通の電気毛布・毛布として使えるので、寝ている間の体温調整も可能です。

毛布をキャンプに持って行ったときに気になるのが汚れ。足先くるみんはコントローラーを取り外して丸洗いができるため、キャンプでも安心して使えます。
約180cm×140cmと大きめサイズのため、家族でシェアしながら暖を取るのもおすすめの使い方。

消費電力103wだから、1000Whの容量を持つポータブル電源でおよそ7時間は連続使用できます。とはいえ、安全面を考慮した最長120分の強制タイマーがあるので「足先くるみんでポータブル電源の電力を使いすぎた!」なんて心配は入りません。

足先くるみんで、朝までぐっすり寝られる秋冬キャンプを満喫しましょう。

キャンプで仕事?ワーケーションもできる

ポータブル電源を使ったエレ充キャンプなら、キャンプ場で自然を感じながらワーケーションができます。
ワーケーションとは、在宅ワークができることを利用して、さまざまな場所で仕事をすることです。普段と違う環境で仕事ができるので、気分転換になり生産性の向上につながります。

スマホやパソコンの充電環境がそろっているエレ充キャンプなら、ワーケーションを行う環境もかんたんに用意できます。
キャンプ場でワーケーションをするために必要なものは、

  • ポケットWi-Fi
  • パソコン
  • ポータブル電源
  • Web会議用カメラ・マイク

などになります。

キャンプ場でパソコンを叩く新感覚の仕事スタイルを、エレ充キャンプで体験してみましょう。

冷蔵庫で食材を守れる

キャンプで気をつけたいことに、食中毒があります。いたんだお肉などを口にして、お腹が痛くなって救急車に運ばれたら楽しいキャンプが台無しです。

エレ充キャンプなら、ポータブル電源に冷蔵庫を接続して食材を守ることができます。
傷みやすいナマモノや、美味しいビールなどを冷やしおけるのは嬉しいメリットです。

エレ充キャンプには、自分専用おとしずか冷温庫20Lがおすすめです。

自分専用おとしずか冷温庫20Lは、「冷温庫」と名のつく通り、冷やすだけじゃなく庫内温度最大約60℃で保温ができます。
夏はキンキンに冷えたビールや食材の傷み防止、冬は暖かいペットボトル飲料や缶コーヒーを楽しめる優れものです。

20Lのサイズは、500mlペットボトル15本も保管しておけます。キャンプで使うには十分な容量でしょう。
また、「おとしずか」と言うだけあって、1.1dbと図書館より静かな音を実現しています。「冷蔵庫の音がうるさくて眠れない」なんてことがありません。

エレ充キャンプをより快適にする味方として、自分専用おとしずか冷温庫を持っていきましょう。

エレ充キャンプの注意点

快適さに目が向きがちなエレ充キャンプにも、注意点が3つあります。

  • ポータブル電源選びは慎重に
  • エレ充キャンプにこだわりすぎない
  • 家でも良くない?におちいりがち

一つずつ紹介していきます。

ポータブル電源選びは慎重に

エレ充キャンプで使うポータブル電源選びは、慎重に行いましょう。
チェックするポイントとしては、以下になります。

  • 使いたい家電の消費電力以上の出力か
  • 容量は十分か(1000Wh以上がおすすめ)
  • 安全に使えるか(充電技術や発熱防止技術、防災品などの認定をチェック)
  • 予算は大丈夫か(1000Whを超えるポータブル電源は、80,000円〜数十万円する)
  • 持ち運びはしやすいか
  • ソーラーパネルと接続できるか
  • 接続ポートは十分にあるか(AC電源・USB-A/Cポート・シガーソケットなど)

ポータブル電源は、災害時にも役にたつので、買っておいて損はないです。しかし、性能の高いものは数十万円もする大きな買い物になります。エレ充キャンプのために高額なポータブル電源を買って失敗しないためにも、ポータブル電源は慎重に選びましょう。

“エレ充キャンプ”にこだわりすぎない

エレ充キャンプだからと言って「家電を使う」ことにこだわりすぎると楽しくないキャンプになってしまいます。
「ここまでエレ充キャンプを紹介しといて、そりゃ無いぜ」と思うかもしれませんね。

キャンプは自然との触れ合いを楽しむアウトドアでもあります。
「焚き火は絶対にしない」「夜景よりもプロジェクターで映画を見る」など、家電を使うことにこだわりすぎると、なんだか味気ないキャンプになってしまいます。

「調理家電は使うけど、焚き火もして日やパチパチと言う音も楽しむ」「プロジェクターは1時間だけ楽しんで、あとはボーッと夜景を見よう」などメリハリをつけて、エレ充キャンプを楽しみましょう。

「家でも良くない?」におちいりがち

エレ充キャンプを楽しむようになっておよそ1年経った筆者からすると、「これ、おうちキャンプでも良くない」という感情になることがあります。

快適な環境や調理家電を使ったキャンプ飯、スマホ充電に冷蔵庫など「家で過ごす環境」が揃っているため、わざわざキャンプ場に来る必要がないと感じてしまうんです。

しかし、満点の星空やキャンプ独特の雰囲気は、おうちキャンプでは経験できないキャンプの醍醐味です。そんなキャンプの醍醐味を「もっと手軽に味わいたい」と言う方は、エレ充キャンプでも十分に楽しめるでしょう。

エレ充が向いている人の特徴

エレ充キャンプは向いている人の特徴は、

  • これからキャンプを始めてみたい方
  • 焚き火とかはしなくて良いけどキャンプをしたい方
  • 普通のキャンプに飽きたかた
  • ガジェット好きのキャンパー
  • 映画好きのキャンパー
  • テント泊が苦手な方
  • キャンプ飯作りが苦手な方

になります。

当てはまる人は、ぜひエレ充キャンプを体験してみてください。
新しい経験があなたを待っています。

エレ充キャンプでおしゃれで快適な新感覚キャンプを体験しよう

エレ充キャンプは、キャンプなのに家電を使って快適な環境を作り出せる「次世代のキャンプ」です。

スマートな印象がある一方、せっかくのアウトドアなのにデジタルに囲まれる可能性もあるので注意が必要です。
今回紹介した、家電を利用してあなたらしい快適なエレ充キャンプを作り上げてください。