一人暮らしをしていて、無性に揚げたての揚げ物を食べたくなる経験ありませんか?
惣菜の揚げ物と違ってカラッと揚がってサクサクに衣を身にまとった「コロッケ」やホクホクの「フライドポテト」、みんなが大好きな「からあげ」なんて一人暮らしで揚げたてを食べられたら最高ですよね。
そんな悩みや疑問をお持ちの方もいらっしゃいますよね。
この記事では、そんな揚げ物を作るのがめんどうな一人暮らしの方のために、揚げ物をかんたんに作る方法や油の処理方法、一人暮らしにおすすめな揚げ物料理まで解説しています。
揚げ物に必要な調理器具を紹介!
まずは揚げ物を作るために必要な道具から紹介していきます。
といっても揚げ物のために用意する調理器具はそう多くありません。
揚げ物に必要な調理器具は以下の通りです。
菜箸、トングなど
油切りの網とバット
あると便利なオイルポット
これだけです。
揃えた調理器具は他の料理にも使えるので、ぜひ揃えておきましょう。
「どんなフライパンがいいの?」「オイルポットってなに?」という方のために、揚げ物をかんたんに作るのにどのような調理器具が良いか紹介します。
王道の揚げ物用鍋はちょっと使いにくい、フライパンやフライヤーがおすすめ
まずは、揚げ物を作るのに必要な油を入れて揚げ物をあげる鍋やフライパンを紹介します。
揚げ物用鍋
揚げ物といえば揚げ物用鍋を使って作るイメージがあるのではないでしょうか。
揚げ物用鍋は、調理中の温度変化が少なく美味しく揚げ物を作れます。
しかし、油をたくさん使うので後片付けがめんどくさいという一人暮らしにとって大きなデメリットがあります。
深めのフライパン
深めフライパンでも揚げ物ができます。
「フライパンで揚げ物?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一人暮らしなら揚げ物鍋より少ない油でフライパンの方が個人的にはおすすめです。
いわゆる「揚げ焼き」のような形で揚げ物を作れます。
おひとりさま用の卓上電気フライヤー
サンコーから発売されているおひとりさま用フライヤー「カラリ」も一人暮らしの揚げ物におすすめです。
電気フライヤーのカラリは揚げ物に特化した調理家電で、かんたんに揚げ物を作ることができます。
卓上で作れるのも嬉しいポイントです。
菜箸、トングなど
菜箸やトングなどの調理中の揚げ物を、油の中から引き上げる器具も必要です。
油が飛んでくるので、できるだけ長いものが良いでしょう。
使い慣れたものは家にあればそれで良いですし、なくても100円ショップでも手に入ります。
油切りのついたトングもあるので、好みに合わせて選びましょう。
油切りの網とバット
意外と忘れがちなのが、揚げ物がべちゃっとならないように油を切って置いておくための網とバットです。
バットとは、平たい容器のことでバットに網を乗せてその上に揚げ物を乗せておくと油が勝手に落ちていきます。
上記の写真のように、キッチンペーパーをバットにしいておくとバットの油汚れが少なくなり、洗い物が楽ちんになるのでおすすめです。
あると便利!オイルポット
「オイルポットってなに?」という方もいらっしゃいますよね。
オイルポットとは、揚げ物などで使った油を保存しておく容器です。
一人暮らしの揚げ物って、大量の油を使うのがもったいなくて敬遠している方も多いかと思います。
オイルポットを利用すると、揚げ物に使った油を再利用できます。
ただ油は酸化していくので、1,2週間で使い切りましょう。
油が酸化して捨てる必要がある状態は以下を参考にしてみてください。
泡立ちが消えない
粘りが強い
変な匂いがする
低い温度で煙が出る
劣化した油は胸焼けや食中毒などの原因になるので、少しでも変だなと思ったら使用を中止しましょう。
凝固剤でかんたん!揚げ物に使った油の処理方法
「揚げ物って美味しいけど、油の処理がめんどくさい」
「揚げ物の油って捨てていいの?」
など、揚げ物に使った油の処理がめんどくさい方やそもそも捨て方がよくわからない方もいらっしゃいますよね。
揚げ物油は市販の油凝固剤で固めて捨てるのがかんたんに処理ができておすすめです。
出典:https://scjcatalog.johnson.co.jp/products/brand/tempuru.html
油が熱いうちに凝固剤を鍋やフライヤーの中に入れてかき混ぜると、およそ1時間ほどで油がかたまります。
あとは可燃ゴミか、各自治体の処理方法に従って処理すれば油の処理は完了します。
油の処理について、注意点があります。
揚げ物に限らず油を排水溝に流してしまうのはNGです。
排水溝が詰まってしまうだけじゃなく、下水処理場に負担をかけてしまいます。
下水処理が整っていない場所だと、揚げ物に使った油が川や海に流れ出て環境汚染にも繋がります。
油を排水溝に流すのはやめましょう。
少ない油で揚げれば油の処理も楽チン
そもそも少ない油で揚げ物が調理できれば、油の処理も楽ですよね。
フライパンの底に1~2cm程度の油を入れて揚げ物を作るだけの揚げ焼きにすれば少ない油で揚げ物を作れます。
使い終わった油も冷えた後にキッチンペーパーや新聞紙に吸わせるだけでOKです。
しかし揚げ焼きは焦げやすかったり、油はねが怖かったりとデメリットもあります。
そこでおすすめするのが、おひとりさま用オイルフライヤー「カラリ」です!
「カラリ」なら、一般的なオイルフライヤーに比べて少ない量で美味しい揚げ物を作れます。
具体的には、一般的なオイルフライヤーが600ml程度の油が必要なところ「カラリ」は300mlから調理ができます。
ちなみに、揚げ焼きなどで飛び散った油は、新聞紙などを敷いておくか、重曹入りのそうじシートで早めに拭き取っておくと掃除が楽ですよ。
揚げ物を美味しくヘルシーに揚げるにはオリーブオイルがおすすめ
一人暮らししてると、カロリーなど気にして食事をすることが増えてきませんか?
私は1人暮らしで、コンビニ弁当や惣菜を食べ過ぎて太ってしまった経験があります。
体型や食べ過ぎを気にする方にとって揚げ物は、「できるだけヘルシーに食べたい」と思う料理の1つでしょう。
そこでおすすめしたいのが、揚げ物油を「オリーブオイル」に変えることです。
「世界でもっともヘルシーな食事」とも言われる地中海式ダイエットの中心的な存在でもあるオリーブオイル。
そんなオリーブオイルを使った揚げ物のメリットやデメリットなどを紹介します。
メリット①オレイン酸を多く含んでいて健康的な油
オリーブオイルは、他の油に比べて「オレイン酸」が多く含まれています。
オレイン酸は酸化に強く、「過酸化脂質」という人に有害な物質を作り出しにくいというメリットがあります。
また、オレイン酸は熱に強い性質を持っているので揚げ物に使っても大丈夫です。
メリット②食材の表面に層を作り油を食材に浸透させない
オリーブオイルの揚げ物は食材の表面に層が作られます。
油が食材の中に浸透しにくいので、素材本来の味を引き出してくれます。
また、そのため個人の体感ですがあっさりした揚げ物な気がします。
デメリットはオリーブオイルを大量に使うこと
オリーブオイルを揚げ物に使う最大のデメリットは、オリーブオイルを大量に使うことです。
オリーブオイルは、一般的なサラダ油に比べて高価な油になります。
油を大量に使う揚げ物にオリーブオイルを使うとお財布に優しくないですよね。
とはいえ、健康的なオリーブオイルで揚げ物を作りたい方には小型フライヤーである「カラリ」がおすすめです。
「カラリ」は他のオイルフライヤーと比べて少量の油で揚げ物ができます。
オリーブオイルを大量に使うコストというデメリットを、一般的なオイルフライヤーに比べて解決しています。
オイルフライヤーでオリーブオイルを使って揚げ物をするなら「カラリ」をチェックしてみてください。
オリーブオイルで揚げ物を作るときの注意点2つ
オリーブオイルで揚げ物を作るときには、注意したいことが3つあります。
ピュアオリーブオイルを使う
オリーブオイルには、「エクストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」があります。
ピュアオリーブオイルは、エクストラバージンオリーブオイルに比べ、発煙点が高い、酸化しにくい、安いというメリットがあります。
揚げ物にはピュアオリーブオイルを使いましょう。
210℃で煙が出る、発火点は345℃
ピュアオリーブオイルの発煙温度は210℃で、2回目からは170℃が発煙温度となっています。
ちなみにエクストラバージンオリーブオイルは、1回目から170℃程度が発煙温度です。
発煙温度とは、油から煙が出る温度で、発煙点に近づくと油は酸化していくと言われます。
発火点は345℃ですので、サラダ油の450℃に比べて低いのも注意が必要です。
ただし揚げ物は180℃程度までしか温度を揚げないので、加熱しすぎないように注意すれば良いでしょう。
「カラリ」は、200℃程度の温度までしか上がらないのでオリーブオイルでも安心してお使いいただけます。
※とはいえ、揚げ物をしていて油から煙が出てきたら危ないので電源を切ってくださいね。
一人暮らしでかんたんに揚げ物を作るポイントは?おひとりさま用フライヤー「カラリ」で全て解決
揚げ物をかんたんに美味しく作るには3つのポイントがあります。
美味しくあげるなら多めの油で
油きりをする
ポイントの中では、多めの油というのが一人暮らしにはネックですよね。
油をしっかり行き渡らせてカラッと揚げるなら油の量は多い方が良いです。また、油の量が多い方が温度も安定します。
揚げ焼きで上手に揚げるか、おひとりさまようオイルフライヤー「カラリ」を使ってできるだけ少ない油で美味しく揚げ物を作りましょう。
最後に油切りを行わないと、せっかくの揚げ物がべちゃっとしてしまうので、油切りは絶対に行ってくださいね。
おひとりさま用フライヤー「カラリ」は揚げ物を美味しく揚げるポイント全て解決
おひとりさま用フライヤー「カラリ」は、揚げ物をおいしくかんたんに揚げるためのポイントを全てクリアしています。
温度調整はカラリがしてくれる
もっとも重要かつもっともめんどうな温度調整は、ダイヤルを調整することでカラリが行ってくれます。
おおよそ150℃から200℃程度まで調整できるので、揚げ方や食材によってさまざまな温度で揚げ物を作れます。
油切りの網とバット付き
カラリは、油切りの網が付属しており、フタを裏返してバット代わりにすると油きりとして活用できます。
300mlの油で食材を油に浸けられる
カラリはコンパクトな作りになっているので、300mlと他のオイルフライヤーに比べて使う油は少ないにもかかわらず食材を油に浸けて揚げ物ができます。
一人暮らしにおすすめ!「カラリ」で作るかんたん揚げ物レシピ
それでは、実際にカラリと使って一人暮らしにおすすめの揚げ物を作っていきます。
「かんたん」な揚げ物に絞って紹介していきます。
また、今回は全て「ピュアオリーブオイル」を使って揚げ物を作っていきます。
めんどくさいフライの準備はポリ袋を使ってかんたんに
具体的なレシピ紹介の前に、めんどくさいフライのおすすめ準備方法を紹介します。
フライって小麦粉つけたり卵つけたりとめんどくさいですよね。
そんな時は、ポリ袋に材料を入れて混ぜるとかんたんにフライの準備ができます。
フライのかんたんな準備方法
- ポリ袋に食材を入れる
- 必要に応じて下味をつける
- 小麦粉を適量入れて混ぜる
- 卵を適量入れて混ぜる
- パン粉を入れて混ぜる
混ぜるときは、ポリ袋の上から揉んでもいいですし、菜箸などでかき混ぜても良いです。
やりやすい方で混ぜてください。
オリーブオイルでヘルシーフライドポテト
揚げたてがもっとも美味しいフライドポテトも、オリーブオイルでヘルシーに揚げられます。
■フライドポテト2人分の材料
- ジャガイモ:2~3個(お好み)
- 小麦粉:大さじ3
- オリーブオイル:300ml
- 塩・故障:お好み
- ケチャップ:お好み
フライドポテトの作り方
- ジャガイモと小麦粉をポリ袋に入れる
- 混ぜる
- 170℃の油で5~6分程度揚げる
- 竹串はスッと通り、良い色になったら油から上げる
カラッと揚がった出来立てのフライドポテトは格別に美味しいですよ。
から揚げもかんたんでおすすめ
味付けや下準備などめんどくさそうなから揚げも、市販のから揚げ粉を使えばかんたんにできますよ。
■から揚げ1人前の材料
- 鳥もも肉:250g~300g
- オリーブオイル:300ml
- 市販のから揚げ粉:説明にある量
から揚げの作り方
- 好みの大きさに鳥もも肉を切る(カットしてある物だともっと楽)
- ポリ袋に鶏肉とから揚げ粉を入れて少しもむ
- 3分程度おいたら170℃で揚げる
- 3〜5分揚げて中に火が通っていることを確認する
- 火が通っていたら完成
から揚げ粉の種類によって作り方が違ったりするので、説明をよく読んで作ってくださいね。
揚げ物がかんたんにできると、好みのから揚げ粉を見つけるのも楽しみになりますよ。
野菜の素揚げ
罪悪感に襲われる揚げ物も、野菜の素揚げならちょっとは気分良く食べられるかもしれません。
好みの野菜をただ揚げるだけなのでかんたんなのもおすすめな理由です。
■野菜の素揚げの材料
- 好みの野菜
- オリーブオイル300ml
- 串(お好み)
- ポン酢などお好みの調味料
野菜の素揚げの作り方
- 好みの野菜を好きな大きさや形にカットする
- 必要に応じて野菜に串を通す
- 170℃の油で挙げていく
揚げ時間は、野菜の大きさによるので一概にいえませんが、ジャガイモやにんじんなどは竹串がスッと通る程度、トマトは潜らせる程度でOKです。
ピーマンなどは1分程度で素揚げができます。
好みの野菜で好みの揚げ具合を見つけてくださいね。
一人暮らしでも揚げ物はかんたんにできる!
一人暮らしの揚げ物は、かんたんにできます。
揚げ物ができるだけで一人暮らしの自炊メニューが一気に増えるのでぜひチャレンジしてみてくださいね!
今回紹介したおひとりさま用フライヤー「カラリ」を使って美味しい揚げ物を楽しんでください。