夏キャンプの時期が近づいてきました。
「暖かくなってきたし、キャンプでも行ってみようかな」
という方に気をつけてもらいたいのが、夏キャンプの暑さ対策。
人によっては「夏キャンプは暑くてイヤだ」という人もいるほど暑さ対策が重要なんです。
いくつか暑さ対策の例を挙げると、「冷感デバイスの使用」「日陰を作る」「標高が高めのキャンプ場を選ぶ」などがあります。
ここまで聞くと、もっと詳しく知りたくなってきますよね!
そこでこの記事では、夏キャンプ初心者に向けて夏キャンプの暑さ対策やおすすめ冷感デバイスを暑さが苦手な筆者が紹介していきます。
夏キャンプは暑すぎて命の危険を感じる!
夏キャンプはなめてかかると、暑すぎて命の危険に晒される危険性を持っています。
具体的には、暑すぎて熱中症と食材が傷んで食中毒という2つの危険があるんです。
2つともリスクの高い体調不良ですので、詳しく解説していきますね。
危険な理由①容赦の無い直射日光による熱中症
暑い時期のリスクとえいば、熱中症。暑い屋外で楽しむ夏キャンプには、普通に生活するよりも高い熱中症リスクが潜んでいます。
熱中症になる条件は、気温の高い「環境」・風邪や寝不足などの「体調不良」・運動や水分補給をしなかったなどの「行動」が挙げられます。
体調不良:暑さで寝苦しく体調不良
行動:キャンプでテントを設営するなど汗をかく行動
夏キャンプは、熱中症対策をして楽しみましょう。
気温の上昇とともに、旅に出たくなる時期になってきました。神社仏閣・名所旧跡・テーマパークや温泉、旅行先を考えるだけでもワクワクしてきますね。特に2023年はコロナ規制も緩やかになり、帰省や旅行で各地が賑わいそうな様相を呈しています。[…]
危険な理由②暑さで食材が傷んで食中毒
夏キャンプで熱中症と並んで注意したいのが、食中毒。
食中毒菌が増える条件は、ちょうど良い温度・水分・栄養が。夏キャンプでは温度が高いのはもちろんのこと、食材を洗ったときの水分にも注意が必要です。
食材は、クーラーボックスなどで保管してよく加熱して食べることをおすすめします。
夏キャンプに持って行きたいおすすめ冷感デバイス
夏キャンプの暑さは、容赦なくキャンパーを襲ってきます。
そこで、おすすめなのが最新の冷感デバイス。
手軽に体を冷やしてくれるので、夏キャンプに持っていけば効果的な暑さ対策になります。
そこで特におすすめな冷感デバイスを2つ紹介します。
首から直接冷やすネッククーラーSlim
ネッククーラーSlim | |
---|---|
通常価格 | ¥6,480(税込) |
カラー | ホワイト / ブラック / グレー |
重量 | 約140g |
冷却方式 | 冷却プレート |
詳細 | 商品ページはこちら |
冷たい冷却プレートで首の太い血管を直接冷やし、身体をクールダウンしてくれるネッククーラーSlim。
電源を入れてスグに冷たさを感じるので「なかなか涼しくならない」というストレスもありません。
キャンプは、テントの設営や調理など体を動かす機会も多いのでネッククーラーSlimのようなハンズフリーで使える冷感デバイスが重宝します。
折り畳めば幅13cm×高さ4.5cm×奥行8cmというコンパクトさのため、荷物の邪魔にもなりません。キャンプのお供にネッククーラーSlim、おすすめです。
意外とあまり目立たないのでタウンユースにもおすすめ。
軽量なので長時間利用していてもストレスはありませんでした。
水冷ベスト
水冷ベスト | |
---|---|
通常価格 | ¥14,800(税込) |
サイズ | 着丈約400、幅約260、厚み約40(mm) |
重量 | 約760g |
対応サイズ | フリーサイズ |
詳細 | 商品ページはこちら |
テント設営などの作業をしながら、身につけても邪魔にならない作業用の冷感服が水冷ベスト。
背中のタンクに氷水を入れて、電源を入れればキンキンに冷えた冷水が背中と胸周りを冷やしれくれます。
タンクには凍ったペットボトルも入るので、ペットボトルに入れた飲み物が溶けたら休憩中の飲み物にもできます。
作業のために考えられたベストで、脇がガバッと開いておりテント設営作業の邪魔になりません。サイズ調整もできるからさまざまな体型の方に対応しています。
夏キャンプの暑さ対策アイデア7選!
夏キャンプは、暑さ対策をするだけでずいぶん快適になります。
夏キャンプで筆者が実践してきた、暑さ対策でよかったものも紹介して行きます。
- 日陰を利用するorタープで日陰を作る
- メッシュ窓があるテントを利用する
- 標高の高くて涼しいキャンプ場に行く
- 涼しい時間を狙ってテント設営を行う
- 焚き火をしない
- こまめな水分補給
- 涼しくて速乾性のある服装
1つずつ紹介していきますね。
日陰を利用するorタープで日陰を作る
夏キャンプをするなら、日陰がある場所にテントを設営するかタープで日陰を作り、直射日光から身を守りましょう。
夏キャンプ経験者として、もっとも辛かったのが日中の直射日光。
ただでさえ気温が高いのに、容赦無く降り注ぐ太陽光に「もう帰りたい」と早めにキャンプを切り上げたのは良い思い出です。
熱中症対策としても、涼しい場所で活動するのは良いことですので、夏キャンプはできるだけ日陰で行いましょう。
メッシュ窓があるテントを利用する
夏キャンプで、気をつけたいのがテント内の暑さ。
ちょっとゴロゴロしようと入ったテントの中が暑かったら、休めるものも休めませんよね。
大きいタープの下にテントを設営するだけじゃなく、メッシュ窓のあるテントを選んで風通しをよくしてあげましょう。
どうしても寝るときにどうしても、外が気になる方はメッシュ窓を塞ぐ機能がついたテントを選ぶと良いです。
サンコーからは、デイキャンプにおすすめでかんたんに設営できる2秒で開くサンシェードテントが発売されています。
宿泊をするようなキャンプでは、プライバシー性が心配ですがデイキャンプで少し休憩する程度であれば問題ありません。
メッシュ窓ならぬメッシュ壁で風通しがとてもよく、日陰やタープと組み合わせれば快適に過ごせますよ。
傘を開くように設営するテントだから、暑くてめんどくさいテント設営もかんたんに行えておすすめです。
標高の高くて涼しいキャンプ場に行く
夏キャンプでは、キャンプ場選びも大切。標高の高いキャンプ場を選べば、低地のキャンプ場よりも快適に夏キャンプを楽しめます。
お近くの高原キャンプ場をネット検索して、探してみましょう。
涼しい時間を狙ってテント設営を行う
テントの設営って大変ですよね?暑い夏キャンプともなると、その大変さは想像に難しくありません。
暑さを避けるために、陽が落ち始める16時ごろからテント設営を行うとよいでしょう。
16時までは、設営のかんたんなタープやキャンプ場の休憩所を活用し、夕方から夜にかけてテントを設営し本格的なキャンプを楽しむのがおすすめです。
焚き火をしない
キャンプの醍醐味といえば焚き火。しかし、夏キャンプでは焚き火をしないことが暑さ対策になります。
「でも調理用に火がほしい」
という方は、ガスコンロなどを活用しましょう。
また、ポータブル電源をお持ちの方なら、火を使わないメスティン「エレクトリックメスティン」がおすすめです。
メスティン本体だけじゃなく、フタが鉄板として使える方焼肉もできちゃいます。
煮る・炊く・焼くの1台3役をこなす便利家電を夏キャンプで活用しましょう。
こまめな水分補給
暑い時期はこまめな水分補給が重要です。
炎天下の野外活動は、想像以上に体力と体の中の水分を奪われます。
こまめな水分補給は、熱中症対策の基本です。夏キャンプでもこまめな水分補給で熱中症を防ぎましょう。
涼しくて速乾性のある服装をする
涼しい服装をするのは、もちろんのこと速乾性のある服を着用しましょう。
夏キャンプで汗をかいて、ベタベタした服がまとわりつくのって嫌ですよね。
速乾性のある服で、気持ちよさをキープしつつキャンプを楽しみましょう。
涼しい服といえばファン付き作業服。
サンコーから2023年4月にファンだけなく冷却プレートも付いた冷蔵服2が販売され、究極の涼しさを追求しています。
一般的なファン付き作業服はファンの風を体に送るだけだから、涼しく感じるのは最初だけということがありました。
対して冷蔵服2は冷却プレートを背中に設置しているから常に背中を冷やしてくれます。
テント設営など汗をかくことが多い夏キャンプにおすすめです。
速乾性のある服といえば、ポリエステル素材のものがあります。
焚き火をするときにポリエステル素材のものはやめておきましょう。
ポリエステル素材の服に火の粉が飛ぶと、すぐに穴が空いたり燃えてしまいます。
まとめ
夏キャンプの暑さ対策は、
- 冷感デバイスを使う
- 日陰を利用するorタープで日陰を作る
- メッシュ窓があるテントを利用する
- 標高の高くて涼しいキャンプ場に行く
- 涼しい時間を狙ってテント設営を行う
- 焚き火をしない
- こまめな水分補給
- 涼しく速乾性のある服装
です。
夏キャンプは、暑さ対策をして安全に楽しく楽しみましょう。