自宅でおいしいピザが焼けるピザオーブンは、とても便利な調理家電です。
ピザはみんなでワイワイ食べることも多いですが、ピザだけではちょっとさみしいもの。
せっかくならピザ用オーブンを使って、もうひと品作ってみませんか。
この記事では、ピザ用オーブンを活用するおすすめレシピをご紹介。
ほかの調理器具との違いも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
ピザオーブンはピザ以外の料理も作れる!
お店で食べるようなピザが自宅で楽しめる、ピザオーブン。
ピザが短時間おいしく焼けるように設計されていますが、ピザしか焼けないことはなく、ピザ以外のものも焼くことができます。
一般的なオーブンよりも温度が高くて気密性が高いため、強い火力が必要な料理向き。
強い火力で加熱することで、熱で食材を包み込むように焼き、食材の旨味を閉じ込めることができます。
オーブンやグリルとの違い
ピザオーブンは、普通のオーブンやガスレンジ備え付けのグリルとどんな違いがあるのでしょうか。
それぞれの温度とメリットやデメリット、向いている料理を、以下の表にまとめました。
ピザオーブン | オーブン | グリル | |
温度 | 400~500℃ | 250℃ほど | 300℃ほど |
メリット | 気密性が高く、外はカリッと中はジューシー | 焦げ目は付きにくく、じっくり熱を通す | 短時間でさっと焼き上げる、表面をカリッと仕上げる |
デメリット | 予熱が必要、焦げやすい | 予熱が必要、焼けるのに時間がかかる | 狭い、加熱ムラが出やすい |
向いている道具 | ピザ、バーベキュー料理、ステーキ | ローストチキン、グラタン、ケーキ | 焼き魚 |
ピザオーブンは、特に均一に熱の入りにくいかたまり肉のような肉料理の調理が向いています。
高温のピザオーブンで焼くと比較的早く焼けて加熱ムラが出にくく、均一に熱が入りやすいです。
オーブンも分厚い肉料理に向いていますが、少し時間がかかるのが難点。
厚みのある肉をじっくりと加熱することで、中まで熱を通します。
一方でグリルは一般的に、薄い食材に向く調理器具。
魚や切り身など高温で短時間さっと焼くことで熱を通し、表面にこんがりと焼き目を付けます。
ピザのほかに食べたい!ピザオーブン活用レシピ2選
1. こんがりスパイシーな「タンドリーチキン」
タンドリーチキンは、香辛料に漬けた鶏肉を焼くインド料理です。
本来はタンドールという円筒形の釜で焼きますが、ピザオーブンでも同様に、脂を落としながら高温でカリッと焼くことができます。
漬け込んで焼くだけなので、作るのはとても簡単ですよ。
材料(3~4人分)
・鶏もも肉……300g
・ヨーグルト(無糖)……大さじ3杯
・カレー粉……大さじ1杯
・にんにく(すりおろし)……小さじ杯
・しょうが(すりおろし)……小さじ1杯
・トマトケチャップ……小さじ2杯
・塩……小さじ1/3杯
〈仕上げ〉
・パプリカパウダー(あれば)……適量
・パセリ……適量
作り方
1. 鶏もも肉を調味料に漬け込む
鶏もも肉はひと口大に切り、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取ります。
ボウルまたは保存用袋に鶏もも肉、ヨーグルト、カレー粉、にんにく、しょうが、トマトケチャップ、塩を入れてもみこみ、1時間以上置きます。
前日に仕込んでおくのもおすすめです。
2. ピザオーブンで鶏もも肉を焼く
ピザオーブンは250℃に予熱します
ピザオーブンに入るくらいの天板やスキレットに、オリーブオイル(分量外)をひくかアルミホイルを敷きます。
皮目を下にして1をのせて、天板を予熱をしたピザオーブンに入れて焼きます。
8分ほどたったら裏返して皮目を上にし、さらに10分ほど焼きます。
こんがりとするまで焼き色が付いたらOK。
焼きすぎると固くなるので気をつけましょう。
野菜を添えた皿に盛り付け、お好みでパプリカパウダーをふってパセリを添えたらできあがりです。
上手に作るポイント
鶏もも肉は、1時間以上(できれば半日~ひと晩)漬け込むのがおすすめです。
漬け込む時間が短い場合は、鶏もも肉をフォークで刺しておくと、味がなじみやすくなりますよ。
2. 旨味が凝縮した「野菜とベーコンのピザオーブン焼き」
ピザオーブンで焼く野菜は、フライパンで炒めるのとはひと味違うおいしさ。
高温で焼くことで旨味が凝縮し、野菜の旨味が楽しめます。
シンプルな味付けながら、ベーコンや野菜から出る旨味が絡んで、ピザともよく合いますよ。
材料(23×30㎝の天板1枚分)
・ブロッコリー……1個
・じゃがいも……1個
・マッシュルーム……1/2パック
・にんじん……1/4個
・ミニトマト……3~5個
・玉ねぎ……1/2個
・ベーコン(ブロック)……200g
・オリーブオイル……大さじ3杯
・にんにく(すりおろし)……1片分
・ローズマリー……1本
・塩こしょう……適量
1. 材料を切る
ベーコンは1㎝ほどの厚みにし、さらに2~3㎝角に切ります。
ブロッコリーは小房に分け、茎の部分は皮をむいてひと口大に切ります。
玉ねぎは2㎝ほどのくし切りに、マッシュルームは縦半分に切ります。
じゃがいもやにんじんは皮をむいてひと口大に切り、電子レンジ600W で2分ほど加熱します。
2. 材料に調味料を混ぜる
ボウルに調味料を入れて混ぜ、すべての材料を入れて混ぜ合わせます。
3. 天板に並べてピザオーブンで焼く
ピザオーブンは250℃に予熱します
ピザオーブンに入るくらいの天板やスキレットに2を入れます。
高さ3.5㎝以内になるようにし、平らに並べてください。
ピザオーブンで12~15分ほど焼きます。
こんがりと焼き目が付いたらできあがりです。
上手に作るポイント
野菜はお好みのものでOK。ズッキーニやパプリカ、根菜類、芋類のほか、ほかのきのこ類もおすすめです。
ベーコンの代わりに、ウインナーソーセージや鶏もも肉でもおいしく作れますよ。
おいしく焼ける秘密がたくさん!「石窯ピザドーム」3つの特徴
サンコーの「石窯ピザドーム」は、卓上で使えるピザに特化した家庭用のオーブンです。
本格的なピザが家で簡単に焼けるので、よくピザを食べたりピザパーティーをしたりする方におすすめですよ。
1. 直径30㎝までのピザが、切らずに丸ごと焼ける
「石窯ピザドーム」は、石窯で焼くような本格的なピザが、自宅で作れる調理器具です。
気密性の高いドーム状の形で、直径30㎝の大きなピザでも切らずにそのまま焼くことができます。
高さは3.5㎝までOK。
上下にヒーターが付いているから、ボリューミーで厚みのあるピザでも焼くことができますよ。
2. 最高温度420℃!温度・タイマー設定は簡単
温度とタイマーの設定は、簡単なダイヤル式。
「温度調整ダイヤル」と「タイマーダイヤル」で直感的に操作ができます。
温度は5段階で調節でき、80℃±20℃から400℃±20℃まで設定が可能です。
タイマーは15分まで設定OK。
あらかじめ予熱をすることでドーム内の温度を上げておき、ピザを短時間でおいしくパリッと焼き上げます。
3.セラミックのピザストーン&窓付きのふた
本体は、セラミックのピザストーンが装備されているのがポイント。
ピザストーンはピザの水分をちょうどよく蒸発させ、遠赤外線効果で熱の伝導効率がアップします。
気密性の高いドーム状の形も相まって、ピザを早く焼くことができますよ。
またふたは窓付きなので、焼け具合が見えやすいのもGOOD。
ピザが焼きあがるベストのタイミングを見逃しません。
ピザオーブンをもっといろいろな料理に活用しよう
ピザオーブンは、ピザがおいしく焼けるだけでなく、ほかの料理にも使えます。
ほかの調理器具よりも高温で、早く焼けるのがよいところ。
特に厚みのある肉料理といった火の入りにくいものの調理に向いています。
サンコーの「石窯ピザドーム」は、卓上で本格ピザが焼けるピザに特化したオーブン。
家で頻繁にピザを焼く方や、家族や友人と一緒にピザパーティーをするのにおすすめのアイテムです。
ぜひ記事を参考に、ピザと一緒にあとひと品を作ってみてはいかがでしょうか。
毎日献立を考えていると、忙しかったり疲れていたりして「今日のごはんは手抜きしたい」と感じるときはありませんか。そんなときにおすすめなのが、ピザです。ピザ生地とピザソース、とろけるチーズ、簡単なトッピングがあればOK。[…]
休日のごはんやおやつに、またホームパーティーや人と集まる時など、何かと食べる機会が多いピザ。手軽なデリバリーやテイクアウトだけでなく、冷凍やチルドのピザを利用したり、手作りしたりすることもあるのではないでしょうか。焼きた[…]