大人も子どもも大好きなアイスクリーム。
もしお家で手軽に作れたら、好きな味にカスタマイズしたり、甘さを控えめにしたりと、アレンジが無限大になって楽しいですよね。
今回は
- できる限り簡単に
- できる限り安く
- でも美味しく
これらをコンセプトに、手抜きをしたら味がどう変化するのかを実際に検証していきます。
結論は「凍らせながら混ぜる」という部分が一番重要で、決定的に味に差が出ました。
だから世の中にアイスクリームメーカーというものがあるんだ!と納得。
美味しい市販のアイスが100円程度で買えるんだから、わざわざ作らなくてもいいじゃんって思っていたんですけど、実際に作ったらめちゃくちゃ楽しくてハマりました。
おうちで手軽にサーティワンやコールドストーンのようなお店のアイスが食べたい!という方はぜひぜひ最後まで読んでください!
\お店のアイスが自宅で作れる/
バニラアイスクリームの作り方
まずは一般的なアイスクリームの作り方を見てみましょう。
- 卵黄:1個分
- 砂糖:10g
- 生クリーム:100mL
- 牛乳:30mL
- バニラエッセンス:少々
これで市販のアイス「mow」1個分と同じくらいの量です。
作り方
- バニラエッセンス以外の材料を泡立て器などでよく混ぜ回せます。
- バニラエッセンスを加え、ヘラ等で優しく混ぜます。あとから入れるのは、香りが飛ばないようにするためです。
- 冷凍庫に入れ、1時間おきにスプーンなどで混ぜながら冷やし固めたら完成!
加熱しながら作る場合は、以下のメリットがあります。
- 衛生的:卵黄は生で食べると食材の品質により食中毒のリスクがありますが、加熱することでこのリスクを減らせます。
- なめらかさ:卵黄と砂糖を混ぜたものを加熱すると、とろみがつき、クリーミーな食感を持つようになります。
今回は「なるべく簡単に作る」をコンセプトなので、火にかけずに作る方法をベースに検証していきます。
\今回使ったハンドブレンダーはこちら/
【検証】安くて簡単にバニラアイスクリームを作りたい
少しでも楽に安く作るべく、手抜きをしたら味にどう影響がでるのか検証してみました!
- 検証①:生クリームなし
- 検証②:バニラエッセンスなし
- 検証③:冷やす途中で混ぜない
生クリームなしで作ってみた
先ほど紹介した材料のうち、生クリームをすべて牛乳に置き換えて作ってみました!
- 卵黄:1個分
- 砂糖:10g
- 牛乳:130mL
- バニラエッセンス:少々
結論!びっくりするくらい薄い味のミルクシャーベットができあがりました。
油分が少ないので氷の結晶がたくさんできてしまうのか、ミルク味のかき氷のような味でした。
同じ量の砂糖も入っているはずなのに、全然あまさを感じなくて、正直あまりおすすめしません。
ざっくり計算すると、材料費が140円→55円になります。安さだけはすごいけど、リピートはしないですね。
バニラエッセンスなしで作ってみた
バニラエッセンスって、なかなかお家にないですよね。
買うと220円くらいするし、使い切れる自信もないし、どうせ数滴だったら入れなくても変わらないんじゃないか?と思っている人も多いのではないでしょうか。
私もそう思ったので、検証してみました!
結論、ちょっとだけ違う!
この数滴の香料でも、味に違いは出るんだなと実感。確かに、鼻が詰まってると食事の味がしないくらいなんだから、香りって大事ですよね。
とはいえ、そんなに気にしない人であればなくてもいいかも!笑
バニラエッセンスを入れなかったらバニラアイスじゃないじゃんって感じですが、気にしない気にしない。
冷やす途中で混ぜずに作ってみた
アイスクリームを自宅で作るにあたって、冷やしながら途中で何度も混ぜる工程が一番面倒ですよね。
そのまま冷やしても美味しいのなら、それに越したことはないということで、下記の条件で検証します!
- そのまま冷やし固める
- 1時間おきに3回混ぜる
- アイスクリームメーカーで作る
これらを食べ比べてみます!
ミルク味のかき氷。繊維のように氷の結晶があり、口の中で味が薄まってしまう感覚。
材料が同じとは思えないくらい、味の感じ方に違いが出ました。
食感だけではなく、甘みや乳味も強くなるのが不思議!濃厚で本当にmowみたいになる。
アイスクリームは冷凍庫で凍らせると氷晶が大きくなり、シャリシャリした食感になります。
かき混ぜることで氷晶を小さくし、なめらかな食感に仕上がるのです。
かき混ぜなくても美味しく作れるように、アイスクリーム液を作る際にメレンゲを作ってから合わせたり、生クリームを立ててから合わせたりする方法もあります。
空気を抱き込むことで氷の結晶を作ることを防げますが、それでも定期的に混ぜないとなめらかさには欠けてしまうそうです。
超簡単!アイスクリームボトルで作ってみた
今回の検証で、アイスクリーム作りにはいかに氷の結晶を作らずに凍らせるかが大事ということがわかりました!
そこで、「-20℃の中でかき混ぜ続ける」という人間にはできないことを可能にしてくれるアイスクリームボトルのご紹介をしていきます。
簡単なので子どもと一緒に作れる
ブレンダー機能がついているので、これ1台で20分もあれば美味しいアイスクリームが食べられます。
材料を入れて〜
ボタンひとつで混ぜて〜
冷やしたボトルに入れ替えて、またまたボタンひとつでONにして15分待つだけ!トッピングをつまみ食いしながら、大興奮の息子。
冷やしながら混ぜ続けてくれるので、アイスクリームがとってもなめらかに仕上がります。
商品の詳しいスペックやレビューが知りたい方はこちらの記事を読んでください!
シンプルな材料で、簡単に作れるアイスクリーム。しかし実際手作りすると固くなったりシャリシャリしたりと、なめらかな口当たりにならなかったことはありませんか。そんな時、サンコーの「おうちアイスクリームボトル」があれば、本格アイス[…]
アレンジが無限大
好きな味や材料をカスタマイズできるのが、手作りのいいところですよね!
ブラックサンダーを砕いて入れて、マックフルーリーのようなアイスも作れちゃいます。
市販のアイスにはあまりない甘さ控えめのバニラアイスに、私も夫もハマりました。
お店ではなかなか食べられないアレルゲンフリーのアイスも作れちゃいます。
アイスクリームのアレンジをもっと見たい方は、こちらの記事もおすすめ!
アイスクリームボトルのQandA
充電が必要ですが、使う時はコードレスで使用可能。付属のType-Cコードで充電します。
中央はソフトクリームみたいな感じ、ボトルに面している部分はかなりカチカチのアイスになっていました。
もう少し固めのアイスが好みの場合は、付属のシリコンキャップをつけて追加で15分ほど冷やすとちょうど良くなります。
ただし、完成したアイスが溶けた後に再冷凍すると、カチカチになりました。結晶がたくさんできて、味が薄くなってしまうので、溶けたアイスの再冷凍はやめた方がいいです。
また、電源がついている本体部分は水洗いができません。ただ、直接食べ物に触れる部分なのでどうしても水洗いしたかったので、写真のようにマスキングテープで保護しつつ、濡れないように気を遣いながら洗ったら、大丈夫でした。
※取り扱い説明書には、流水NGで布巾で拭きましょうと書かれています。
\お店のアイスが自宅で作れる/
美味しいアイスクリームの作り方のポイントは混ぜながら冷やすこと
今回の記事では
- 検証①:生クリームなし
- 検証②:バニラエッセンスなし
- 検証③:冷やす途中で混ぜない
これらの検証についてご紹介しました。
アイスクリーム作りにとって、いかに結晶を細かくし、なめらかに凍らせるかということが味に一番関わるということを肌で実感。
-20℃の中でかき混ぜ続けるという人間にはできないことを可能にするアイスクリームボトル、気になったらぜひ見てみてください!
- アイスが大好き
- よくホームパーティをする
- なめらかなアイスが食べたい
- いろいろな味のアイスが食べたい
- アイスの甘さを自分で調節したい
- おうちでもお店のアイスを食べたい
2つ以上当てはまったらぜひチェックしてね!
そのまま冷やしたら結晶ができて味が薄くなり、アイスクリームメーカーで作ればなめらかで濃厚に作れるという仕組みが、お子さんの自由研究にピッタリですよ。
\子どもの自由研究におすすめ/