しっとりホクホクのおいしさ!「電気せいろ蒸し器」で作る秋のあったかおかず2選。素材の旨味を逃さない

食材を温めるとき、時短で便利な電子レンジ
加熱にムラがあったり温めすぎて硬くなったりと、意外と火加減の調整がむずかしいものです。

蒸し器やせいろを使うとよいですが、手間がかかりそうでおっくうに感じていませんか。
そこでおすすめなのが、サンコーの「電気せいろ蒸し器」です。

卓上で蒸し料理が楽しめて、操作もお手入れも簡単。
しかも鍋料理にも使えるため、蒸し器自体使ったことない人にもおすすめですよ。

この記事ではせいろ蒸しのメリットと、「電気せいろ蒸し器」で作る秋のあったかおかずレシピを2選ご紹介します。

どうしておいしい?せいろ蒸しのメリット

電気せいろ蒸し器で野菜類を蒸す様子

加熱調理をする場合、手軽でスピーディーな電子レンジを使うことが多いかもしれません。

電子レンジは便利ですが、食材がパサついたり硬くなったり加熱ムラがあったりと、仕上がりがいまいちだったことはありませんか。

そんなときは、せいろや蒸し器を使うのがおすすめです。
せいろ・蒸し器と電子レンジとの違いを、下記にまとめました。

器具せいろ・蒸し器電子レンジ
加熱方法高温の水蒸気を当てる電磁波を食材の水分子に当てて振動させる
調理時間長い短い
加熱ムラあまりないある
火加減の調整簡単むずかしい
仕上がりしっとり、ジューシーでやわらかい脂が落ちる、固くなる

電子レンジは早く加熱できる一方で、どうしても加熱ムラができたり脂が落ちすぎたりしがちです。

せいろや蒸し器は加熱に時間がかかるものの、素材の旨味を引き出し、余分な脂分をほどよく落としてくれるため、おいしさでは軍配が上がります。

一方せいろも蒸し器も蒸気を利用する調理道具ですが、せいろならではのメリットも。
特に木製の蒸し器であるせいろは、金属製の蒸し器よりも熱の伝わり方がやわらかく、蒸すとき・蒸したあとも水分の調節をしてくれます

そのためせいろを使うと、より食材がしっとりしてふっくら、ほくほくに。
せいろごと食卓に出せて、冷めてもおいしく食べられるのがよいところです。

電気せいろ蒸し器で作る!秋のあったかおかず2選

1. ふっくらした身をさっぱりと。さんまのせいろ蒸し

せいろに入った蒸しさんまと電気せいろ蒸し器

秋の味覚の代表格さんま。
塩焼きにして食べることが多いですが、せいろで蒸すと身がふっくらとしてやわらかく仕上がります。

ジューシーなさんまが、あっさり食べられるのもよいところ。
大根おろしとポン酢しょうゆを添えて、さっぱりといただきましょう。

材料(2人分)

・さんま……1~2尾
・塩……適量
・レモン……1/2個
・根菜やきのこ類など(なくても可)……適量
・大根おろし・ポン酢しょうゆ・七味唐辛子……適量

下準備

せいろにクッキングシートを敷きます。
電気せいろ蒸し器の本体に、水を1L入れます。

作り方

1. 材料を準備する

さんまの頭と内臓を取り、2つにカットする様子

さんまはよく洗って、キッチンペーパーで水気を切ります。
腹側にある穴の1cm手前に切り込みを入れ、頭の付け根を骨まで切り落としたら、頭と尾を持って横に引っ張って内臓を取ります。
せいろに入るよう2~3等分に切り、両面に塩を振ります。

レモンは輪切りにし、根菜類はひと口大に切り、きのこ類は食べやすい大きさにします。

2. せいろに並べる

せいろにさんまと根菜を並べ、レモンをのせる様子

せいろにさんまを上にのせ、まわりに根菜やきのこ類、長ねぎをまわりに並べます。
さんまの上に、レモンをのせます。

3. せいろで蒸す

せいろで蒸しあげたさんまや根菜類

電気せいろ蒸し器の本体に2のせいろをセットし、ダイヤルを20分に回して蒸し上げます。

蒸しあがったら皿に取り、ポン酢しょうゆや七味、大根おろしを添えてできあがりです。

上手に作るポイント

レシピではさんまの内臓を取りますが、はらわたの苦味が好きな方は取らなくてもOKです。

レモンがない場合は、日本酒を適量回しかけて蒸してもよいでしょう。

2.旨味がたっぷり!きのこの茶碗蒸し

きのこの茶碗蒸し2個と電気せいろ蒸し器

食物繊維をたっぷり含む、きのこ類。
秋の茶碗蒸しには、きのこをたっぷり入れて作りましょう。

白だしを使えば、味付けは簡単です。
おいしさのポイントは、きのこを複数使うこと。
旨味がかけあわされて、少ない材料でもおいしく仕上がりますよ。

材料(2個分)

・しいたけ……20g
・しめじ……25g
・卵……1個
・白だし……大さじ1杯
・水……150ml
・かまぼこ……適量
・ゆずの皮……適量
・小口ねぎ……適量

下準備

電気せいろ蒸し器の本体に、水を1Lほど入れます。

作り方

1. 具材を切り卵液を作る

小さく切ったきのこ類と、ボウルに入った卵液

しいたけは軸を切り落として薄切りに、しめじは石づきを取って手でほぐします。

ボウルに卵を入れてほぐし、白だしと水を加えて混ぜ合わせ、ざるで濾します。

2. 電気せいろ蒸し器で蒸し上げる

耐熱容器に入った茶碗蒸しを並べたせいろ

耐熱容器2個に、具材と卵液を半量ずつ入れます。

1個ずつふたをかぶせて(なければアルミホイルでもOK)、せいろにのせて12分ほど蒸し上げます。
全体が固まったらOK。

蒸し器から取り出し、小口ねぎや柚子の皮をのせたらできあがりです。

上手に作るポイント

きのこは合わせて50g程度使いましょう。
複数の種類を使うと、味わい深くなっておすすめです。
ただまいたけは、たんぱく質を分解してしまい卵が固まらなくなるのでNG。

蒸す時間は器によっても変わるので、様子を見て調整してください。

白だしは10倍濃縮タイプを使用しています。
種類によって風味や濃さが変わるので、パッケージに記載されている分量を目安にして使用しましょう。

鍋としても使えて便利!「電気せいろ蒸し器」の特徴3つ

1. 蒸し料理、点心、温めなおしや卓上鍋としても使える

電気せいろ蒸し器」は、卓上で手軽に蒸し料理が楽しめる調理器具。
せいろに食材をのせてタイマーを回すだけで、しゅうまいや肉まんなどの点心、肉や魚、野菜類の蒸し料理などがほったらかしで完成します。

冷凍や冷めたごはん、冷たいおかずなどの温めなおしにも使うと、パサつかずふっくら、ジューシーな仕上がりに。
せいろを外せば、本体(鍋)に直接具材を入れて卓上鍋としても使うこともできますよ。

2. 操作は簡単!タイマーを回すだけ

電気せいろ蒸し器」の操作は簡単です。
本体に水を入れ、電源プラグをコンセントにさし込んでタイマーを回すと、加熱が始まります。

操作ボタンはなく、火加減の調節はいらないシンプルな仕組み。
せいろのままテーブルに出せるので、おしゃれで見映えがするのもよいですね。

なお目安となる加熱時間は、以下の通りです。

温野菜卵料理肉料理海鮮料理穀類
加熱目安時間10~15分8~12分10~30分15~20分20~30分

3. 2人分にちょうどよいサイズ

電気せいろ蒸し器で蒸す様子

本体とせいろを合わせたサイズは、幅245mm×奥行210mm×高さ230mm。
せいろや本体(鍋)は2人分にちょうどよいサイズです。

重さは約760gで、せいろと本体がぴったりと合い、安定感があります。

電気せいろ蒸し器」のお手入れは、本体に入ったお湯が冷めてからおこないましょう。

本体は丸洗いがNG。
お湯を捨て、本体側面は台所用洗剤を薄めたお湯に布をひたして固く絞って汚れを拭きとり、さらに乾拭きします。

せいろや水受けは台所用洗剤を含めたスポンジで洗ってから乾拭きし、よく乾燥させてください。

素材のみでもOK!電気せいろ蒸し器で秋おかずを作ろう

茶碗蒸し2個と、せいろに入ったさんまのせいろ蒸し、電気せいろ蒸し器

サンコーの「電気せいろ蒸し器」は、卓上で使える便利な調理器具。
蒸し料理が手軽に楽しめるだけでなく、卓上鍋としても活躍します。

今回は魚と卵を使う秋の蒸し料理をご紹介しましたが、根菜などの野菜類を蒸してもOK。
もうひと品欲しいとき、楽に完成しますよ。

蒸したての料理が食べられて見映えがするので、普段づかいからおもてなしまで大活躍。
ぜひ電気せいろ蒸し器で、いろいろな料理を作ってみてくださいね。

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