寒さの厳しい冬は、気温だけでなく感染症にも注意しなければなりません。
この時期になると、政府や医療機関が換気や加湿を呼びかけることも多くなります。
ただ「どのくらい加湿・換気すれば良いのか」はあまり知らない、という人も少なくないでしょう。
今回は、加湿と換気による感染症対策について詳しく紹介します。
加湿器の選び方や、おすすめの商品も紹介しますので参考にしてください。
空気の乾燥する冬は感染症の広まりやすい時期
冬は、気温の低下に伴い湿度が下がりやすい季節です。
喉や鼻の粘膜は、適切な湿度によってバリア機能を維持しているため、乾燥すると感染症にかかりやすくなります。
冬の「隠れ脱水」も、体調を崩しやすくなる原因です。
「脱水＝夏」のイメージも強いですが、呼吸や粘膜から体内の水分が蒸発しやすくなることから、ゆるやかに脱水になりやすいのです。
感染症予防は、いかに適切な換気と加湿をするかがポイントとなります。
では、具体的にどのように行えばよいのでしょうか。
抑えておきたい換気と加湿のポイント
換気と加湿をするとき大切なのは、適切に行うこと。
過剰だと、湿気が溜まりカビの原因になったり、暖房の効率が下がったりします。
適度な加湿と換気は、快適で感染症にかかりにくい環境を作ってくれます。
ガスタイプの暖房を使っている人なら、換気によって一酸化炭素中毒の防止も可能です。
自分と家族の健康を維持するために、ポイントを抑えて試してみましょう。
加湿は湿度40％～60％を目指す
加湿をする時は、部屋の湿度を40%から60％になるよう調整することが大切です。
このくらいの湿度が人体にとってちょうど良く、のどの粘膜を保護してくれます。
室内用の温湿度計が販売されていますので、一つ持っておいても良いですね。
加湿には、加湿器を使っても良いですし、灯油タイプのストーブを持っていれば水を入れたやかんを使うのもおすすめ。
加湿が可能なほか、いつでもお湯を使えるドリンクバーにもなります。
冬の換気は1時間に5分×2が目安
冬の寒気は、汚れた空気を入れ替えたり、湿度の過剰な上昇を抑えるのに有効です。
1時間の間に5分未満の換気を2回行うのが目安となります。
冷たい空気は室内に流れ込む速度が速いため、冬場であれば換気は短時間でOKです。
部屋に換気扇がついているなら、時間を決めて回しておくのもおすすめです。
なお、エアコンの近くの窓を開けて換気をすると暖房効率が下がるため、反対側の窓を開けてみてください。
加湿器の種類とメリット・デメリット
便利な加湿器ですが、いくつか種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
超音波式は子どもやペットにも優しいけれど雑菌の繁殖に注意
超音波で水蒸気を作り、室内に放出するタイプは「超音波式」と呼ばれています。
低価格帯の商品に多く、卓上タイプなど小型の商品にも多く見られます。
超音波式は、スチーム式と違い熱を発生させないため、子どもやペットがやけどをする心配はありません。
一方、放出する水蒸気の粒が大きいため雑菌が付着しやすく、タンクの水を清潔に保つことが大切です。
スチーム式は蒸気を殺菌して放出する効果あり
スチーム式は、熱で水蒸気を発生させて放出するタイプです。
原理としてはお湯を沸かした鍋と同じですね。
水蒸気を作る過程で水を加熱するため、水蒸気は殺菌されており安全性が高いのがメリットです。
一方、吹き出し口から熱い蒸気が出るため、子どもやペットのいる家では取り扱いに注意してください。
また、熱を発生させる分、超音波式や後述の気化式と比べて電気代もやや高めです。
安全性が高く電気代も控えめな気化式
気化式は、水を吸った布に風をあてて水を蒸発させ、発生した蒸気で加湿を行います。
熱が発生しないため、やけどの心配がなく電気代も安く済むことが特徴です。
一方、発生させられる水蒸気の量が少ないため、加湿能力は前述の2種と比べて一歩劣ります。
家族構成やライフスタイルから最適なものを選ぶ
加湿器は、水蒸気を発生させる仕組みが異なります。
価格や能力も差があるため、自宅に合ったものを選んでみてください。
サンコーで取り扱い中のユニークな加湿器はこちら（公式通販サイトに移動します）
パーティーグッズにもなるサンコーの小型加湿器「オトデミスト」
| 特徴 | ・音に反応して光と蒸気が出る加湿器 ・アロマの使用もOK |
| サイズ | 幅17.5cm×奥行7.5cm×高さ12.2cm |
| 加湿力 | 最大200ml/h |
| 給電方式 | USB-C給電 |
| 価格（税込） | 4,480円 |
オトデミストは、サンコーが販売している超音波型の卓上加湿器です。
ただ加湿するだけでなく、ネオンのように噴霧口から光が出るため、パーティーグッズとしてもおすすめできます。
音に反応してミストを噴射できる加湿器
オトデミストは、音を感知するセンサーを搭載しており、音楽や人の話し声に合わせてライトが点灯し、ミストが出ます。
アニメ鑑賞やライブの視聴、おうちカラオケを盛り上げてくれますよ
たっぷり200ml/hのしっかり加湿
オトデミストの加湿力は、卓上タイプながら200ml/hとパワフル。
マンションなど機密性の高い建物なら、おおむね5畳相当を加湿できることになります。
画像のようにリビングに設置すれば、家族のくつろぎの場を快適に加湿してくれます。
ライトOFFでオフィスにも溶け込む外観
オトデミストは、ライトOFFでの稼働もできます。
白を基調としたシンプルなデザインなので、オフィスでの使用にもおすすめです。
うっかりボタンにタッチし、職場がライブ会場にならないようにだけ注意してください。
▲乾燥が酷い場合はフルパワーで稼働。
▲最小モードならしっとりと保湿してくれる。
USB給電なのでPCに繋いでの使用もOK
オトデミストはUSB-C（ポート側はUSB-A）で給電が可能です。
お手持ちのUSBポートをコンセントに繋いでも良いですし、PCからの給電もできます。
デスクワークのお供に最適です。
最大噴射でも4時間使える大容量タンク
オトデミストのタンクは、約800mlまで給水できます。
1箇所からの噴霧で24時間、フルパワーで使用しても4時間使えるため、頻繁に水を追加する必要がありません。
※雑菌の繁殖防止のため、水は最低1日1回交換してください。
【レビュー】オトデミストで遊んでみよう
オトデミストは、あっという間に部屋がパーティー仕様になる「遊べる加湿器」です。
実際に遊んでみましたので、その魅力を紹介します。
ビートモードは遊び心満載！
オトデミストのビートモードは、音に反応してライトが点灯し、ミストが噴き出すモードです。
▲こんな感じに音楽に合わせてライトと蒸気が出ます。
試しに、オトデミストに『君が代』を聞かせて国歌斉唱してもらいましょう。
▲『君が代』に反応するオトデミスト。サンコーにかかれば国歌もパリピソングに。
厳かな国歌が非常にご機嫌な感じになってしまいました。
人の声にも反応するので、音楽に合わせて使用するほかに色々と怒られそうな使い方もできそうです。
なお、オフィスで使用する際は会議中はライトとビートモードをOFFにしておくことをおすすめします。
重要な会議がパーティー仕様になってしまいます。
テレビの前に置けば推しのライブもテンション爆上げに！
コロナ禍以降、アーティストのライブがインターネット配信されることも増えてきましたので、自宅でライブを楽しむ人も多いのではないでしょうか。
そんなとき、画面の前でオトデミストを使えばまるで会場のスモークのよう。
▲部屋を暗くして使用すれば部屋がライブ会場に。
会場とのさらなる一体感を味わえますよ。
カラーが19色あるので推しカラーでのミスト噴射も
オトデミストは、単色カラーだけでもなんと19色のバリエーションがあります。
ありすぎです。
黒系以外ならだいたいの色があるため、推しのイメージカラーに設定するのももちろんOK。
ちなみに、タンクにアロマオイルを使えるので、イメージアロマ＋イメージカラーのコンボもできてしまいます。
メンテナンスしやすく長く使えるのも嬉しい
おちゃらけ商品のようにも思えるのですが、オトデミストは使い勝手も考慮されていてメンテナンスしやすいです。
本体は給水タンクにフタのようにかぶせて使用する形をとっており、簡単に外せます。
タンクの四隅は丸くなっているため、角に汚れが溜まる心配はありません。
スポンジでさっと洗えばOKです。
▲場所を取らないスリムな横型。
本体に設置する給水芯は交換用のものが付属しており、それも消費したら市販の汎用品を使えます。
▲本体についている給水芯。ここから水を吸い上げて水蒸気を作る。
汚れてきたら気軽に交換できるのも嬉しいですね。
メンテナンスしながら長く使える卓上加湿器が欲しい人にはおすすめです。
冬は適度な加湿と換気を心がけて！遊び心のある加湿器を置いても楽しい
冬場の感染症予防には、適度な加湿と換気が重要です。
湿度40％〜60％を目安に加湿し、1時間に2回の換気を心がけてみてください。
加湿器の使用も効果的ですよ。
サンコーでは、オトデミストのほかにもユニークで楽しい加湿器を取り扱っています。
ご自宅用はもちろん、贈り物としてもおすすめです。
興味があればぜひ覗いてみてください。
サウンドレベル加湿器「オトデミスト」￥4,480
公式サイトで商品の詳細を見る >