トイトレいつから始める?上手くいかない?正しいタイミング・コツを知って爆速でおむつを卒業

トイトレっていつからはじめる?

子どもが2歳ごろになると、周りのママ友たちと話題になりやすい「トイトレ」。

一般的にトイトレは、1歳半から2歳ごろにスタートする人が多いです。

しかし、同じくらいの年齢の子を持つママ友から、「うちの子おむつ取れたのー」と言われたり、母から「あなたは2歳ごろおむつ取れてたわ。今の子はゆっくりねー」と言われ、焦りを感じていませんか?

  • いつからはじめるべきなの?
  • 何が必要?
  • おまるがいいの?
  • 補助便座がいいの?

と次から次へと不安が浮かんできますよね。

今回の記事では、トイトレのはじめる時期や、買っておくとよい便利グッズを紹介します。

不安を解消して、子どもと楽しいトイトレをスタートさせましょう!

ねこまつげ
2人の男の子ママライター。とにかく減らせる家事は減らしたい、楽できるところは楽したい。便利グッズを日々調べ、試すズボラ主婦。

トイトレはいつからはじめるのがベスト?

トイトレとは、トイレトレーニングの略称で、おむつが外れトイレで排泄できるように促していくものです。

子どもはそれぞれ個性があり、成長・発達も違うので、何歳からはじめないといけないとは決まっていません

でも、ある程度の目安は知っておきたいもの……

そこで、ここでは具体的な目安を紹介します。

おしっこの間隔があいているか

トイトレに必要な能力として、

  • 膀胱におしっこがたまる
  • おしっこがたまる感覚が分かる

ことが必要です。

0歳児の頃は、1日に何回も排尿をし、膀胱におしっこがたまっている感覚がありません。

しかし、1歳半~2歳ごろには、いつ見てもおむつの「おしっこサイン」が緑色になっていた子も、少しずつおしっこが出ていない時間が増えてきます

これは、子どもの発達と膀胱の発達により、「膀胱におしっこをためる」ことができるようになり、おしっこの間隔があくようになってきた証拠。

そのため、おしっこの間隔が1時間半から2時間あくようになってきたら、トイトレをスタートする目安になります。

一人で歩いたり、走ったりできるか

トイトレをはじめるためには、トイレまで自分で歩いたり、走ったりできることも重要です。

歩行が安定していることは、トイレに自分で移動し、トイレに座る準備ができることを意味しています。

トイトレをスタートする前に、歩行能力が身についているかもチェックしましょう。

簡単な意思疎通ができているか

トイトレでは、自分で「トイレに行きたい」と伝えることも大切です。

はっきり「トイレに行きたい」と言えない場合も、簡単な言葉やジャスチャーで意思疎通ができるかチェックしてください。

子どもがトイレに行きたいと思っても、意思を親に伝えることができないと、トイトレを進めることは難しいですよね。

身振り手振りや、言葉で「おしっこ」「ウンチ」など、トイレの意思表示ができるかを見てみましょう。

一人で補助便座やおまるにしっかり座っていられるか

一人でトイレに安定して座れていることも、トイトレスタートの目安になります。

トイレは真ん中に穴が開き、細い便座に座らなければならず、体幹の発達も重要なポイント!

便座やおまるにしっかり座れることは、身体能力の発達もトイトレに適した時期であることが分かりますよ。

トイレに興味をもっているか

トイトレをはじめる前に、子どもが「トイレ」に興味を持っているか確認してください。

子どもが全くトイレに興味がないのに、無理やりトイトレをはじめ、強制的にトイレでの排泄を進めてしまうと、子どもはトイレを嫌がるようになります。

一方、トイレに興味がある子は、自分でトイレに行ってみたり、親や兄姉のトイレについていってみたり、興味津々!

子どもがトイレに興味を示すような絵本や動画を見せた後、トイトレをスタートしてみましょう。

大人や周囲の真似ができるか

子どもたちは、大人やお兄ちゃんお姉ちゃんの行動を真似して学びます。

時々「どこでそんなこと覚えたの!?」とびっくりするときがありますよね。

トイトレも同じで、大人や周囲の人、絵本や動画などを真似してトイレに興味を持ち、まねっこしながらスタートします。

全く同じではなくても、大人の真似ができるか、チェックしてみてくださいね。

トイトレをはじめる前に買っておくといいアイテム

トイトレをはじめる前に、準備しておくと便利なアイテムがあります。

子どもも楽しくなり、親もイライラが軽減されるすてきなアイテムをそろえ、楽しいトイトレをスタートしましょう!

①お気に入りのパンツ

トレーニングパンツや布パンツはトイトレ中の子どもにとって、とっても重要なアイテム!

そのため、トレパンや布パンツは、子どもと一緒に買いに行くといいですよ。

とにかくトイトレは、楽しい!やってみたい!できた!と子どもの気持ちをアゲアゲにするのが大切!

子どもの好きなキャラクターや、柄を一緒に選んで、子どものモチベを上げましょう

「かっこいいお兄さんパンツだね!」

「可愛いお姉さんパンツだね!」

などの声掛けもトイトレに重要です。

②補助便座やおまる

子どもにとって大人用の便座に座るのはなかなか難しい……

安定しないため、子どもたちも「落っこちそうで怖い」「グラグラするから安心しておしっこできない」と言います。

そんな時便利なのが、補助便座やおまる!

これらのアイテムによって、子どもが安定して座れます

トイレに慣れるステップとして準備しておきましょう。

③トイレの踏み台

トイトレで私が一番お世話になったのが、トイレの踏み台です。

一人で座りたいけど、床に足がつかなくて不安定で怖い……という子どもの悩みを解決してくれました!

3歳近くになると、補助便座がなくても、踏み台だけで大人用の便座に座ることもできます。

そのため、「自分でトイレできた!」という気持ちがより芽生えやすく、子どもの自信にもつながりますよ。

1人で座れるようになると楽だよね! 

④できたシール

子どもってシール大好きですよね。

そんなシールも、成功体験を子どもに与えるために便利なグッズです。

トイレでおしっこやウンチができたときに、カレンダーなどにシールを貼ることで、子どもは「できた!」をより実感できます

さらに、シールを貼ることで、一個一個の成功体験を目で見て確認できるため「自分はトイレでおしっこできるんだ」と、どんどん自信がついていきますよ。

➄簡易洗濯機

とにかくトイトレ中は洗濯ものの山!

さらに、オシッコやウンチがベットリついたパンツやズボンをそのまま洗濯機で他の服と洗うのはちょっと嫌……

そんな時は、靴洗いま専科2で一度予洗いしてから、洗濯機へGO!

においや、色の落ち具合が全然変わりますし、衛生的にも安心

さらに、子どもはお気に入りのトレパンを「毎日履きたい!」「それじゃないとトイトレしない!」などと、脅してきます(笑)

そんなときも、靴洗いま専科2があれば、トレパンを1枚だけすぐ洗うことができ、子どももママもニコニコ。

子どもの泥だらけ服の予洗いや、上履き・靴を洗うのにも大活躍します!詳しい商品レビューが知りたい方はこちらの記事をぜひ読んでください。

>>上履きを洗濯機に入れたくないけどラクしたい人に超おすすめのミニ洗濯機

 

また、梅雨時や雨の日は、なかなか洗濯物が乾かないのも、トイトレのつらいところ。

そんな時は、小物を素早く乾かす小型乾燥機を使用すれば、パンツやズボンなどの少量のものを短時間で乾かすことができちゃいますよ。

トイトレの進め方は?5ステップで紹介

ここでは、トイトレがスムーズに進むためのステップを5つ紹介します。

1.絵本や動画で「トイレ」を伝える

トイトレをはじめる前に、絵本や動画を使って「トイレ」の存在を子どもに知ってもらいましょう。子どもにとって、トイレは新しい体験の場所。

トイレの使い方や、排泄の様子を理解することはとっても大切です。

楽しい絵本や動画を見ながら「トイレって言えるとかっこいい」「トイレって楽しい場所」とポジティブな印象を与えられるようにしましょう。

2.ズボンのまま便座に座ってみる

ズボンを履いたまま、便座に座る体験をしてみましょう。

「トイレを知る」ことと一緒で、トイレに興味をもってもらうためのステップです。

子どもは、探求心の塊です。

「トイレに座ったらこんな景色なんだ」「ちょっとグラグラするな」などいろんな体験を通して学んでいきます。

最初は、おしっこが出なくても問題なし!

まずはトイレに座ることから慣れていきましょう。

3.おむつ替え時にトイレに行く

座る練習ができたら、実際におむつ替えの際にトイレに行ってみましょう。

おむつ替えのタイミングで子どもをトイレに連れていき、実際に便座に座らせます。

おしっこが出るか試してみますが、おしっこが出なくても、全く問題ありません

もし、タイミングよくおしっこが出たら、「やったね!」とほめてあげると、子どもの自信につながりますね。

4.布パンツだけで過ごしてみる

いよいよトイトレ本番です!

一日の数時間だけトレパン、布パンツだけで過ごしてみましょう

その数時間、親は気が気じゃないですよね(笑)

しかし、失敗しても落ち込むことはありません。

布パンツは少量のおしっこも漏れてしまうので、トレパンを履き、少量のおしっこを吸収してくれながら、子どもにはベトベトに濡れる気持ち悪さを体感してもらうことができます。

気持ち悪さの体験が重要なのね 

また、子どもにとって、一時間でも、お兄さんパンツ、お姉さんパンツ(おむつじゃないもの)で過ごせた!という達成感は、トイトレのモチベーションにもつながっていきますよ!

5.トイレでおしっこが出たら誉める

トイトレ最後のステップは、トイレでおしっこが出たら「すご~い!!!」と大げさかな?というくらいほめてあげてください。

親も一緒にトイレでおしっこができたことを喜んであげましょう。

子どもは褒められることで自信を持ち、トイトレへのモチベーションが上がり、次もやってみよう!という意欲につながります。

成功体験を積極的にほめて、楽しいトイトレにしましょう!

トイトレに関するQ&A

トイトレ中に悩む、細かな疑問について説明します。

トイトレ成功のコツは?

誰もが、トイトレを失敗したくない!と思いますよね。

そんな方は、下記のコツをぜひ意識してみてください。

  • トイレを明るくする
  • 失敗しても絶対叱らない
  • 周りと比較しない
  • 保育園や幼稚園のやり方をマネする
  • どうしても嫌がる時はいったん休む

トイトレのコツはとにかく叱らないこと。そして、子どもの成長、ペースに合わせることです。

便利グッズなどを使ってストレスを減らし、子どもにはできるだけ笑顔で接してあげましょう。

トイトレ開始のベストな季節は?

トイトレを開始するのに、ゼッタイこの季節がいい!と決まってはいません

子どもの成長や興味、発達段階に合わせて進めることが大切です。

しかし、温かい季節は、薄着でも風邪をひく心配もないですし、どれだけ汚されても炎天下で数時間干せば乾いてしまうメリットはありますね。服を脱がせたり、自分で脱ぐときに半ズボンだとやりやすいというメリットもあります。

おまると補助便座どっちがいい?

永遠に続く論争、おまるか補助便座どちらがいいか問題(笑)

トイトレにどちらが適しているかではなく、自分の家に適しているやり方を見つけましょう。

おまるのメリット・デメリット

おまるのメリットは、どこでも持ち運びが可能なため、子どもの気分に合わせて場所を変えられたり、夏は涼しい場所、冬は暖かい場所でトイトレができます。さらに、子どもが座りやすく、床にピッタリ足を付けられるのは、安心感につながりますね。

しかし、デメリットとして、おまるにしたおしっこなどをトイレに捨てなければいけなかったり、おまるの掃除、管理が地味に面倒……

さらに、おまるでおしっこができても、また、トイレでおしっこができるようにならなければならず、二段階のトイトレになってしまうのは、デメリットに感じてしまいますね。

補助便座のメリット・デメリット

補助便座のメリットは、子どもがはじめから「トイレ」に慣れることができるところ。

おまるのように二段階トイトレをしなくていいですね。

デメリットは、補助便座だけだと足が宙ぶらりんになり、子どもが座るのを怖がることがあります。そんな時は、踏み台なども併用して使用するのをお勧めします。

男の子は立って?座って?

男の子は、立ってするスキルも座ってするスキルも両方必要です!

おうちでは「座り」でしてほしいけど、学校や出かけ先では「立ち」が普通ですから。

ママには未知な男の子のトイトレについて、詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください。

>>男の子のトイレは立って?座って?両方覚えるべき理由・やり方を徹底解説!【尿はね対策】

まとめ:トイトレはいつから始めても子どもに寄り添うことが大切

今回は、ママが抱える「トイトレをいつからはじめるか」の悩みを解説しました。

トイトレをはじめる目安は以下の通り。

  • おしっこの間隔があいてきたか
  • 一人で歩く・走るができるか
  • 簡単な意思疎通ができているか
  • 一人で補助便座やおまるにしっかり座っていられるか
  • トイレに興味をもっているか
  • 大人や周囲の真似ができるか

しかし、大事なのは、子どもの発達段階や興味、成長に合わせてトイトレを進めること。

便利グッズを使用して、親もニコニコしながら、楽しくトイトレを進めていきましょう!

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