カーペットの中のホコリ、なかなか取れなくて気になりますよね。
実はホコリだけではなく、食べカスや汗・皮脂、ダニの死骸など、結構汚れているんです。
でも大丈夫!
掃除機を正しくかければ、ほとんどのゴミは取り除くことができます。
掃除機では取れない奥のホコリやシミへの対策方法もご紹介しますので、この記事を読めば明日から気持ちよくゴロゴロできるカーペットに生まれ変わりますよ!
もっと効率よく掃除したい方へおすすめしたい「電動カーペットクリーナー」も併せて紹介しますので、気になる方はそちらもチェックしていってください。
掃除機の正しいかけ方
掃除機の正しいかけ方を知っていますか?
きちんと使えば、掃除機だけでほとんどの汚れがとれるんです!
ちなみに掃除機がけは朝がおすすめ!ホコリが舞う前にとれるのでより効果的になります。
毛に逆らう方向にかける
カーペットの毛は同じ方向を向いています。手で往復するようになでると、毛羽だったり、寝たりしますよね。
ずばり、毛羽立たせる方向に向かって掃除機をかけていきましょう。
毛を立てることで、根本のほうにあるホコリが露出するのでしっかり吸いとることができます!
忙しい時はこの方向だけで終わらせても良いですが、さらに色々な角度からも掃除機をかけていくと、ホコリの取り逃がしを防げます。
3つ数えながらゆっくりかける
ついつい、カーペットをこするように速いスピードで往復させがちですがNGです!
ゆっくり動かさないと、吸いこまれないままホコリが残ってしまいます。
具体的にいうと、手前から奥へ動かす間にゆっくり1、2、3と数えるくらい。意外と遅いですよね。
こんなにゆっくりやってられないよーと思うかもしれませんが、急がば回れということで気長に掃除機を動かしましょう。ホコリが取れなきゃ、どうしようもないので!
掃除機ではとりきれない汚れ対策
いくら正しく掃除機のやり方を習得しても、しぶといホコリや液体汚れはどうにもならないですよね。
そんな時の掃除の仕方もマスターしていきましょう!
奥に隠れているホコリ
まずは、毛の根本に絡みついているホコリの掃除から!
掃除機以外の道具の力を借りちゃいましょう。
- 粘着クリーナー(コロコロ)
- ゴム手袋
- ブラシ
順番に解説していきます!
粘着クリーナー
カーペットの掃除といったらこれ!っていうくらいの定番アイテム粘着クリーナー。通称コロコロ。
掃除機で吸いきれないホコリは、コロコロにとってもらいましょう。髪の毛なんかは掃除機よりとりやすい!
コロコロの種類もこんなに増えました。
- カーペット掃除向けの強粘着タイプ
- たったままOK!長いタイプ
- 剥がしやすい斜めカットタイプ
写真にあるのは、斜めカットタイプのコロコロ。ミシン目入らずの一発でつるんと全面はがすことができちゃう優れものです。我が家でもヘビロテしていますが本当におすすめ。
ゴム手袋
コロコロでも取れないくらい絡みついているホコリは、ゴム手袋でかきあつめます。
毛の奥からほぐすようにホコリを集めると、超強力な摩擦の力でびっくりするくらい取れちゃう。
ゴム手袋なら100均でも買えちゃうし、手頃ですよね。
ブラシ
ゴム手袋と同じように効果的なのが、ブラシを使ってホコリを掘り起こしていく方法。
カーペットの材質に合わせて適切なブラシを選ぶと効果的です。
- ヘアブラシ
- ペット用ブラシ
- 靴用ブラシ
- たわし
こちらも100均へ行けば、さまざまなブラシが売っているのでお手頃♪
シミ・におい
ここからは掃除機やコロコロは戦力外になる、シミの落とし方について紹介していきます。
蓄積していく「におい対策」にも効果的!
丸洗いできない大きいカーペットでも、この方法ならバッチリ綺麗になります!
重曹
カーペットのシミや臭いの原因になるのが、主に皮脂汚れになります。皮脂汚れは油分があり酸性の汚れになるため、アルカリ性である重曹の力を借りていきます。
- 重曹を5%の濃度で溶かした重曹水を作る
- タオルに重曹水を染み込ませる
- 汚れが気になる部分を拭く
- 水で濡らして固く絞ったタオルで仕上げ拭きをする
様々な方向から拭いていくと効果的。油性ペンで子どもが落書きをしてしまった、なんて時にも役立ちます!
洗剤
ジュースをこぼしてしまった、そんな時には洗剤を使って汚れを落としていきます。重曹の時と同じ流れでOK!
- 洗剤を5%の濃度で溶かす
- タオルに洗剤を溶かした水を染み込ませる
- 汚れが気になる部分を多方向から拭く
- 水で濡らして固く絞ったタオルで仕上げ拭きをする
ソファの汚れも、この方法できれいにできますね!
ダニ
気になるのがカーペットや布団に潜むダニ。実は恥ずかしながら、私は布団の手入れをサボっていたことが原因で、ダニアレルギーになってしまいました。
皮脂や食べかす、髪の毛なんかもダニの大好物。放置していると大変危険です!
さらにダニは高温多湿を好み、気温20℃〜30℃、湿度60%〜80%で活発に繁殖していきます。日本の夏なんてまさにベストコンディションすぎる。
ダニは熱に弱く、60度以上になると死滅しますので、定期的に天日干しするのがベスト。日に当てることでカーペットの中の湿度も下げることができます。
我が家では夏場に車の中に布団を入れ、高温状態になる車内環境を利用してダニを死滅させたこともあります。ちゃんと死滅できていたかは目には見えないですが(笑)
燻煙タイプの殺虫剤もあるので、何年も放置してるよっていうカーペットがある方はぜひ試した方が良いでしょう。
ダニを死滅させた後は、死骸をしっかり掃除機で吸い取りましょう!
とにかく繁殖する前に、普段から掃除機をかけてダニの餌になる食べかすなどを取り除くことが大事。
面倒臭いけど、ダニアレルギーになるとめっちゃ頭がかゆくなるので頑張ろう。
毎日掃除したくなる!電動カーペットクリーナー
毎日お手入れをすることが大事だと分かったところで、ついつい掃除したくなる掃除機をご紹介します!
これがあれば、コロコロのシートを剥がす手間もなくなります。
こういう人におすすめ
電動カーペットクリーナーをおすすめしたい方の特徴をまとめました!一つでも当てはまる方は、ぜひ一度試して下さい!
①ペットを飼っている
②赤ちゃんがいて部屋を綺麗に保ちたい
③カーペットの細かいホコリが気になる
④ダニアレルギーを持っている
⑤カーペット用掃除機を手頃な価格で探している
⑥家にカーペット、ソファー、クッションなどの布製品が多い
家の中の布製品、これ1台あれば毎日手軽にお掃除できちゃいます!もちろんお布団も!
電動カーペットクリーナーの内容と付属品
ハンディタイプの掃除機です!コードが3mあるので、大きめのカーペットでも安心。
なんといっても、デザインがかっこいいですよね。
シンプルだけどダークレッドがワンポイントになり、部屋に置いておいてもインテリアになりそうな色。ダストカップが透明になっていて、メタリックなフィルターが見えるところもオシャレ。
ブラシが付属されているので、気になるフィルターのお手入れも安心。
後述しますが、本体からダストカップとフィルターを簡単に外すことができるので、このブラシでホコリをさっとお掃除しちゃいましょう!
叩いて吸引するからぐんぐん取れる
この掃除機の一番のポイントが「叩きながら吸引する」というところ。
スイッチを入れると写真の部分が細かく振動し、毛の中の細かいホコリを叩き出してくれます!1分間に7,500回という超高速布団叩き。
実際にやってみると、かなり細かい振動でびっくりしました!でも、ガタガタとうるさい音はしなかったですよ。
布団叩きみたいに大きくバンバン叩くわけではないので、部屋中に舞い上がることはありません!
また、ホコリが空気中に舞い上がる前に吸い込んでしまうので、安心してください。
この掃除機は10,000Paという強力なパワーで吸引するので、細かい粉塵も吸い取ることができます!
写真に見える細かい粉塵は、おそらくダニの死骸と思われます。。。怖い。
吸引力が強すぎて若干動かしにくいですが、しっかりホコリが取れるなら気になりません。
フィルターはお手入れ簡単
くるりとねじるだけで、ダストカップ、フィルターが本体から簡単に外せます。
付属のブラシやティッシュなどでホコリを落とせばOK。これくらいお手入れのハードルが低いと、毎日掃除したくなってしまいますね。
本体から外したダストカップとフィルターは水洗いも可能!使い捨てフィルターではなく、繰り返し使えるのもエコでいいですよね。
UVライトで天日干し効果
叩いて吸引するだけではなく、UV照射もしてくれる優れもの。
UVは医療現場でも除菌灯として使われているもので、ウイルス除去にも効果があります。
我が家は日当たりが悪い物件で布団を干すことが不可能なので、この機能は本当にありがたい。
まとめ
カーペット掃除を制して、明日から気持ちよくゴロゴロしましょう!
- 掃除機は毛の流れに逆らって、3つ数えながら
- 奥に潜むホコリには粘着クリーナー、ゴム手袋、ブラシ
- シミ・匂いには重曹、洗剤
- カーペット専用掃除機で効率アップ
カーペットはお家のホコリを吸い取ってくれているありがたい存在なので、しっかりお手入れしてあげたいですね。