冬の節電アイデア13選!エアコン使わなくてもあったかい冬の快適グッズも紹介

冬の節電アイディア

朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、いよいよ「秋本番、冬近し」という雰囲気になってきました。

「エアコンで部屋をあっためたいけど、電気代が高いから我慢している」

こんな方も多いのではないでしょうか。

総務省統計の家計調査のまとめによると2人以上世帯では、1ヶ月平均の電気代が、2021年8月が9,774円、2月が電気代が12.854円となっています(※)。

※出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)」

日本の冬は、夏よりも電気代がかかってしまうんです。

「節電はしたいけど、寒いのはいやだ!」という方のために

秋でも使える冬の節電アイデアやエアコン要らずで快適に暮らせる冬の家電を紹介していきます。

冬の節電①エアコン(暖房)の節電アイデアとあったか家電を紹介

 

冬の生活に欠かせないのが、部屋をあっためてくれるエアコン

 暖房の設定温度を1℃下げると10%も節電になるんです。

そのため、環境省からは「暖房の設定温度は20℃」なんて推奨温度まで出されています。

「20℃って寒くない?」
と思うかもしれませんが、推奨されてしまっているんです。

できるだけ設定温度20℃に近づけるよう、エアコンの節電アイデアや気をつけることをまとめたので紹介します。

エアコンの節電アイデアと気をつけること

こんたぽや電気毛布を着る
あったかい服を着る
エアコンのフィルターはこまめに掃除する
エアコンの風を下向きにしてサーキュレーターを併用
電源のON/OFFは最小限で
室外機もチェック

「こたんぽ」を着てエアコンの設定温度を下げる

部屋が寒くても、肌にふれる物があったかければ、暖房の設定温度をあげる必要はありませんよね。
そこで、おすすめしたいのが「こたんぽ」です。


着心地ふんわり歩けるこたつ「こたんぽ」
こたんぱは、前面に配置されたヒーターのぬくもりで体をあっためる、あったか家電です。

こたつを着るという商品の「こたんぽ」は、節電になると言われている「こたつ」よりも電気代がお得。

「電気毛布でもいいんじゃないの?
という意見、とてもわかります。

確かに電気毛布も、ヒーターのぬくもりを感じられる優秀な家電ですね。
私も電気毛布を愛用していましたが、「ん〜ちょっとストレス」というポイントがいくつかありました。

そこでこたんぽ電気毛布を比較して、「どっちが使いやすい」かを検証していきます。

こたんぽと電気毛布を比較!

こたんぽは電気毛布のプチストレスを解決してくれています。

  • こたんぽが解決した電気毛布のプチストレス

    移動する時などは寒い家事をしながら着れない
    うたた寝しているとはだけている
    椅子に座って使うと、足と電気毛布の隙間から冷気をする

こたんぽは、足が出せる上にケーブルを抜いて移動できます。

ドローコードでウエスト調整をすれば、ずり落ちません。
ぬくもりを逃がさないまま、洗い物だってできます。

すっぽりハマってあったかいので、電気毛布のようにスースーと冷気を感じることもありません。
5歳児もすっぽりハマって気持ちよさそうです。

こたんぽのデメリット
こたんぽは、脱ぐのがややめんどうです。
電気毛布はパッと持ち上げれば終わりですが、こたんぽはどうしても「脱ぐ」というアクションが必要になります。
逆にいえば、ほとんど家から出ない日やインドアな人は、こたんぽのメリットを最大限に活かせるでしょう。

「使い勝手が良いのは分かったけど、結局電気代はどうなの?」

私が個人的に使っている電気毛布は、1時間約1円から2円程度です。
電気毛布は、1日6時間使って約6円から12円なので、1日6時間で約9円のこたんぽとほとんど変わりません。

電気毛布を使っていて、今回紹介したプチストレスを感じているかたは、ぜひこたんぽもチェックしてみてください。

エアコン・こたつ・こたぽの電気代を比較してみた

「エアコンと比較した電気代が知りたい」

という方のために、エアコン・こたつ・こたんぽの電気代を比較してみました。

1時間あたりの電気代は「1時間あたりの消費電力(kW))×単価(円/kWh)」で計算ができます。ここに使用時間を掛ければ、時間分の電気代が求められます。

上記の計算式を使い、1kWあたり27円//kWhに設定して我が家のエアコンとこたつ、こたんぽの電気代を計算すると、以下のような電気代になります。

エアコン:0.73kW(730W)×27円//kWh=1時間あたり19.71円
こたつ:0.2kW(200W)×27円//kWh=1時間あたり5.4円
こたんぽ:0.05kW(50W)×27円//kWh=1時間あたり1.35円

エアコンとこたんぽでは、約14倍も電気代の差があります。

こたんぽを上手に使えば、電気代の節約につながるのがよくわかりますね。

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あったかい服を着る

あったかい服を着て、厚着をするのもエアコンの設定温度を下げるのに有効です。
単純に厚着をするのも良いですが、ヒーターが入っているグッズを活用するとグッとぬくもりを感じられますよ。

3首と言われる手首・足首・首を温めると、血流がよくなり体全体があったまるので意識してみましょう。

ただし、暑がりさんや汗っかきの人は、汗が冷えてカゼを引くかもしれません。

体質や体調に合わせて厚着をしてみてください。

サンコーの商品では、ヒーターベストとUSBあったかスリッパがおすすめです。

ポケットまで温かい「洗えるヒーターベスト」

あったかスリッパ
どこでも床暖「USBあったかスリッパ」

どちらもヒーターが入っていて、あったかいですよ。

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エアコンのフィルターはこまめに掃除する

エアコンのフィルターをこまめに掃除すると節電につながります。

エアコンのフィルターが汚れている、いわゆる目詰まりを起こしている状態では、暖房の効率が落ちてしまいます

電気代がかかるばかりか、「暖房が効かないから寒い」なんてことになってしまいます。

「なんだか部屋があったまらないな」と思ったら、エアコンのフィルターを掃除しましょう。

エアコンフィルターの掃除方法としては、掃除機でほこりを吸い取るか、中性洗剤などで洗う方法があります。
日々の清掃は掃除機で、汚れをしっかり取リたいときは、中性洗剤などで洗うと良いでしょう。

センサー式ゴミ箱掃除機「ちょい吸いゴミ箱」なら、吸い取ったフィルターのホコリがそのままゴミ箱に吸い込まれるので便利です。

センサー式ゴミ箱掃除機「ちょい吸いゴミ箱」

エアコンの風向きを下にしてサーキュレーターと併用する

エアコンを使っていても、足元があったまらずに、足先の冷えが気になる方もいらっしゃいますよね。

エアコンの風向きを下方向にすると、暖かい空気が足元に流れてくるのでぬくもりを感じやすくておすすめです。

また、サーキュレーターと併用すれば、エアコンからでたあったかい空気が部屋全体に循環するので設定温度を下げても部屋全体をあっためられます。

 

室外機周辺をキレイにする

室外機も、空気をあっためるのに重要な役割をになっています。

室外機の周りに物が置いてあったり、汚れていると暖房効率が下がってしまいます。

エアコンのフィルター同様「暖房の効きが悪いな」と温度をあげる前に室外機周辺や室外機もキレイにしてあげましょう。

室外機の環境を整えると、設定温度をあげなくても良いかもしれません。

寝る前やお出かけの15分前には電源をOFFにする

設定温度はあまり関係ありませんが、寝る前やお出かけ前にエアコンの電源をOFFにすると節電になります。

エアコンを切ったからと言って、すぐに部屋が寒くなるわけではありません。
暖房なしでも、15分程度だったら十分快適に過ごせます。

寝る15分前にエアコンの電源をOFFにする節電を1ヶ月続けたら、エアコンの稼働時間を7.5時間も短縮!

節電は積み重ねなので、チリツモ効果を期待して続けてみてください。

冬の節電②冬の節電小ネタ集7つ

冬の節電小ネタ、小技がいくつかあるので紹介します。

冬の節電小ネタ集

家の中にテントを設営する
加湿する
カーテンを締める
家族でリビングに集まる
エアコンの「切」タイマーを設定する
冷蔵庫の設定温度を下げる

 

1つずつ紹介していきます。

家にテントを設営する

みなさん知ってました?テントの中って、あったかいんです!

私の体験ですが、テントの中は人の体温や家電のぬくもりでなかなかの快適空間。
火事に気をつける必要がありますが、テントの中で暖房器具を使うとすぐにあったかくなります。

狭い範囲をあっためるので効率も良いですよね。

家でテントは子どもも喜ぶので家族で楽しく節電ができるアイデアです。

サンコー商品の中では、「家ナカ秘密基地テント」がおすすめです。


快適おひとりさま空間「家ナカ秘密基地テント」

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部屋を加湿すると体感温度が上がる

湿度が低いと体感温度が低く感じ、湿度が高いと体感温度が高く感じるといわれています。
これは、夏の方がイメージしやすいですね。

カラッと晴れた日は、案外過ごしやすい一方、ジメジメした日は蒸し暑く体感温度が高く感じませんか?

冬も同じで、加湿したほうが体感温度が高く感じられます。

冬は加湿で、体感温度を高くして節電していきましょう。

サンコーからは、加湿しながら癒しになる焚き火風の加湿器が発売されています。


揺れる炎をおうちで楽しむ「ミストでTAKIBI」
「加湿器がおしゃれじゃないからインテリアの邪魔をする」という方は、ミストでTAKIBIをチェックしてみてください。
焚き火のようなミストを見ながらゆったりとくつろぐ、極上の加湿タイムを味わいましょう。

ちなみに炎の再現は、LEDの光でミストを照らして、焚き火感を演出しています。

お部屋が乾燥すると、喉カゼにもつながるので冬は加湿器を上手に利用したいですね。

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カーテンを閉めるなど窓周辺の断熱をする

カーテンを閉めるなど、窓周辺の断熱をすると冷気の流入が少なくなり、節電につながります。

冬の窓周辺ってやけにヒヤッとしませんか?
実は家の冷気って、ほとんどが窓から入ってきて、あったかい空気も窓から出ていきます。

カーテンを締めることで外からの冷気をシャットアウトできるというわけですね。
結果として、エアコンなど暖房の設定温度を低くしても十分に部屋があったまるようになります。

また、窓にプチプチを貼るなど窓断熱の工夫をするとより効果的です。

家族でリビングに集まって生活する

家族が1つの部屋に集まって、エアコン1台で生活すれば節電になります。

例えば4人家族の場合、4人がバラバラの部屋でエアコンを使ったとします。
単純な計算ですが、エアコン1台で生活したときの4倍近く電気代がかかりますよね。

冬は外が寒くなり、家で過ごす時間も長くなります。

家族そろってリビングで過ごせば、節電にもなり家族のコミュニケーションも生まれるのでおすすめです。

「家族そろっても、話すことなんかないしな」
という方にはお茶菓子を用意して、ちょっとしたお茶会を開くのがおすすめです。

思春期の頃に私が経験したことですが、お菓子を食べながらだと普段、会話のない親と違和感なく話せたりするんですよね。

お菓子をしまっておくのには、センサー式で手をかざすと開くお菓子ボックス「オカシナ御菓子箱」がおすすめです。


センサー式でパッと花咲く「オカシナ御華子箱」
手をかざすとパッと開いてお菓子が出てくるので、子どもも喜ぶアイデアグッズです。

エアコンの「切」タイマーを設定しておく

エアコンの「切」タイマーを設定しておくと、強制的にエアコンがOFFになるので節電になります。
切り忘れ防止になるので、「切」タイマーは設定しておくことをおすすめします。

この節電方法の良いところは、「エアコン切れたし寝るかー」と規則正しい生活ができる点です。

あったかい部屋でずるずると夜遅くまで過ごしてしまい、ソファで寝てしまった…

こんな経験ありませんか?私はあります。
結果的に、暖房による乾燥と掛け布団のない冷えで体調を崩してしまうんですよね。

エアコンさえOFFになれば、部屋が寒くなる前に寝室に行こうと思えます。
他には、朝の出発時間に合わせるのも良いですね。

アラームがわりにもなる、エアコンの「切」タイマーをぜひ活用してみてください。

冷蔵庫の設定温度を下げる

冷蔵庫の設定温度を下げるのも、節電には効果的です。

東京電力エナジーパートナー株式会社によると、冷蔵庫の設定温度を下げると以下のような節電効果があるそうです。

設定温度を「強」から「中」にした場合(周囲温度22℃)年間で61.72kWhの省エネ、役1,633円の節約

引用元:TEPCO東京電力エナジーパートナー 電気の省エネ術

冷蔵庫の設定温度を下げるのは、冬におすすめの節電アイデアです。

節電とはいえ、夏に温度設定を「中」にしていて、冷蔵庫の中のものがだめになったら大変です。

気温が暑くなってきたら「強」にするのを忘れないようにしましょう。

こたつやホットカーペットを利用する

こたつやホットカーペットは、狭い範囲をあっためるためぬくもりを感じやすい利点があります。

体を直接あっためてくれるため、エアコンの設定温度を低くしても十分あったかくすごせます。

エアコンとこたつやホットカーペットを併用して、快適に冬の節電をしていきましょう。

冬の節電まとめ

今回紹介した、節電方法は以下の通りです。

  • こんたぽや電気毛布を着る
  • あったかい服を着る
  • エアコンのフィルターはこまめに掃除する
  • エアコンの風を下向きにしてサーキュレーターを併用
  • 電源のON/OFFは最小限で
  • 室外機もチェック
  • 家の中にテントを設営する
  • 加湿する
  • カーテンを締める
  • 家族でリビングに集まる
  • エアコンの「切」タイマーを設定する
  • 冷蔵庫の設定温度を下げる
  • こたつやホットカーペットを利用する

節電は、日々の積み重ね。

ちょっとしたことを気をつけて生活すれば、1ヶ月後には今よりもけっこう電気代が下がるはずです。

この記事を参考に、快適に節電をして冬を乗り切りましょう。

 

 

 

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